メガネの向こう見ず

ギタリスト近藤光史による日記

えまにゅえる

2009年10月21日 | Weblog
今日は横浜BLITZにライブを観に行ってきました☆

誰のライブかと言うと、
トミー・エマニュエルさんです!

…て誰やねん、という声もあるかと思いますが、
僕も実は今年にその存在を知りまして、
某動画サイトでライブの映像を見た瞬間、
衝撃をおぼえ、ライブに行きたいギタリストNo.1になりました。

そう、ギタリストなんです。
ギタリストのおっさんです。
アコギ1本でバンド演奏を表現してしまうほどの、
超人的なテクニック!
それに加えてユーモアのセンスもあり、
サービス精神も旺盛!

超一流のギタリストにして、
超一流のエンターテイナー!

これだけ言っても、全然言いすぎちゃうし、
全然足らんです。

ほぼ毎日、世界のどこかでライブをされてて、
HPを見ると、来年の11月までスケジュールが組まれてました。
今回、日本に来られるということで、
絶対観に行こうと、楽しみにしてました。

さて、前置きが長くなりましたが、
今日実際に見て、改めてその凄さが身に染みました。

凝った演出なんて何もないけど、
無条件にカッコよく。
無条件に楽しめる。
そんなステージでした★
これ、僕自身のテーマでもありますが。

印象的だったのが、
音のデカさ。
途中、バンドを加えて数曲演奏してたけど、
トミー氏ひとりで演奏してるときの方が全然音がデカい!

そんで、すべてにおいて、キレがハンパない!
だから、デカい音の中でもしっかりダイナミクスがあって、
大きい音は大きく聞こえて、
小さい音もちゃんと小さく聞こえる。
…当たり前のようだけど、小さい音の表現が聞こえなくならないで、
ちゃんと聞こえるというのは、何気にすごい!

トミー氏、ハンパなくお茶目な人でもあって、
どうやら、日本で「はいっ!」って言うのを気に入ってたみたいで、
曲の合間とか、あと客席から、「トミー!」って声が飛んできたりすると、
勢いよく「はいっ!」って言っては笑いを誘ってました。
発音は「Hi!」じゃなくて、あくまで、「はいっ!」でした。笑
そのキレもハンパなかったです★
やっぱり話すときのリズム感と、音楽のリズム感って共通するんでしょうね。

想像以上に陽気なオージーでしたね。
日本人だったら、ぜったい関西人だ、あれは。

いやー、とてもじゃないけど、書ききれませんよ。
魅力が溢れすぎてて。
とにかく人間としてデカいんだろうなぁ。
それがひとつひとつの行動や、もちろん音にも出てました。

やはり、この人にして、この音楽あり。
なんだなと感じた1日でした。

また、日本に来てくれる機会があれば、
ぜひみなさんも観に行ってみてはいかがでしょうか。
きっと幸せな気持ちになれると思いますよ。

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