流山運動公園体育館が選挙開票場。弱い基盤露呈した民主党はこれからどうなる!

2011-04-24 22:14:45 | 選挙
午後10時過ぎに開票場となっている流山運動公園・体育館へ着くと、人が会場から出てきて、駐車場からどんどん帰宅の方向へ流れていた。???。会場へ入ってみて、なるほどと思った。
開票作業は初めに、市長選から。
結果は、幅広い支持で現職のいざき義治氏が3選した。49,864票。
3度目の戦いとなった大作氏は、14,289票だった。

会場では全ての開票作業は終わって、各市議名ごとの仕分け作業が続いていた。
選管発表は、午後11時とのこと。
集計台に注目する。
各候補者別に、100票の束が、一列5束で2列に並べられる。

定数28に、候補者数33。
5人が落選するわけだから、少数得票者の状況を把握しながら、それぞれにお目当ての各候補者の山を数えてゆくわけだ。
体育館の2階観覧席では、双眼鏡を構えたり、メモを取ったりする人々が集まって、最終集計台の上に重ねられる各候補者の票数に、一喜一憂で注目する光景が繰り広げられた。

開票現場にいる観覧席では、10時半頃には、おおよその当落状況が確定していた。が、午後11時に行われた選管の正式発表を待った。
64,488票、97.16%で、市議選当落が確定。投票率は50.36%

流山市議選挙、民主党公認候補者は、現職の二人で、いずれも当選を果たした。
が、両名ともに、前回の得票数を下回ったようだ。民主党としては、地域の有権者の拡大を果たせなかったわけで、現実の厳しさを味わう結果となってしまった。
(4年前には4人の公認議員がいたが、一人は死亡、一人は途中離党=今回落選)

東日本大震災で、危機管理に責任を持つ政権党として国民の信頼に応えて政権与党として信頼を回復し、党勢を取り戻すこともできたはずなのに、それができなかった。
民主党は、弱い基盤を露呈した容だ。
岡田幹事長は、「与党になって増やすべきところを逆に減らしてしまったことは、明らかに敗北だ」と総括せざるを得なかった。


選挙戦を通じた活動、「民主党公認候補」を声高にできない状況は、現実の問題だ。駅前などで、民主党への罵倒を浴びせられることがあった。
 
統一選後半戦の投票率は、一般市長選で52.97%(前回比0.6ポイント減)、市議選で50.82%(同4.5ポイント減)、町村長選で70.56%(同4.0ポイント減)、町村議選で66.57%(同4.9ポイント減)となり、いずれも戦後最低を更新した。前半戦では道府県議選が過去最低だった。

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