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「ワクチン」 と 「自然免疫」

2021年06月30日 | 医学・健康
 「レガシーワクチン」はウイルスそのものを不活化・弱毒化したもので、「毒」そのものを利用します。これは人口に膾炙された定義なので「毒ワクチン」と言い換える必要性は有りません。多くの「クスリ」も、その多くは「毒」に由来していますが、これを「毒クスリ」と言わないのと同様です。

 また、今のところ「重症化しにくいとされる若者」は、今のうちに「従来国由来コロナ」に感染する事で、次なる変異ウイルスに対する「交差免疫?」を獲得できると思われ、レガシーワクチンを接種したのと同様の効果が期待できます。つまり、若者にとっては「従来国由来コロナウイルス」は漢方薬と同様に自然由来の「予防薬」になります。また、「デルタ変異株」は自然の法則の通り「感染力が強く、致死率が低い」為、罹るなら今がチャンスかもしれません。

 「毒では無い」ビタミンや栄養素は、不健康な体を「治療・保全」してくれますが決して「医薬品」とは言いません。ところが、「mRNAワクチン」は副反応は有っても「毒では無い」とされていて、しかもウイルスに感染するまでは何の薬効も無い(副反応は有る)にも拘わらず「医薬品」とされています。

 「ビタミン」が直接、体に良い何かをするのではなく、体内で触媒の様な働きをすると言われています。サプリを摂取(接種)する事で「体内細胞」等が勝手に元気になるという事です。「mRNAワクチン」も、それ自体が直接体に良い事をするのではなく、細胞が勝手に「スパイク蛋白」を産生し特定の効果を発揮すると言われています。つまり、今までの定義では「mRNAワクチン」はビタミンと同様に「医薬品」ではない事になります。

 
長崎大学医学部とネオファーマ社の共同研究で、「5-ALA:5-アミノレブリン酸(5-amino levulinic acid)」がコロナウイルスの感染防止に効果があると発表しました。イカ・タコ・日本酒・黒酢には「5-ALA」が含まれているそうです。この場合は「試験管」での研究なので、人体で「薬効」を示すかどうかは判りませんが、ビタミンと同様に、飲食しても損をする事は無いと思います。

 「スパイク蛋白」は当該ウイルスの構造の一部なので、当然ながら「毒」と言えます。免疫機構が「毒」と判断すれば、その人にとっては「毒」になり、例え「小麦」であっても人によっては「毒物」と判断される事があります。当然、「スパイク蛋白」を毒と判断しない免疫の持ち主もいて、アレルギーを持たない人の花粉の様に「不純物」として排除されます。

 「花粉」に免疫反応を起こさない人は「免役不全」とは言いません。同様に、砂ぼこりやウイルスが口に入り、咳や痰で口外に吐き出す人も「免疫不全」とは言いません。これは「自然免疫(自然獲得免疫ではない)」と言います。

 若者は唾液量も多く、汗をかくので水分の摂取量も老人に比べると多いと思われ、「自然免疫」が発揮されやすいのですが、群れるのが好きな為にウイルスが付着し易いようです。しかし、体温が36.5℃以上あれば感染しにくいとされ、

年齢  :平均平熱( ℃)
乳幼児 :36.5 ~37.5 
~50歳:36.55~37.23
65歳~:36.24~37.08

で、統計上は50歳以下が重症化しにくいことが予想されます。逆に、感染後に体温が上昇すると(獲得)免疫反応も強くなり、強力に排除しようとしてウイルスが「強毒性」を示すかもしれません。つまり、ウイルスそのモノの毒性が低くても、過剰免疫で重症化すると云う事です。

 ウイルスが付着し感染する前は体温が高めで自然免疫が働き、増殖し始めたら体温を上げないように抑える事で過剰な免疫反応を抑え、血栓症による重症化を抑える事が出来ると、素人ながら思います。

 「mRNAワクチン」を筋肉注射すると「自然免疫」を回避し、自分の細胞が産生するスパイク蛋白に対し免疫を獲得します。但し、体温が高い人の場合は過剰反応を起こす可能性が有り、大きな血栓を生じるかも知れません。つまり、「mRNAワクチン」は体温の高い人(若者)には不向きという事です。

 体温が高く免疫力の強い人(日本人の若者)はウイルスと正面から立ち向かい、自然免疫で堂々と戦うべきです。「老爺心」から言わせてもらいました。




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