大和ヒトシの足踏み行進記~ママチャリ日本一周編~

大和の唄と三線・俵積田等による日々日記番外編

68日目

2005年06月07日 20時28分31秒 | 厚沢部町(北海道)⇒階上町(青森県)
今朝もハリキリスタジアム(懐)で4時起床。
起きてまず一番最初にした事、それは風チェック!
バス停から出て、目の前のコンビニの旗のなびき具合を見る。でかした!追い風だ!これひょっとしたら行けるな…。
とりあえずコンビニで朝飯って、5時出発。
最初こそ道が平らだったから良かったものの、すぐにアップとダウンしかない所へ突入。マヂ悲惨!
羽幌を過ぎ、遠別へ。
ところで、旅人はたいがい「ツーリングマップル」という、その名の通りツーリングする人向けに道路情報や観光情報が書かれた、少し小さめで携行するのにちょうど良い大きさの地図があって、それを見ながら旅を進める人が多いです。ガソリンスタンドはおろかコンビニまで載ってるのですごい便利です。オレもぶっちゃけそれ喉から手が出る程欲しいです。が、それを持ってしまうと予定調和な旅にしかならなそうなんで買いません。オレが旅の途中で買った地図は、デカイ道路しか載ってない薄っぺらい全国地図。マヂ悲惨(T_T)ですがこれでイイんです。
がしかし、もしコンビニにツーリングマップルあったら、立ち読みしまくりです(笑)。
んで、それによるとこの先、稚内まで80キロくらいコンビニが無い様子。参ったなぁ。。
しょうがないので食料を買い込み、いざ突入!
20キロ程漕ぐと次の街、天塩へ。
てか、コンビニあんじゃん!(笑)
悔しいので、腹は減ってなかったけどピットイン!
漕いでて暑かったのでTシャツになり、いちごアイスを駐車場で食す。北の大地で完全に季節外れの夏男です(笑)。
と、店内から親子連れが。
子供がオレの方を見ながら母に尋ねます。
「あの人どこから来たの?」
見ちゃダメ!そんな形相で子供の手を引き、そそくさとその場を去って行きました。
いや、たまたま今脱いでただけだから!オレだって普通に寒いから!オレだって同じ人間だから!!
弁解する余地も与えてはもらえずオレもこの地を後に。
ここからは内陸を行く国道を外れて、海沿いを走る県道…じゃなかった道道をヒタ走ります。
この道がヒタスラ平らでヒタスラ真直ぐ。
サロベツ原野というらしく、道を挟んで両脇を草原がどこまでも続いています。ガードレールも電柱も無い一本道。もともとは砂丘らしく、見た事もない植物とかいっぱい生えてたし、なんかここ、アリゾナの砂漠の中のフリーウェイにすげぇ似てるなぁ。
なんだかんだで追い風だったし、調子も良かったのでメシ休憩はとらず一気に60~70キロ、稚内駅まで漕ぎました。
稚内駅は日本最北端の駅。線路の終端に看板があり、ここが終点である事を告げています。
さて、ここで時計は5時半、やばいそろそろ寝る場所探さなきゃ!
しかしここ日本最北の地、稚内は意外と都会。最南の終着駅がある我が枕崎とは大違い(笑)。
少し街から離れてようやく見付けましたイイ感じに寝れそうなバス停小屋に18時着。
当初の計画では、稚内で野宿するのだけはなんとか避けようと思ってたんですが、つい勢いでここまで来てしまい、勢い余らずにこの街に今夜は停滞する事になってしまいました。どうかもうこれ以上気温が下がりませんように。。
いよいよ明日朝一で、この足でこのママチャリで日本最北端の地を踏みしめます☆

今日の移動:小平町(北海道)→稚内市(北海道)
走行時間:12時間
走行距離:185.8Km
積算距離:6282.4Km