『ダークナイト』

ああ、いるよね。
やってること正しいんだけど、なにかズレてる。
もっと要領のいい方法があるだろうに。
ゴミ出しのマナーが悪いからと、一晩中部屋から監視してる人みたいな。
ひとり頑張るバットマン。
でも、あの有り余る資産があれば、
犯罪防止のための青少年育成基金へあてるとか、
マフィアを牛耳るために使うとか、
もっと穏便にする方法はいくらでもありそうなんだけど。
でも、そこがバットマンのいいところ。
潔癖で、ルールを守り、ひとりで立ち向かう。
でも、潔癖さを保つことと平和を守ることのどちらかを選ばなければならず、
ジレンマに陥る。
この潔癖ささえなければ、ジョーカーなんかさっさと殺してしまって終了。

このジョーカーはシリーズ最狂で最卑劣です（褒め言葉）
バットマンシリーズ好きじゃないから、あんまり真剣に観てないけど。
ヒース・レジャー亡くなって残念。

アメコミのダークさって、あわないわぁ。

『逆転法廷』

テレビ裁判
視聴者が投票して有罪無罪を決定する。
倫理云々より、システム的に無理っぽい。
一人一度しか投票できないしくみにしたとかいうけど、
票を操作するの出来そうだし、
番組の演出のさじ加減で視聴者の気持ちを操作できそうだし。
しかしそんなありえない設定はおいとくとしよう。
そんなことより登場人物の熱演がすごすぎ。
アメリカの裁判ってああなの？
弁護士、検事が感情を爆発させたスピーチを青筋立てながらまくし立てる。
日本の裁判員制度がアメリカを倣ってのことなら、無理です。
日本人には無理です。

『レストストップ』

低予算ホラーその２
ちょっと来てはすぐいなくなる殺人鬼は
低予算でうまいこと不安感とイライラを募らせてると思うが、
その空き時間のヒロインののんびり度が今度は悪い意味でイライラ。
もうちょっと頭使って逃げてほしかった。
救いがないホラーは苦手だ。

『ＲＥＣ』

低予算で頑張るホラー
でも、面白くなかった。
ヒロインがかわいくなく性格悪いのだが、
それを打ち消すほどの魅力がなかったのがマズイのだと思う。
ヒロイン頑張れとも、やられちまえとも思えない、どーでもいいや感。

『ヒットマン』

童貞？

『フールズ・ゴールド』

マシュー・マコノヒーのおバカな魅力全開の宝探しムービー。
冒頭のピタゴラススイッチ状態で船炎上爆発沈没から笑えた。
もっとやって。

『P2』

久々のホラー、それも殺人鬼に追い回されるシチュエーション。
最近見てた殺人鬼モノは『ヒルズ・ハブ・アイズ』とか『クライモリ』とか
身体能力が並外れてたから、今回のはちょっと物足りない気もするが、
拘束されて無抵抗になった獲物にはとことん残酷。
こういう映画の主役の女子に最後で根性見せられるとうれしい。

『バレンタイン』

デニス・リチャーズしか知ってる役者でてなかったから、
彼女が主役と思ってたら、ビッチな脇役でした。
他に彼女が出てる映画は『ワイルドシングス』しか見てないので、
腰抜けが見たデニスはビッチ率１００％
気い強そうで眉が太くて好きです。
最初に殺された子がいちばんかわいかったけど。

『異常犯罪捜査官』

意外なひろいもん
ドイツの作品なんだよね。
映画じゃなくてＴＶシリーズなのかも。
日本で言えば、桃井かおりの『検事霞夕子』。
いや内容は全然違うけど、単に腰抜けの好きだったＴＶサスペンスシリーズってだけ。
犯人探しが好きな人にはおすすめじゃないし（犯人最初からわかってるから）
犯人逮捕までの経緯が秀逸ってわけでもないし、
じゃあ何が見どころかってーと、キャラの立ちすぎた登場人物たち。
主人公の犯人逮捕の方法、プライベートの生活、イカレすぎだし、
その他のキャラ、変人としかいいようのない同僚（顔つきからして濃すぎ）、
小物のインディージョーンズみたいな主人公のダンナ、
殺人鬼と紙一重な検死官、
殺人犯もかなり異常なんだけど、殺人鬼が異常なのは良くあることなんで、
今ひとつ目立ってない。他のやつらのキャラ光りすぎ。
すべてが、濃い、偏ってる。
シリーズがあるみたいだから、また借りてみよ。

『プライスレス 素敵な恋の見つけ方』

なんで、フランスの女優は、どいつもこいつもセクシーを目指すのか？
古くはソフィー・マルソー、最近ではリュディヴィーヌ・サニエ
まあ彼女らならセクシーを求める客もいたかも。
しかしオバサン顔の子供みたいなオドレイ・トトゥのセクシーは誰も求めてない
と思うんだけど。
意外にスタイル抜群だけど。
ギャップに萌えるってタイプでも無し。
不要