Comical Batonを拾ったよ

×さんのところに、Comical Batonが落ちてたので、勝手に拾ってみました。
このところブログ界を席巻しているバトン。
音楽が最初だったと思うけど、本とかマンガとか映画とか、味覚まであるらしいよ。
いろいろあるんだね、っていうか、よくそんなに思いつくなぁ。最初の人。

さて、マンガですが。
あんまり自分で買ってないですね。
弟の買ってたジャンプを読んだり、友達の家に行って読みふけったりしてたので、
自分で買うのは滅多に無いです。
それでも、大人になってから少しずつ買い集めたりはしてます。

てなわけで、最初の質問
■今あるマンガの冊数
は、自宅と実家の分を合わせても20冊以下です。

■今一番読んでるマンガ
これは、ダントツで「おしゃれ手帖」

（長尾謙一郎・作　ヤングサンデーにて連載。）
本当は巷で話題の「ケロロ軍曹」を買おうとヴィレッジ・ヴァンガードへ行ったのですが、
この「おしゃれ手帖」に目を奪われてしまい、いわゆるジャケ買いをしてしまったわけです。
見た瞬間に、なんかツボに入るような雰囲気があったので。

以下、はてなダイアリーの検索から
「小石川セツコ一家などの登場人物が、うんこしっこちんこパンティおっぱいというできる限りのお下劣を満載し、なおかつあまりにも破天荒な展開のために読者を選ぶ漫画。」

ギャグセンスが中学生男子の脳内そのまんま。（笑）
最後の、読者を選ぶっていうのは言えてるかも。
初めの方は、「すごいよマサルさん」系かしら、と思いきや、ぶっ飛び具合が漫☆画太郎ですね。
あの「珍遊記」を読んだ時の衝撃と言ったら…。
その衝撃度も近いかも。

1巻だけのつもりが、気づいたらもう手元には7巻まで集まってます。8巻読みたいぞ～！！

■最後に買ったマンガ
「おしゃれ手帖」と一緒に買った「THE3名様」

（石原まこちん・作　ビッグコミックスピリッツで連載中）
これもジャケ買い。
こっちは、はっきり言って全然笑えない。
笑えないけど、ディティールの細かさに、時々クスっとさせられます。
たとえば、登場人物の一人にメタル好きがいるのだが、毎回バンドTシャツ着てて
それを探すのが結構面白い。「おっ、今回はハロウィンか。」とかね。
舞台はいつも深夜のファミレスで繰り広げられる、幼馴染3人組のゆるい会話。
定職も持たず、いい年した大人なのに、いつも3人で集まってはどうでもいい話ばかり。
はっきり言って、ダメダメな3人のダメダメな日常とでも言おうか。
この漫画を読んで笑うというよりは、こんな風になったらヤバイな～と、
自戒のために読むのがいいのかもしれない。

■よく読み返す、または特別な思い入れのある５冊
読み返すのは、その時によく読んでるマンガが多いので、
思い入れのあるマンガということで。
学生時代の多感な時期に読んだものが、やっぱり思い入れがありますね。
やー、でも5冊は絞れないのですが。
はみ出ても良い？

◎「ときめきトゥナイト」池野恋・作

記念すべき、人生最初のマンガ。
小学生の頃に、付録欲しさに親にねだって買ってもらった「りぼん」。
そこで連載されてたのがこのマンガ。
あ～、懐かしい。
完結するまで中学生になっても「ときトゥナ」目当てにコソコソりぼんを買ってたんだよね。
周りの友達は「少女フレンド」とか「別冊マーガレット」に流れてたのに。

◎「サード・ガール」西村しのぶ・作
友達に借りて読んだのですが、人物の設定というか関係性が面白く、
セリフの中にもハッと思わせるものがあったり、ぐいぐいと引き込まれてしまいます。
主人公の夜梨子と年上の男性涼、そして涼の彼女、美也の不思議な関係。
夜梨子は涼のファーストレディ（妻）でもなく、セカンドガール（愛人）でもなく
ただペットのようにかわいがってくれるだけでいい、サードガール。
「正妻になる気、もちろんまったく無し。
愛人になって正妻とあらそう気も無し。
ただ、かわいがってもらえればいい。
自分が満足できるだけ甘やかしてもらえれば文句無し。
ただし自分といっしょのときに他のこと
（奥さんだけではなくて、仕事のこととかも含めて）を考えたり
するのは当然の権利として却下します。
あたしと一緒のときはあたしだけを見ましょう。」
そんな、不思議なポジションでいる夜梨子が、とても自由な存在に思えて、
なんかとっても羨ましいな～と思って、読んでました。
まだ未完らしい。完結する気はあるのかな？

