もうずいぶん前から、なにかで顔を合わせるたびに
「12月12日にパーティーやるからね。
俺の古希の祝いだから、ちゃんと空けといてよ」
と、森日出夫さんに言われていた。
森さんは横浜を代表するカメラマンである。
長い付き合いだし、ずいぶんお世話にもなっている。
パーティーというものが苦手でほとんど行かない私だが
彼が毎年、自分のスタジオで12月に開催する
バースデイ・パーティーだけは行くようにしている。
とても気楽な集まりだし、一年に一度、ここでしか
顔を合わせない人もいるから。
だけど今年はいつもと違うからね、
「クリフサイド」を借り切るから、と言われてはいたのだが‥‥。
クリフサイド
http://hinoyojin.com/akaikutsu/club/cliffside/index.htm
いざ、案内状が届いて、大いにあわてた。
ドレスコードなんか記されている。
「大人のおしゃれな正装」だって!
私は足に難ありで、冬はカバみたいなブーツ、
それ以外の季節はスニーカーしか履けない。
だからドレッシーな服は着られないし
正装と言えるものは喪服だけ。
本人に「なんなのよ、あれは!」と文句を言っても
「だって、実行委員会が決めたんだもん」とニコニコするだけ。
もうこりゃ、ドレスコードのせいで
「病欠」するしかないよね、
と思っていた。
しかし結局、とある事情で出席することになった。
たった一回しか着たことがない着物を引っ張り出し
「定休日なんですけど」という美容院を拝み倒し
気付けをしてもらう。
民族衣装なのに、自分で着られないなんておかしいよね。
いつからこうなったのだ。
花ごろもぬぐやまつはる紐いろいろ
という杉田久女の名句があるが、ほんとに紐類が多い。
もうね、たいへんだったと思いますよ、
「あれえ、ご無体な~!」のお代官様も、
この紐を全部、解くのは。

そんなふうにして出かけたパーティーは
じつに華やかで和やかなものだった。
森さんの人徳だろう。横浜の名士がいっぱい。
いや、横浜以外も。
なにしろ、私の両隣は、加藤登紀子さんと
鳥越俊太郎さんだもの。

鳥越さんとは昔、テレ朝「スーパーモーニング」で
コメンテーターをご一緒させていただいた。
だからこの日は、横浜の人をそんなにご存じない
鳥越さんのアテンド。
鳥越さんと一緒に写真を撮りたいという方を、
そのつど、「この方はこういう方で」と紹介していたのだが、
ただ一人、鳥越さんのほうから「紹介してよ、僕、ファンだから」
と催促されたのが、余貴美子さん。
とっても気さくで素敵な方だ。
一瞬にして「女優顔」になってくださった。

森さんと加藤登紀子さん。お二人はダンスも!

横浜の「本牧時代」を語る上で欠かせない
関内「サリーズバー」のご夫妻、森さんと。

キャロル山崎さん

五大路子さん、大和田伸也さんご夫妻、北原照久さん

北原さんはベンチャーズと加山雄三を演奏。

エディ藩さんと中村裕介さん

世界的に有名な刺青師、三代目彫よしさん。

この日の素晴らしいMCは元町・近沢レースの社長。

森さんはこれから、この雑誌を毎号、発行するそうです。

同い年が元気なのは嬉しいなあ。
「12月12日にパーティーやるからね。
俺の古希の祝いだから、ちゃんと空けといてよ」
と、森日出夫さんに言われていた。
森さんは横浜を代表するカメラマンである。
長い付き合いだし、ずいぶんお世話にもなっている。
パーティーというものが苦手でほとんど行かない私だが
彼が毎年、自分のスタジオで12月に開催する
バースデイ・パーティーだけは行くようにしている。
とても気楽な集まりだし、一年に一度、ここでしか
顔を合わせない人もいるから。
だけど今年はいつもと違うからね、
「クリフサイド」を借り切るから、と言われてはいたのだが‥‥。
クリフサイド
http://hinoyojin.com/akaikutsu/club/cliffside/index.htm
いざ、案内状が届いて、大いにあわてた。
ドレスコードなんか記されている。
「大人のおしゃれな正装」だって!
私は足に難ありで、冬はカバみたいなブーツ、
それ以外の季節はスニーカーしか履けない。
だからドレッシーな服は着られないし
正装と言えるものは喪服だけ。
本人に「なんなのよ、あれは!」と文句を言っても
「だって、実行委員会が決めたんだもん」とニコニコするだけ。
もうこりゃ、ドレスコードのせいで
「病欠」するしかないよね、
と思っていた。
しかし結局、とある事情で出席することになった。
たった一回しか着たことがない着物を引っ張り出し
「定休日なんですけど」という美容院を拝み倒し
気付けをしてもらう。
民族衣装なのに、自分で着られないなんておかしいよね。
いつからこうなったのだ。
花ごろもぬぐやまつはる紐いろいろ
という杉田久女の名句があるが、ほんとに紐類が多い。
もうね、たいへんだったと思いますよ、
「あれえ、ご無体な~!」のお代官様も、
この紐を全部、解くのは。

そんなふうにして出かけたパーティーは
じつに華やかで和やかなものだった。
森さんの人徳だろう。横浜の名士がいっぱい。
いや、横浜以外も。
なにしろ、私の両隣は、加藤登紀子さんと
鳥越俊太郎さんだもの。

鳥越さんとは昔、テレ朝「スーパーモーニング」で
コメンテーターをご一緒させていただいた。
だからこの日は、横浜の人をそんなにご存じない
鳥越さんのアテンド。
鳥越さんと一緒に写真を撮りたいという方を、
そのつど、「この方はこういう方で」と紹介していたのだが、
ただ一人、鳥越さんのほうから「紹介してよ、僕、ファンだから」
と催促されたのが、余貴美子さん。
とっても気さくで素敵な方だ。
一瞬にして「女優顔」になってくださった。

森さんと加藤登紀子さん。お二人はダンスも!

横浜の「本牧時代」を語る上で欠かせない
関内「サリーズバー」のご夫妻、森さんと。

キャロル山崎さん

五大路子さん、大和田伸也さんご夫妻、北原照久さん

北原さんはベンチャーズと加山雄三を演奏。

エディ藩さんと中村裕介さん

世界的に有名な刺青師、三代目彫よしさん。

この日の素晴らしいMCは元町・近沢レースの社長。

森さんはこれから、この雑誌を毎号、発行するそうです。

同い年が元気なのは嬉しいなあ。