「ニューヨーク1997」感想 カルト的人気を誇る伝説のSFアクション映画！

日曜日に、テアトル梅田で開催中の
「ジョン・カーペンター レトロスペクティブ」にて
「ニューヨーク1997」を鑑賞してきました！

やっぱ、いいですね～！
B級テイスト溢れる
愛すべき80年代SFアクション！

往年のSF映画マニアから
カルト的人気を誇る
「ニューヨーク1997」は
もはや説明の必要などありませんが
「ニューヨーク1997」の事を知らない人に
簡単に説明しますね。

「ニューヨーク1997」
（原題：Escape from New York）は
1981年製作のアメリカ映画で
当時からみれば近未来であった
1997年のニューヨークを舞台にしたSFアクション映画。
（もはや1997年なんて遠い過去になっちゃいましたがｗ）

あらすじ
犯罪発生率400％を超えたアメリカ、
1997年、巨大な監獄となった
NY・マンハッタン島に
大統領を乗せた飛行機が墜落、
脱出ポッドで大統領は脱出するも
凶悪な犯罪者たちに捕らわれてしまう。
大統領を救出するため
元特殊部隊の囚人、
スネーク・プリスキンが単独で
凶悪な犯罪者が蠢く
マンハッタン島へ送り込まれるが・・・
無事に大統領を救出できるのか？！
タイムリミットは24時間！

この映画が公開された1981年、
俺は中学2年生でした。
同級生の友達数人と
梅田に映画を観に行って
同時期に公開されていた
「ハウリング」と「ニューヨーク1997」の
どちらを観るか迷ったのですが
「ハウリング」を観てしまい、
結局「ニューヨーク1997」を観なかったのです。。。
（「ハウリング」は狼に変身するシーン以外は
ぜんぜんおもろくなかったですｗ）

その後「ニューヨーク1997」は
TV放映やレンタルビデオで
何度も見ましたが
今回初めて映画館の
大スクリーン、大音響で
鑑賞できて感動しました！
オープニングの
メインテーマ曲だけで
イってしまいました！ｗ

あらすじだけ見ると
シリアスでハードな
超大作ＳＦアクション映画だと
思われるかもしれませんが
中身は低予算作品のため
大作にくらべると
かなりチープでユルいですｗ
しょぼいセットや小道具、
ユルいアクション。。。
しかしながら
この映画の
独特で画期的な世界観は
後のクリエーターたちに
大きく影響を与え
今もなおカルト的人気を誇っています！

「ニューヨーク1997」の魅力は
なんといっても
カート・ラッセル演じる
スネーク・プリスキン！

完全無欠の二枚目ヒーローではなく、
ふてぶてしいアウトローヒーロー
ワイルドな長髪に無精ひげ、
アイパッチ！ 咥えタバコ！
ブルーのつぶらな瞳がセクシー！

ファッションセンスも独特で
革ジャン、黒のタンクトップ、
ちょっとタイトな派手な迷彩パンツに
アルパインスターの
モトクロスブーツっぽいブーツ！

スネーク以外も
悪の帝王デュークや
金髪パンク野郎など
みんななんとなく
ダサかっこいいのよｗ

デュークの愛車、
シャンデリアを装飾した
キャデラック！
このセンス、たまりません！ｗ

あまり懐古趣味には走りたくないけど
現代のデジタル映像、CG映画には
無くなってしまった手作りの魅力が
いっぱい詰まっていました。

「ニューヨーク1997」
満足度・・・86点