ワフィネ・デ・日誌in花岡

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冷夏の6.30

2015-07-06 15:28:32 | 日記
 お天気が不順な年で、6.30に各地から来館した人たちは、半袖姿が多く、
寒さに震える結果になりました。特に、6月28日のフィールドワークでは、
羽織るモノがないと耐えられない寒さで、私が中国の方たちにあげようと持ってきた
ジャンパーや長袖シャツ類が日本人参加者の奪い合いとなり、炎天下での6.30の
証言とはうらはらに、今年は冷夏の6.30になりました。
 戦後70年と花岡事件70年という節目に、生存者・遺族が国家賠償裁判を提訴
したこと、記念館のパネル本を中国語・日本語で実行委員会が発行したこと等で耳目を集め、マスコミも沢山来ました。特にNHKニュースで何度も放映されたことから、パネル本を買う人が記念館に訪れたりと、大変忙しい4日間でした。
 行政と民間の組織による慰霊行動というのが全国でも珍しいという表現がニュースでありました。大館市では今年の地方選で市長が交替したことから、新しい市長の対応を見守ることになりましたが、変わらず慰霊式の継続が期待できる対応で安堵しています。
変わらずこれまでどおりの6.30慰霊行動を続けていくことの、当たり前でようでむずかしいことを、自分が年取っていくことと合わせて感じています。