ワフィネ・デ・日誌in花岡

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11月は忙しい

2016-11-28 13:24:02 | 日記
 11月がこんなに忙しいなんて思いませんでした。
 今年は野菜の育ち方がいつもと違って、特に大根が大きくならなかったのでなかなか畑から収穫できなくて、そのうち霜が降りて雪が降ってきたので、限界だと思って大根を干しました。40本ほど干して、22日に樽二つに漬け込みました。お正月前には食べられるようになるかと思います。
 林檎はもう鹿角の林檎やさんに毎年頼んで、自分で箱詰めすることはありません。まだ早いと思っていたハタハタが出てたので箱で買い込みましたが、頭を取って3日ほど流し水にしました。それから一日酢に漬けて、それを塩漬けにしてまた3日おきます。それからご飯と麹で本漬けになります。
 畑が隣の木越さんの柿を毎年もらって干し柿にしていますが、今年も沢山もらったので皮をむいて吊すのが大変でした。そして、方領大根が全く育たなかったので近所から分けてもらって、大根葉を干しました。
 今年はプルーンを10㎏ほど買ったら美味しくなくて、ジャムにしたら美味しくて朝のフレンチトーストに蜂蜜と一緒に添えて食べています。
 畑にはまだ細い大根が残っています。里芋は寒さに弱いので全部茹でて冷凍しました。種芋は籾殻に詰めて保存しました。春までの大根は発泡スチロールの箱に詰めて黒いビニールで覆っておきました。ジャガイモも収穫した量で春まで足りそうです。ネギは土付きネギを注文しておきました。500円ほどの束を買うと春まで持ちます。主食の米は来年の2月までの玄米を精米しておきました。冬を越すための非常食を準備することが体に染みこんでいて、常に常備食料を作ることに頭と体が働いてしまうことを貧乏性というのでしょう。
 最後にサンルームの観葉植物が凍って死なないように室内に移しました。そして薪ストーブを焚いてみましたが、最初の点火に小豆の殻を使うとよく火がつきます。石油ストーブの火は長くあたっていると疲れますが、薪ストーブの火は柔らかくて心地よいのです。薪の臭いがして、煙突から煙が立ち上るのを見てホッとしました。

お葬式

2016-11-25 14:49:10 | 日記
 5月に生前葬ならぬ励ます会を催した従兄が他界しました。急な連絡で行けそうもないと思ったのですが、お葬式には必ず行くからという生前の約束を実行しなければと思って大和市まで行ってきました。
 15日に亡くなって20日のお葬式だったので、とっくに火葬していると思っていったのですが、まだ安置されていて、お葬式の手順というか段取りが秋田の田舎とはまるで違って、驚くよりも心づもりが違っていることにとても疲れました。
 私の所では亡くなると2,3日ですぐ火葬してしまいます。ほとんど親族で斎場までをすませます。それからお葬式で、セレモニーホールで行いますが、家の座敷にも祭壇を49日まで飾っておきます。ところが、従兄は斎場と葬儀場がセットになっている市の建物で同じ日に行ったので驚きました。お葬式では食事をせずに、斎場で待っている間に簡単な食事をとるのにも驚きました。
 田舎では毎晩宴会で、お葬式の際には結婚式と同じ豪華料理で行います。あげられた花輪の花は花束にして帰りに持たせるので、料理と引き出物と花で歩いて帰ることができないほどです。
 お坊さんの念仏も同じ曹洞宗だと言うことでしたが、大部違って、所変わればこんなにお葬式も違う物かと何度も繰り返しますが、驚くと同時に疲れました。
 自分の常識が崩れると疲れると言うことがわかりました。でも、お葬式に行って良かったと思っています。血が繋がっていると言うことは、こんなときに体で認識する物なのですね。

