さよなら玄海原発の会・久留米

佐賀県玄海町にある九州電力玄海原子力発電所から福岡県久留米市は直線距離にして65km。久留米から発信!さよなら原発!

『玄海原発みんなで止める12.2大集会』に参加しました。

2012年12月03日 22時14分04秒 | 原発にまつわるアレコレ
2009年12月2日は、日本で初めて玄海原発でプルサーマルが始まった日です。
今年で3回目の集会ということで、「さよなら玄海原発の会・久留米」からも10数名が参加しました。

佐賀県駅北館は、朝からすごい熱気。
壁には写真や絵が貼られ
入り口付近では、それぞれの団体の取り組みのパネルや、
体の中にある放射能を流し出すお茶の販売など、活気を帯びていました。

久留米の会も、自転車・洗濯機のモーター・ラジカセをつなげ、
自転車を漕げば発電でき、ラジオが聞けるという すばらしい『元気力発電所』を展開しました。
こんなに簡単に電気ができるのに、あんなお金をかけて、しかも危険極まりない原発など、
必要ないということが体感できる すぐれものでした。

館内では、11時から音楽の演奏や『100人の母たち』・『裁判の会2011』などの映像上映がありました。

13時からはリレートーク。
久留米の会からも、今までの取り組みを発言させていただきました。

圧巻だったのは、神奈川県逗子市にお住まいの橋本勝さんの紙芝居。
大型紙芝居には、原発の危険さ、それを選択する人類の愚かさを風刺したものが描かれ
それを橋本さんが講談口調で語られるのが実にお見事で、苦笑したり、うーん、と唸らされたりしながら拝見しました。

15時すぎから、デモ行進でした。
雨の予報が幸いはずれ、大きな声で「原発反対」「子どもを守ろう」などと叫びながら県庁まで歩きました。

町ゆく人は少なく、「うるさいなあ。」と言いたげに車の窓ガラスを閉めたり
目をそらせて足早に通り過ぎる人たちの中で
工事現場の方が「ご苦労様」と声をかけて下さったり、手を振って下さったお母さん方もいらして、うれしかったです。

今度そういう方と遭遇した時は

「いっしょに歩きましょうよ。」

と言えるといいなと反省しました。

「玄海原発プルサーマル裁判の会」のねばり強い、息の長い、地道な活動のすばらしさを
改めて感じました。

迫力のある、熱のこもった講演会でした。

2012年12月03日 20時58分20秒 | 原発にまつわるアレコレ
連日の講演会にもかかわらず、藤田祐幸さんは お疲れもみせず、
正確なデータをもとに 原発が いかに人類と共存できないものかを 指摘してくださいました。

12月1日、久留米大学御井学舎にて、藤田祐幸さんの講演会が開催されました。
参加者は約100名。
当日券を買い求められる方も多く、真実を知りたいという久留米市民の皆さんの熱意が伝わってくるようでした。
資料が不足するほどでした。
藤田さんのお話は2回目です、という方も。

政治家、電力会社、メディア等の報道はどれを信じていいのか わからなくなっています。
私たちは、惑わされてはなりません。
どう行動していったらいいのか、一人一人の決断が迫られています。

真実を知ること。
自分のことではなく、七代先までのことを考えること。
自分の意志を行動に表していくこと。

これらが今の私たちに突きつけられている課題だと思います。

今回の藤田さんの講演は、その指標となったものと感じています。
年末の選挙でも、はっきりと 自分の意志を表したいものです。

積極的なご参加 ありがとうございました。

たくさんのアンケートの中から、いくつか書かせていただきます。
ご協力ありがとうございました。

▼非常に分かりやすく、日頃どうなんだろうと、なんとなく疑問に思っていることが、具体的によくわかりました。
 あのような具体的事実をTVなどで広く流せないのが、この国のなさけなさだとつくづく思いました。
 安易な、かくした、あやつった報道が一般市民の中に浸潤しています。
 国民一人一人が本当にかしこい国民となることがいかに大切なことかとつくづく思いました。
 皆、TVの報道に邪法の報道にあやつられすぎです。
 私も反省しなければとつくづく思います。
 会の報告をいつも有り難く思っています。
 沢山の人に知ってもらいたいと思います。
 運動資金など、私たちはどうかしなければならないと思います。


▼福島の子どもたちを、九州へ。子どもを守ることが第1ですね。
 できるなら、我が家の農地を使って頂きたいです。

▼私は福岡県民医連で、脱原発のとりくみとあわせて原発事故によって避難をされている住民の方の支援を行っています。
 久留米にも福島からだけで50名を越える方が移り住んできています。
 経済的なもんだい、健康・雇用・住まいなど深刻な状況を抱えている方も多くおられます。
 久留米で、避難者同士、避難者と支援者がつながる支援ができればと思っています。

▼迫力ある熱のこもった言葉の1つ1つに胸がいっぱいになりました。これから自分のやれることを1つ1つやっていきたいと思いました。

▼日本地図の福島のところに玄海を重ねた時、ドキッとしました。
 他人事では決してない。まず玄海原発に対する闘いを!! 

▼これからのエネルギー政策について、横浜火力発電所のこと、コージェネレーションのこと、もう少し、くわしく聞きたかった。

▼原発労働者について闇の部分を明かしてほしい。

▼原発がいかに人類いや地球環境の為に害となっているか、改めて認識させられました。
 今回の衆院選は脱原発から日本の未来が開けると思います。

▼明快な意見とデータの詳細さに圧倒されました。
 脱原発の運動の方向とその正しさを核心しました。
 頑張って脱原発の運動を継続して行く決心です。
 ありがとうございました。

▼原発なくせば電力が不足する、大変なことになる、というのが実はそうでないことが理解できました。

▼今日のような学習会を全国でやり、国民意識向上をはかること、そして、行動すること。

▼日本人にこういう方がおられることに感激します。
 どうか、藤田先生頑張って下さい。
 私たち市民はついていきます。

▼これからも、こういう企画をお願いします。まず、市民がかしこくなって、政党もえらぶことが大切と思います。

▼何回もこのような講演会に参加するたびに無知だったことが悔やまれます。
 何が出来るかわかりませんが孫子のために美しい地球が渡せるよう一歩踏み出したいと思います。

▼関心がない人に、どうしたら関心をもってもらえばいいのか? 難しいです。
 でも機会があるごとに企画して、行動し続けることが大切だと思います。
 私も協力してやっていきたいです。

▼原発についての多面的な問題を提起していただきました。
 これだけの内容を初めて聞いた様に思います。
 今後、選挙の件も含めて活かしていきます。
 九州に住む私達の役割が心に残りました。

▼大量に電力を消費する社会、個々のライフスタイルを変えれば原発に依存しない社会は出来る筈と強く思った。
 コンビニ、24時間の商店などは不要、パチンコ業は禁止。小売業(デパート・スーパーを含め)はすべて週休日(店休日)を設ける等々、すぐに実行出来る筈だ。

▼しっかりとしたデータを元にわかりやすく、私たちの知らない事をたくさん教えていただきました。
 揚水発電の原理や、代たいエネルギーについても興味深く聞かせてもらいました。
 今までの講演会では、これまでの事故の事、どんな事が起こったか、それも大切だが、
 これからどうしていったらいいかの提案もあり、勉強になりました。
 ありがとうございました。
 先生の生き方、考え方に、すごく魅力を感じました。

▼信頼性のあるデータを選び、きちんと検証されている講演内容で非常に説得力を感じました。
 脱原発と掲げるだけでなく、そのスタンスも見て一票を投じたいと思います。