◎「OZ」樹なつみ・作

これは傑作！
少女漫画家が描いたので、ジャンルは少女漫画なのかもしれないが、そんなジャンルなんて関係ないくらいに、本当に凄いです。この作品は。
核戦争後の荒廃した世界を舞台に、
伝説の科学都市”ＯＺ”にまつわる謎と冒険を描く近未来ＳＦアクション。
「オズの魔法使い」を見事ＳＦへと昇華させたストーリー。
今、調べてみたら初出が14年前だったのですが、時代が変わっても普遍の良さがあります。
キャラクターだけで持たせようとしないで、しっかりとした物語がベースにあるのが素晴らしい。
ハリウッドで映画化されてもおかしくないくらいな完成度ですよ。
ラストシーンは、さめざめと泣いてしまった。友達の部屋で。
このマンガも友達に借りて読んだのだった。
自分用に買いたいなー。

◎「キャプテン翼」高橋陽一・作
やっぱり、翼世代ですから。
「ボールは友達」が合言葉。
スカイラブハリケーンを試している同級生を多数目撃しました。
日向君のタイガーショットに胸をときめかせていたっけ。
前半だけで1ヶ月かかっちゃう引っ張りすぎな展開とか。
小学生の大会なのに実況がついてるとか。
突っ込みどころは満載なのだけど、それでも読んでしまう。
女子の間では、岬くん派と日向くん派に分かれてました。
私は、表は岬くんで隠れ日向くん。（どっちやねん。）
今の日本代表も翼くんを読んでサッカー始めた人が多いだろうし、
やっぱりこのマンガはサッカーファンのマストでしょうね。

◎「有閑倶楽部」一条ゆかり・作

大御所、一条先生の作品。
これもりぼんに連載されてたのですが、小学生の頭にも「この6人組はイカス！」というのがはっきり伝わってきました。
清四郎が好きだったけど、今は魅録がかなり男前だと思えるのは、大人になった証拠なのでしょうか。
や、男前具合でいったら、悠利の父ちゃんはかなり男前だと思うぞ。（性格が）
一度でいいから、有閑倶楽部のメンバーと豪遊したい！といつも思います。



なんか、ジャンルとしては少女漫画が多いですね。
全体的に、コッテコテの少女漫画は読まない傾向にあります。（ときトゥナは例外）
胸キュンな少女漫画もいいですが、恋愛以外のストーリーがしっかりしてる方が好きですね。
少年漫画も好きですが、少年漫画には少女漫画にはない破天荒な部分を求めているみたいで、
ストーリーももちろんですが、ハチャメチャな部分が多い方が面白く感じます。
ジョジョとか、ジョジョとか、ジョジョとか。（爆）
ジョジョ読んだ後は、必ずマネしちゃうもんね。
「やれやれだぜ」とか。（笑）
クラスの男子と仲良くなるためには、少年ジャンプが必須アイテムだったもんなぁ。

ここに挙げなかったものの他にもいっぱいあります。
「バナナフィッシュ」「サイファ」「ここはグリーンウッド」「動物のお医者さん」
…これは、花とゆめ読者の友達の影響で。

「ゴーマニズム宣言」「いいひと。」、週間少年ジャンプ、週間少年サンデーのマンガ
…これは弟からの影響。

「アドルフに告ぐ」「ゴルゴ１３」…これはうちの父から。

こうしてみると、いかに身銭を使わずに読んでいるかということが分かりますね。
読み返したくても手元に無いからつらいこともしばしば。
友達と会わなくなって、マンガも途中でそれっきりっていうのもあるし。
昔好きだったマンガの傾向と現在の好きな傾向も変わってきてるしなー。
今は、コレといって読みたいものは無いのですが、
漫画喫茶行ったら、読みたいものだらけで止まらなくなりそうな予感。

以上、こんなラインナップでした。
バトンはもう十分にまわってるし、ここで打ち切りということで。