たんぽ会

2016-11-11 15:22:03 | 日記
 11月に入ると大館はどこもかしこも「たんぽ会」です。会館へはグループや市役所各課でたんぽ会を開催し、ユニオンでもたんぽ会を開催しました。
 今はどうなのかわかりませんが、私が小・中学校の頃には「なべっこ遠足」という学校行事がありました。私の子供たちの時代にもありました。各クラスで五~六人のグループをつくり、きりたんぽの材料を分担するのです。鶏肉や鍋の人、包丁だけの人もいました。そしてみんなで川原へ行って、川の水をくんできりたんぽを作って食べるのが学校行事でした。そのうち自然の家とか水道が通っている山の公園で開催し、学校だけではなく地域の子ども会行事としても開催していました。
 息子が小学生の時、鶏肉にたんぽに鍋・包丁が割り当てられてきて、他の人は何を持ってくるんだと言ったことがありますが、こういった野外で煮炊きする学校行事はもう無いのかもしれません。最後に鍋を洗った際に蓋を流してしまい、男の子が水に飛び込んで回収してきてくれた写真が卒業アルバムに掲載されていたのを記憶しています。
 ところで、最近TVドラマを見ていたら、きりたんぽを食べるシーンがあって、男優の一人が鍋に箸を突っ込んでいました。これはないよなと次の日職場で話したら、「それは許せないな」と同意を得ました。きりたんぽは器によそって食べるもので、鍋に直接箸を入れることはしません。すき焼き鍋とは違います。多分、テーブルの真ん中に鍋を置いているので勘違いしたのかもしれません。きりたんぽは鍋を囲んで食べるものではないのです。
 ちなみに、きりたんぽを食べる際の付け合わせは、マグロか帆立の刺身、長芋にとんぶり、いぶりがっこと言うのが古典的定番かと思います。。

分館祭

2016-11-07 13:39:26 | 日記
 昨日は岩瀬地区の分館祭でした。昨年に引き続き今年も出店に参加して、里芋と小豆を販売しました。外に置かれたテーブル二台には、既に林檎、ラ・フランス、スチューベン、大福が並んでいて、キノコの缶詰や蕗やミズの漬けた物も出ていました。冬を越すための長ネギも束で売られていて、どれも飛ぶように売れていました。私の里芋や小豆はすぐに食べられるものでないので、五個も売れたらめでたしめでたしと思っていたのですが、思いがけず捌けたので、いったん家に帰ってまた商品を持ってきました。
 その間外では薪ストーブで焼き芋を作って食べさせたり、餅をついて、きな粉と汁粉をまぶして振る舞ったりで、会館の中ではきりたんぽやケーキとコーヒーの出る喫茶店も営業しているのですが、餅と焼き芋でお腹がいっぱいになってしまいました。
 地域の行事は常会の役員が実行委員会を作ってとり組んでいるのですが、少子化で地域に子供がいなくなっているのに、、団塊の世代前後の親の方が多くいて、地域活動に一生懸命というのが目立ちます。子供中心というよりは子供時代を懐かしんだ大人が楽しみながら懐かしがりながらとり組んでいるようにもみえます。なので、行事終了後はお酒を飲んで懇談というスタイルで、そうなるとやっぱり男中心なのですね。
 それにしても、自分の作った野菜がお金になると何とも言えずうれしいというか、違うお金に思えて、野菜を売ったお金は別の財布にストックして、野菜の種を買うときに使おうと引き出しにしまっていますが、なかなかもったいなくて使うことができないでいます。
 

法事②

2016-11-04 15:37:15 | 日記
 法事をかくという言い方を向かいの席のH嬢にきいたら知らないというので、家で両親に聞いてみてと言ったのですが、今日やっと結果報告で、両親とも「法事をかく」と言うよと答えたそうです。会館の管理人のお母さんにも聞いたら「法事をかく」と言うそうです。
 H嬢のお母さんによると、法事の際に卒塔婆に戒名と何回忌と書いてもらうので「法事をかく」と言うのだと、お祖母ちゃんから聞いたそうです。
 さて、私の家の法事は義父の姉妹である叔母さん二人に来てもらい、息子と義弟と従兄の六人で山田という村にある洞雲寺というお寺へ行って法事を書いてもらいました。卒塔婆を持って帰って、墓参りをして家でお齋(とき)をしましたが、仏壇のある座敷には五人の故人の写真が鴨居に飾ってあり、横溝正史の小説のような座敷ですが、親族なので思い出を語って、心では自分の行く末を考えたりして過ごしました。
 「法事をかく」と言うのは他の地域でも言うのでしょうか。でも私より若い人は殆ど聞いたことがないという反応でした。