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「首」感想(ネタバレあり)狂気のバイオレンスブラックコメディ時代劇!

2023-12-07 21:14:42 | 映画

原作・脚本・監督 北野武の
最新作「首」を観てきました。

タイトルどおり
首がバンバン飛びまくる
戦国武将たちの首取り合戦!

過激で残酷で
グロい描写もあったけど
コントみたいな
笑えるシーンも多いし
ブラックユーモアたっぷりの
異色の時代劇!

好みが分かれる
映画だと思いますが
俺的には予想以上に
おもろかったです。

これまでテレビや映画で
描かれてきた
戦国武将は英雄のように
カッコ良く描かれていたけど
今作で登場する武将は
全員悪党、全員狂人。

特に織田信長(加瀬亮)は
超狂人のド変態野郎!
その信長も本能寺の変では
意外な相手に
あっさり殺されてしまうのが
シュールでした。


戦国時代の武将たちは
天下人になるために
仲間であっても
騙しや裏切り
卑怯卑劣はあたりまえ。
武士どうしの恋愛や嫉妬も
描かれていて
乱世の時代はマジで
こんな感じだったのかなと
想像してしまいます。

アクションシーン、
殺陣は従来の時代劇のような
形式美的なものではなく
近い間合いで
ザクッ!と斬りつけたり
グサッ!と突き刺したり
エグくてリアル指向の殺陣でした。
合戦シーンで
泥まみれになって戦う姿は
カッコ良さよりも
必死さや悲壮感が
リアルに表現されていたと思います。

邦画としては
製作費もかなりかけているようで
豪華キャストに豪華な衣装、
豪華なセットなど
細部まで見応えもありました。

ジジイになっても丸くならず
過激に攻めてる北野武監督は
やっぱ凄いと思います!
役者としてのビートたけしは
太って丸くなっちゃったし
活舌も悪く演技もイマイチですがw


「首」
満足度・・・86点




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