ワフィネ・デ・日誌in花岡

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暮らしの維持

2017-01-30 09:41:37 | 日記
 今住んでいる家は築45年近くなる。嫁として居候に近い責任のない時が過ぎて、義父母と夫が亡くなるとあちこち不具合が出てきた。まず義父母の部屋の天井にシミを見つけて、雨漏りだと気がついて屋根を張り替えました。家の周りも、隣家に向いた塀の石が崩れだし、漬け物石ぐらいの石をはめ込んだ塀で、直せる業者も限られていたが、とにかく直してもらった。水洗トイレが水浸しになってトイレを移動した。北側の部屋の畳が腐って板張りに替えた。そのうち二階と台所の屋根を張り替えなければならなくなった。道路側の石塀が傾き始め、一部コンクリートにして補強工事をした。居間と台所のレイアウトを変える大工事をした。と、2012年より毎年大きな出費をしてきましたが、あとはないだろうと思っていたら、今年に入ってボイラーが水漏れして交換しました。追い打ちをかけるように冷蔵庫がうなり声を上げるようになり、冷蔵庫よお前もかと、家を維持していくことの大変さを心と財布で思っています。
 その他に庭木の剪定、冬囲いを毎年やってもらい、足と同じ車もそろそろ買い換えなければならない。食生活だけは縄文人生活だけど、電気と灯油、ガソリンを使う便利な生活は維持費が大変です。でもそれに匹敵するのは、この国の税金と社会保険料、事故や病気のためにかけている各種保険料と、対価を払わないでは生きていくことのできない社会の仕組みです。みんな棄てればホームレスだから、税金払って立派な社会人をしようと頑張っています。私もみんなも偉いなあ・・・。

キャベツ

2017-01-16 09:49:29 | 日記
 寒い日が続いていますが冬は魚や野菜が美味しい季節です。昨年末から生たらこがスーパーに並ぶようになりました。生たらこは大きいので、切り分けられて200円前後でパック詰めされています。木越家にきて初めて食べたのですが、キャベツを炒めて生たらこを絡めて醤油で味付けするととても美味しいのです。生たらこは冬だけしか出回らないので、時々無性に食べたくなったときの為に買いだめして冷凍しておいたりもしています。
 一昨日晩ご飯の一品で作ったら、まったく美味しくないのです。原因はキャベツ。スーパーで半分にカットしたキャベツを使ったのです。これまでは自分で作ったキャベツを使っていました。でも昨年キャベツと白菜は「虫もつくしうまくいかない」と思って、買って食べることにしたのです。
 かつて義母が作るキャベツは大きくて中にナメクジが入っていましたが、雪の中から掘り出したキャベツは太い茎の部分が驚くほど甘くて冬のキャベツほど美味しい物はないと思っていましたがやっぱり自分で作らないと駄目のようです。
 かつては雪が降る前に大根を土の中に埋めて、キャベツは根っこがついたまま抜いて、まとめて土に埋けておきます。目印の長い棒をたてて、雪に埋もれてから掘り出して食べます。掘り出すのも寒くて手間なので次第にそういった保存をしている人もいなくなりました。雪が保温の機能を持っていることで「雪中貯蔵」というお酒も出ていますが、野菜の雪中貯蔵はすたれてしまいました。