三年目の3.11を迎えました。
高濃度の汚染水、14万人もの方々の厳しい避難生活…
にもかかわらず、安部首相は原発を世界各国に売り回る…。
福島の事故によって核と人類は共存できないことを学んでいないのでしょうか。
放射性廃棄物は一体どうする考えなのでしょうか。
私は東京日比谷公園で行われた集会と国会議事堂までのデモに参加しました。
たまたま母の介護でこちらに来ていましたので。
やはり大行動でした。
人の動きにうねりがありました。
中高年層が圧倒的でした。
中には、鼻に管を通し、酸素ボンベを引いてる方、
杖をついた方
子どもさん連れの若夫婦、
電動車椅子の方も。
日比谷野外音楽堂は3000人収容の会場ですが、残念ながら満員で入場できず、
外でスピーカーを聞きながらの参加となりました。
八幡浜・原発から子どもを守る女の会の中村きくえさんの切実な訴えが胸を打ちました。
空にはオスプレイが飛んでいます。
近くには活断層も走っています。
南海トラフも。もう不安でたまりません。
デモは二手に分かれて国会を取り囲みました。
菅直人さんや福島みずほさんたちの力強いスピーチもありました。
三年たって風化してきているのでは、という声もありますが、
いやいやまだまだあの時の悲しみや怒りは忘れてはいない、
こんなに多くの人々が自分のこととして受け止め、考え、行動していると強く感じました。
久留米でも集会、デモがありました。
今後も継続して運動していきましょう、子どもたちの未来のために。
井上久子