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「バニシング・ポイント」4Kデジタルリマスター版(感想)ネタバレあり

2023-03-13 22:13:35 | 映画

先日「フェイブルマンズ」を観ましたが
「フェイブルマンズ」の感想の前に
前の週にシネマート心斎橋で観てきた
「バニシング・ポイント」4Kデジタルリマスター版の感想です。

ストーリーや予告など
映画について詳しくは
公式サイトをご覧になって下さい。
https://vanishingpoint2023.com/

シネマート心斎橋は
4K上映ではなく
2Kプロジェクター上映でしたが
十分にキレイな映像でしたよ。
ヌードライダー
ビーチクもバッチリ見れましたw

ヌードライダーはさておき
「バイニシング・ポイント」は
今から50年以上前の
1971年の作品ですが
俺は初めて観たので
いろんな意味で新鮮で
衝撃的でした。

現在の映画とは
撮影機材も
編集方法も異なる
フィルム映像の質感や
カット割りやカメラワークも
シンプルで懐かしかったです。

砂塵を巻き上げ
荒野を猛スピードで
ひたすら突っ走る
70年型ダッジ・チャレンジャーが激シブ!

大ジャンプやパワースライド、
CGの無い時代のカースタントは
ナチュラルでリアル!

全編通して
車の逃走劇ですが
ハラハラドキドキの
カーチェイスや
クラッシュシーンばかりではなく
道中で様々な人との出会いや
いろいろな事に遭遇したりする
意外にものんびりした雰囲気もある
ロードムービーでもありました。
主人公を応援するラジオDJ、
ガラガラヘビハンターのおっさん、
怪しい宗教のお祭り、
ロングチョッパーに乗ったヒッピー、
金髪美人のヌードライダー、
ゲイのカップル強盗などなど
当時のアメリカの時代背景がわかる
個性的なキャラがおもろかったです。

主人公が逃走劇に至るまでの
過去の回想シーンが
幾度も流れるのですが
ベトナム戦争で心を病み、
警察官になっても正義を見失い、
カーレースやバイクレースでも
心は満たされず、
恋人も海で亡くし
正義や愛も理想も失った世界から、
無限の自由へと跳躍した男の魂の旅(公式サイトより)
の意味がわかります。

オープニングと
ラストシーンの伏線から
ラストは予測はできましたが
主人公自ら
バニシング・ポイント(消失点)へ
アクセルを踏み込み
激突!大爆破!

しかしあっさりというか
呆気ないというか
虚無感漂うエンディングが
印象的でした。

「バニシング・ポイント」4Kデジタルリマスター版
満足度・・・74点

コメント (2)
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