テレビとうさん

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「COVID-19」 と 「体温」

2021年09月30日 | 医学・健康
 以前、「体温が36.5℃以上の人はコロナに感染し難く、感染したら過剰免疫を抑える程度に体温を低めに保つ方がよい」と書きましたが、「ワクチン-19(COVID-19に対応する遺伝子ワクチン)」の接種は強制的にスパイク蛋白を産生させられるので、ショット前から体温は低めの方が「副反応」に対しては安全だと思います。

 但し通論とは違い、ここでは「ワクチン添加物」によるアレルギー反応(アナフィラキシー様反応も含む)は「副作用」の範疇なので、「副反応」には含めていません(あくまでも私の定義域です)。勿論、この定義域が科学的な常識である事は明らかですが。

 日本人の「平熱」は、

 年代  : 平均平熱( ℃)
乳幼児  :36.5 ~37.5 
50歳以下:36.55~37.23
65歳以上:36.24~37.08

だそうです。平熱の基準としては、日本人は「36.5℃」で、欧米人は「37℃」だそうです。

 私は「ワクチン-19」を接種した事が無いので分かりませんが、恐らく接種前に体温測定をすると思います。それは、感染中の人は体温が高いので、感染の疑いのある人を除外する為だとは思いますが、ワクチンメーカーにしてみれば、体温が高いと過剰なサイトカインが放出され「接種後に何らかの有害事象が発生する」確率が高くなるからだと思われます。

 危険な体温は正確には分かりませんが、体温が高い若い人ほど「COVID-19」に罹り難いようです。「ワクチン-19」に関して厚労省は
「副反応疑い報告の状況について」を公開していますが、死亡例を除いて、若い人ほど副反応の疑い報告数が多いようです。また、全年齢での副反応による死亡報告について「ワクチンを原因とする死亡事例は無い」とされているので見る気も起きないのですが、気になるデータが有りました。

 日本での8月22日迄(ファイザー1億180万回、モデルナ1660万回)の死亡報告例は、

メーカー :65才未満:65才以上:不明:  合計
ファイザー:   91:  978: 7:1076
モデルナ :   13:    3: 1:  17
 (合計 :  104:  981: 8:1093)

で、「接種100万回当りの死亡報告数」では、

 国 :ファイザー:モデルナ: 平均
日本 : 10.6: 1.0: 5.8

 また、参考として接種期間は違いますが、

米国 : ーーーー:ーーーー:19.6(メーカーは不明)
英国 : 13.1: 6.8:10.0
欧州 : 12.0: 8.2:10.1
       ↓    ↓    ↓
(平均: 11.9: 5.3:11.4)

です。

 厚労省が公表したデータでは「100万回接種に付き11.4人(日本の平均は5.8人)の死亡報告例」なので、「ワクチン-19の十万回接種後に、何らかの理由で一人が死亡する」は厚労省の公認です。但し、接種から死亡までの期間が明示されていないので、「例年の死亡数」とは比較できません。以前見た「接種後の死亡事例」では、当日~10日以内だったので、それ以降に死亡した人の人数は全く不明です。そこで、これからは勝手に「ワクチン-19を十万回接種すると一週間以内に一人の死亡報告がある」と解釈します。

 但し、期間を区切らずに計測すると、その実数は「10倍以上」になる(かも知れない)とも言われていますが、努々口外してはいけません。

 日本人の平熱は欧米に比べて低めなので、「ワクチン-19」による副反応が少なめなのは理解できますが、欧米人の平熱が高めなのにも拘わらず「COVID-19」の感染者が多い理由を説明するには「ひとヒネリ」が必要です。

 夏は暑いので夜になると裸同然で寝ることが多く体温が下がり「寝冷え」を起こして、ウイルスが喉や鼻に付着している人は、寝ている間に感染しやすくなります。特にアルコールなどを飲み過ぎて汗をかいて寝ると、気化熱を奪われて体温が下がりやすいので注意が必要です。

 逆に冬は寒いので、外出中は注意が必要ですが、寝る時は厚い掛け布団で暖かくするので就寝中は安全かも知れません。

 浅い眠り(ノンレム睡眠N1~N2やレム睡眠)の時には体温は下がり難く、深い眠り(ノンレム睡眠N3~N4)時には体温が下がります。外で飲食し喉や鼻にウイルスを付着させ、帰宅後にそのまま寝込み熟睡できる人は「感染しやすい」と言えます。逆に、中々熟睡できないで、すぐ目が覚める人は体温が下がり難く「コロナに強い体質」とも言えますが、成長ホルモンの分泌が妨げられるので老人以外は注意が必要です。

 また、冬の外出時のマスクは、喉や鼻を保温するので有用と言えますが、暖かい時期の屋外でのマスク着用は、寧ろ無用と言えます。




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