「ファイティン！」感想(ネタバレあり)

「ファイティン！」という韓国映画を観てきました。

アームレスリング(腕相撲)を題材にした作品ですが
なかなかよかったです。
スポ根、家族愛、絆といったテーマの感動作品でしたが
涙が出るほどの暑苦しい感動映画でもなく
わりと軽めでコメディ要素もたっぷりの
爽やかに感動できる映画でした。

主演のマ・ドンソクがいいですね～！

味のある風貌と演技が素晴らしい！



体もムキムキのボディービルダー体型や
シュっとしたアスリート体型でもなく
ちょっとポッチャリした
ナチュラルなゴツい体型で
ほんま言葉は悪いかもしれませんが
そこらの工事現場か運送会社などの
肉体労働の現場にたまにいそうな
“力自慢のいかついおっさん”って感じが
庶民的というか親しみやすくてよかったです。

俺も若い頃は物流倉庫や建築現場で
重たい荷物の積み降ろしのバイトをよくしてたから
ああ、こんな感じのおっさんおったわーって
思い出していましたｗ

ストーリーは
幼い頃、韓国からアメリカに養子に出され
孤独な生活を送っていたマーク(マ・ドンソク)が
韓国に戻り、アームレスリングの頂点を目指すものの
ヤクザから八百長をもちかけられたり、
仲間や家族との絆に疑問を抱いたりしながらも
優しく熱く生きていく男の物語です。



劇中でマークが
アームレスリングに興味を持ったきっかけは
「シルベスター・スタローンの映画を観て」という
エピソードが出てきたときには笑ってしまいました。

そう「オーバー・ザ・トップ」(1987年)ですね～！
俺も大好きな映画です！

やっぱスタローンは偉大なのだ！

映画「ファイティン！」は
「オーバー・ザ・トップ」ほど熱くはなれませんでしたが
爽やかに感動できる映画です！
興味のある方はぜひ劇場へ～！
シネマート心斎橋で上映中～！