冬桃ブログ

季刊誌横濱春号 鉄道と歩んだ横浜を振り返る

 1872年(明治5)、横浜ー新橋間を汽車が初めて走りました。
 初めての「汽笛」を耳にしてから今年で150年。
 横浜は鉄道とともに、どのような歩みを続けてきたのでしょう。
 そのめざましい歴史を存分にお楽しみください。
 珍しい写真もたくさんあります!
 


 目次です。


 でも画像が小さくて字が読みづらいかもしれませんね。
 鉄道ファンでなくても読みたくなる項目ばかり。
 上段にある鉄道関連だけでもと、目次を書き出してみました。

〇横浜駅鉄道開業式典写真は何を語るのか?!
〇横浜ー新橋間、鉄道開業日ドキュメント
〇地図と年表で見る横浜の鉄道150年
〇鉄道開業時にあった中間駅 神奈川駅とは?!
〇激震、鉄道を襲う! ー関東大震災と東海道本線ー
〇写真家が見た鉄路のある風景1 写真・広田尚敬
 赤いリンゴと特急列車ー鉄道写真家が憧れた東海道本線の輝き!
〇「旧横ギャラリー」で鉄道開業期の息吹を実感したい!
〇ブルートレインの時代
 ー横浜駅を通った長距離列車ー
〇横浜の鉄道遺構は何を語るのか
〇写真家が見た鉄路のある風景2 写真・森日出夫
  松田優作が歩いたヨコハマ
〇「鶴見臨港鉄道」の夢をたどる
〇旅客輸送だけじゃない!
  横浜の貨物専用路線ー神奈川臨海鉄道「本牧線」ー
〇まだ、100年にもなりません!
  金沢区内の鉄道事情

 私の連載「横浜の底力」は目次の下段一行目にあります。
 タイトルは「ミニシアターは地域文化の創造拠点」
 ミニシアターとはその館の個性を出した映画を上映する
こじんまりした映画館のこと。
 横浜には「日本一小さな映画館」もあるのですよ!
 しかもフィルムにこだわった本格派!
 そうしたミニシアターの果たす役目は映画上映だけではありません。
 どんな役目を担っているのか、ぜひご一読ください。

 で、残念なお知らせになるのですが、「季刊誌横濱」は
これを持って休刊になります。
 2003年から19年間、横浜の文化、歴史、市民の活動などを
紹介してまいりました。
 私も19年間、書かせていただいたのです。
 おかげで横浜のいろんな場所へ行き、いろんな方と会いました。
 いまはひたすら、復刊を祈るばかりです。


 

コメント一覧

yokohamaneko
酔華さん

 新市長にも読んでいただきたいですね。
 一気に横浜通になれます。
 横浜の市電は昨年が100周年。
 今年は廃止50周年。
 世の中は絶えず移り変わっていきます。
 どんなものでもいつか終わる、というのも
世の定めかもしれませんね。
 そういえば「謎」をテーマにした号も欲しかったなあ。
yokohamaneko
サイコさん

 私も取材に応じてくださった方々から、たくさんの
「横浜」を教えていただきました。
 ありがたい19年間でした。
酔華
休刊は残念ですね。
神奈川新聞が赤字だと言っているようですが、
市長が変わったのは関係ないのでしょうかねぇ。
今年は市電廃止から50年です。
これも取り上げてほしかったなぁ…
いつも思うのですが、もう少しやわらかい記事が欲しいですね。
根岸線は磯子から大船方面に行くと、
1番線2番線が入れ替わっちゃう謎とか。
サイコ…chicken
Yokohamaneko様。19年間ありがとうございます👏。夢とimaginationを沢山くれた『季刊誌横浜』は、やっぱり、ねこ先生の底力がないと味気ないです。駄目ですよ。しかし何というか…10代の頃にあった想い出のお店がふっ…と消えてしまった時と…同じ寂しさです。
yokohamaneko
ちゃめごんさん

 ミニシアターはその館の個性を出した映画の上映
だけではなく、製作者と観客の交流、地元の人々との
コラボ、ひいては全国のミニシアターとの交流など
さまざまな文化を創出しています。
 これはまさしく、地域の底力ですよね!
yokohamaneko
チビさん

 ご愛読ありがとうございました。
 私も、書くだけではなく、他の方の頁を
わくわくしながら毎号、読んでいました。
 記録や記憶は、横浜の過去、現在、未来の
財産だと思っています。
 こうした横浜の広報誌は、たとえ自分が
関われなくても、存在して欲しいものです。
ちゃめごん
横浜の底力拝読しました。
時々J &Bに映画を観に行きますが
そこでポスターやチラシを見ると
つい、あれもコレも観たい!と
なって困るのです(笑)
自分よりずっと若い映画監督が
なぜこの映画を撮りたかったのか
舞台挨拶で語るのを聴いて感動
したり、帰りに映画の半券を見
せると割引になるお店で珈琲を
飲んだり、その日はもう特別の
日になりますね。
「日本一小さな映画館」初めて
知りました。足を運んでみたいと
思います。
それにしても休刊…本当に残念です。
チビ
山崎先生、横濱の連載いつも拝読しています。
お、驚きました…。横濱が休刊してしまうのですか…。
横濱で読んだ横浜が横浜になって行く頃の話や、市電の話、とてもワクワクして読んできました。
どうしたら復刊できるでしょう…。私の買う一冊くらいでは足しになりませんよね…。
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