
今でもたまに少年野球に手伝いに行っている。
次男が卒団してから2年になる。
秋の大会で負け、6年生が引退。新チームがスタートした。
監督・コーチが口を揃えて言う。「声をだせ~~!!。」
私もユニホームを着ていた頃は、このように指導していた。
試合が終わって子供らに反省を求めると、「声が出ていなかった。」などと返ってくる。
合唱大会ではないのである。
変わったスポーツである。
これには答えがある。
野球は受動的なスポーツだからである。
守備側のプレーヤーで能動的な活動をしているのは、投手だけである。
大声を出し続けている投手がいたら、かなりコワイ・・。
他のプレーヤーは打球を待っているだけである。
待っているだけの中で唯一能動的な活動、それが『声を出す』である。
能動的に活動していなければ簡単に集中・緊張の糸など切れてしまう。
打球が飛んできても、一歩目が出遅れる、捕れないっということが生じてくるのだ。
だから指導者は『声を出せ。』っと指導するのである。
声を出すだけなら、誰でも出来るのである。
変わったスポーツである。
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