Speed skate  Kazax style

Welcome to Kazax道場 in japan.japanese inline speed team 

裏話 

2006-05-30 00:48:40 | Weblog

   もうすぐ  

     2006年IWIC の 日本事務局 となったKazaxならではの裏話をここで…
       仁川 へ の 道       
               ( オタッキーさんのテーマ ここでもちゃっかり 拝借 気に入っちゃいました ) 

毎日、韓国の金さんから事務局担当のDaisukeに連絡が入ります。
 
日本事務局では皆さんの質問や疑問を金さんに尋ねますと誠意を持って答えてくれます。
私達日本人組の力強い味方である金さんは日本語もぺらぺらですから安心して何でも相談できます。


さて、今回金さんが頭を悩ませた大きな問題ひとつは、予算オーバーしてしまったことではないでしょうか? 為替の変動でウォンが高くなり、その影響で日本円で発表した経費が大幅に狂いました。企画当初の見込みと実際の出費が…   日本事務局からはできるだけ安くと言われ…しかし為替は…と金さんは 私達が知っているだけで下の①②③と大きな三つの問題がありますが、金さんはきっとそれ以上に泣いたことでしょう

①航空券の手配

はじめは韓国の旅行会社でまとめてオーダーしようとしていましたが、為替の都合によりウォンが高くなり、提案していた安い価格が無理になってしまったのです。
日本から航空券の手配をした方が安い 相談された日本事務局では、すぐ、皆さんに発表しましょうと提案しました。 できるだけ早めに各自でチケットを購入していただいたほうが良いからです。経験上、一人ならぎりぎりまで格安を待てるのですが、グループの場合、早めに手配しないと、とんでもない価格になってしまうことがあるからです。KazaxのÅグループ7名で取ったチケットは、往復17,400円。
Bグループ4名が29,000円でした。 Bグループは、もう一日帰国を延ばした人と後で追加で参加希望した人です。だいたい高い料金でも3万円。格安チケットはネットに公開されたとたん安い順番からなくなっしまいます… 各自で手配することでチケットの価格問題は早いうちに解決されました。そして、3泊4日のホテル代込みでAは空港税など入れて3泊4日で53,000円以下!高くても64,000円以下…&近いそして安くて、レースが盛りだくさん。

ホテルの問題

大会会場で決定した
仁川でのホテルは、有名な Hyatt Regency カジノまである高級ホテルです。 昨年宿泊したDaisukeの提案で、もっと安いホテルを探してほしい…でした。迎え入れる韓国側は、海外からのお客様には最高のサービスをの精神は変わらず。だから、ここでも予定の予算を軽くオーバー(だって日本円9,500円を先に発表していますから、後で追加料金の請求は皆さんにできない!)

③参戦後の焼肉ツアーとホテル
①②予算オーバーとあれば次の③希望者の焼肉付観光はかなりシビアにしないと 
でも、ここでもやっぱり無理しています。
ホテル一泊7,500円なのに、皆さんを連れて仁川~ソウルまでの移動、焼肉食べてといったらとても
10,000円の参加費では しかも、金さんの案内付です  カムサハムニダ ×100倍  金さん 
そして、翌日の夕方帰国の人はまたまたお付き合いしていただけることになりました。すごすぎです……
もちろん、金さんの個人の出費で賄うことはないでしょうが、金さんの好意でこれだけのツアーが出来上がりました。本当に感謝いたします。ありがとうございます。

そして、お金の問題以上に金さんを悩ませている問題もあります。
21キロまでの距離のレース参戦は問題ないのですが、昨年、韓国で開催したワールドカップの残した問題のひとつに、ビザの問題がありました。本人が何にも知らないうちに、韓国へいけない人になってしまうのではたいへん!
昨年、正規に仁川大会に行った人は皆ビザを取ったはずです。金さんは、昨年は韓国から、ひとりひとりに個別対応でたいへん苦労されました。そういうこともあって、金さんは、日本から出場するスピードスケーター達をまとめる事務局をKazaxにたのみました。様々な問題に対応する窓口がどうしても必要だったからです。
しかし、プロ相手に賞金を獲得できない人たちの入国を何とか簡素化できないか?の日本事務局からの提案で、韓国主催者に誓約書を一筆提出して、ビザなしで行くことができるようになりました。
WCの名誉あるレースに汚点をひとつでも残したら大変だっ !  しっかりした大会運営をしたいという趣旨の現われだと思います。
IWIC韓国の本部でも万が一の事が起きないようにと万全の対応です。個人的な判断でビザは不要として、大会出場を強行してしまうと、韓国への再入国ができなくなったり、問題が起きてしまうと今後のIWIC運営に致命的なダメージを与えかねないからです。
でも、気がかりなことが。
日本事務局を通さず直接エントリーする人たちがいるのです。もちろん、金さんは日本事務局への連絡を要請しました。でも、締め切りを過ぎても連絡はありませんでした。
心配なのは国際感情ですね。たいしたことない…何とかなると思っている人たちが与える相手の国の人の立場を無視していることに気がついていないのでしょう。
少数の人達のマナーが日本人全体の印象となって反映されると思うと、釈然としません。
きちんと順序を踏んでいる人。本人たちの都合だけで行動し、気がつかないでまわりに迷惑掛けている人。できるだけ無用なトラブルは避けたいですね。今回の行為自体は何らかの意味があることと思えないんですが 信念をもって主張すべきところで衝突する行為とは思えません。日本事務局は申し込まれた方に対してはきちんと対応しています。しかし、その後も連絡はありません。金さんは困っています。ただ事務局を通して申し込む、FAXを一本流すだけですむ問題を、なにもここまで…? 問題を国際感情にまで発展させ複雑にする前に、シンプルに考えてほしいなと思っています。
 

 


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