大学3年生くらいのときに、変な噂が薬学部内に広まった。
『○○(私)はヤリマンだ』
※ヤリマンの意味はここで書くと倫理的にダメそうなので、知らない方はGoogleで調べてみてください
こんな嘘、誰が信じるのか。
仲の良い友達は誰も信じなかった。
だが、話したこともないような子からは『あの子ってそうゆう子なんだ〜』と思われていたらしい。
犯人はわかっている。
イケイケグループに属しているチビの男だ。
こいつが面白半分で嘘の噂を流したのだ。
なぜこいつだとわかったのか…
昔は今ほどTwitterやブログなどセキュリティがしっかりしていなく、Googleで『本名 Twitter』と検索すれば簡単に出てくる。
今思えば、学生課にこの証拠を突き付けてあいつを処罰してもらえばよかった…
この噂を信じてしまった子は私を無視したり、軽蔑した目で見るようになった。
それでも、仲のいい子がそばにいてくれたのでなんとか精神的にも耐えられた。
学年が進むに連れて、卒業試験、国家試験と控えていたので、そんな馬鹿らしい噂はどこかへ消えてしまった。
でも、私はこのことを一生覚えているだろう。
そして、あいつの名前も忘れない。
DEATH NOTEがこの世にあったら、必ず書いている名前の1人だろう。
憎しみは、和らぐことはあっても消えはしない。