大阪の梅田ブルク7で
「高倉健さん追悼上映会」をやっていたので
3日に『鉄道員』を観てきました。
“一人娘を亡くした日も、愛する妻を亡くした日も、男は駅に立ち続けた・・・”
堅物で不器用ながらも真面目に鉄道員一筋に生きてきた男の話。
定年を間近に控えた男に、ある日、小さな奇跡が訪れる・・・

初めてこの映画を観たのですが・・・
感動しました。
心に響きました。
人生というものをいろいろと考えさせられました。
健さんはもちろん共演者たちの演技、
映像、ストーリー、脚本、回想シーン、ファンタジーシーン、音楽・・・
全てが素晴らしかった。
しかしこの映画を俺が若い頃に観ていたとしたら、おそらく・・・
「けっ!なんじゃこの退屈な映画、ぜんぜんおもろないわ!」
「広末、オバケかよっ!」
って言うてると思いますw
同じ映画でも観る年齢によってかなり印象が変わりますよね。
俺は来月で48歳になります。
人生の折り返し地点を過ぎ、人生の後半に突入しています。
今までの人生は総体的にみて楽しく幸せな人生ですが、
何度か人生の苦労や挫折も味わいました。
肉親や友人との死別も経験しました。
時代は常に変化しているし、仕事もいつどうなるかわかりません。
自分を含め、家族や仲間だっていつまでも元気ではいられません・・・
天災、事件、事故はいつやってくるかわからないし
必ず病や老化はやってきます。
何歳で死ぬかはわかりませんが、
死ぬ時に「幸せな人生だった」と心から言える人生を送りたいです。
そのために働ける間は一生懸命働こう!
今日から仕事初め!
夜勤からなので18時出勤です。
夜勤は寒いけど「鉄道員」の健さんのようにビシっとがんばるぜ!
「2015年、出発進行~!」
嗚呼、中年真っ只中~!