人はなぜ学ぶのでしょう２

　　

　「明日を見つめて」

　人は、なぜ学ぶのでしょう。
　お金持ちになりたいからでしょうか。
　よい職業に就くためでしょうか。
　幸せになるためでしょうか。
　では、あなたにとって、何が幸せなのでしょうか。
　そんな疑問からこの絵は生まれました。

　明日とは、未来です。
　未来に向かっていくのは、子どもたちです。
　明日は何が起きるのかわかりません。これだけ科学が発達した現在でも。
　とてつもない自然災害が起きるかもわかりません。
　人災として我々人間が罪を犯すかもしれません。
　人を救うはずの宗教が、人を殺めていくかもしれません。
　明日を担う子どもたちには、明日をしっかり見つめて学んでいってほしいと思います。

　この地球は、シャボン玉のように壊れやすいものです。
　生命はシャボン玉のように微妙なバランスによって存在しているものです。
　この地球上のことを
　この地球上に暮らす人間たちのことを
　しっかり見つめることはすなわち学ぶことです。
　このかけがえのない地球のために、
　このかけがえのない地球で暮らすすべての生き物たちの幸せのために
　この地球の頂点に立ってしまったわれわれ人間は学ぶのです。
　
　これが私が出した人が学ぶための答えです。