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「レジェンド&バタフライ」感想(ネタバレあり)

2023-01-29 10:01:02 | 映画

「るろうに剣心」シリーズの
大友啓史監督作品ですが
「るろ剣」のような
エンタメアクション時代劇ではなく
織田信長と濃姫の
壮大なラブストーリーであり
“魔王”と恐れられた
天下の戦国武将、織田信長の
人間性や心の変化、葛藤を
ドラマチックに
壮大なスケールで描いた
感動大作時代劇!

冒頭のシーンの
信長と濃姫の結婚や初夜などは
コミカルな演出だったので
「うわーこのノリ、ついていかれへんわ~」
と思って観ていたけど
徐々にシリアスに
ドラマチックに
なっていきます。

若い頃は
カッコだけで何もできなかった
信長が徐々に逞しくなっていき、
やがて残虐、冷酷非情な“魔王”と
恐れられるようになっていく過程が
描かれているのですが、
合戦シーンが端折られて
ドラマシーンがメインだったのが
退屈でした。

アクションシーン、
合戦シーンは少ないものの
信長がガケから
落ちそうになるシーンや
比叡山延暦寺での
坊主軍団との
合戦シーンは迫力ありました。

クライマックスの
本能寺での合戦シーンは
たっぷりと尺もあり、
燃え盛る炎の中、
緊張感と迫力もあり、
見応えありました!

スタントコーディネーターは吉田浩之
殺陣は東映剣会

ラストシーン、
信長が死の寸前に妄想する
ファンタジーシーン、
嫌いではないですが
尺が長すぎて
船で踊っているシーンなんかは
コントに見えちゃいましたよw
ファンタジーシーンの尺が
もう少し短ければ、
儚くてもっと感動できたと思います。

東映創立70周年記念作品ということで
邦画としては巨額の製作費を投じた今作。
CGに頼らない豪華なセットや
小道具、衣装も素晴らしく、
映像の細部まで見応えありましたが
キャスティングをもっと豪華にして
欲しかったな~

織田信長を演じたキムタクは
素晴らしい演技だったと思いますが
いかんせん貫禄不足感は否めません。
過去に織田信長役を演じた俳優と
どうしても比べてしまいますが
体の線も細くてタッパも低い。
華奢過ぎて
ぜんぜん“魔王”には
見えませんでした。

綾瀬はるかは
めちゃめちゃ肌がキレイなので
ドアップになっても
ツッコミどころがない美しさ!
アクションシーンもキレッキレ!

伊藤英明は
シブかったです。

大友啓史監督の
妥協のない
映画製作への情熱は
伝わりましたが
上映時間168分は
やっぱ長く感じてしまいました。

「レジェンド&バタフライ」
満足度・・・72点

 


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