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「空気感染」 と 「接触感染」

2021年01月22日 | 医学・健康
 「新型コロナウイルス」の大きさは 0.1㎛とされているので、高機能の「N95マスク」でも殆ど効果が無いとされています。安全基準を示す「N95」は「0.3㎛の微粒子を95%捕獲(除去)」できる事を意味し、ウイルスが他の飛沫に付着していなければ「防げない」事を明確に示しています。

 「PM2.5は 2.5㎛」で、「花粉は 30㎛」です。花粉用不織布マスクのメッシュの大きさは30㎛なので、2年程前までは市販品の箱に「花粉の99%以上を防ぐ。」とか、「ウイルスや細菌を含む飛沫や花粉の99%を捕獲する。」と書かれていました。つまり、「マスクの義務化」はウイルスの300倍の大きさの穴の開いた網で「武漢ウイルス」を飛沫ごと捕獲しようとする「史上最大の作戦」です。

 例えば、鼻の穴の大きさを1Cmとすると、0.03mmの毒物を直径1Cmゴミに付着させて防御する事になります。最近「鼻だしマスク」の47才の受験生が話題になりましたが、「花粉マスク」でウイルスを防御する事と大差は有りません。

 上記は「吸気」の話ですが、「呼気」の場合は少し違います。「呼気」の場合は飛沫(水分)の多くは大きさが3㎛以上になるとされているので「N95マスク」では、ウイルスが単離していない限り95%がマスクで捕獲され、外部に飛散する事を防ぐことが出来るとされています。

 但し、
以前にも書いたように、90%の捕獲率の「不織布マスク」では、21回目の一回の呼気で89%の飛沫(成分)が放出され、呼気1回目から21回目までの計算上の総放出量はマスク無しの62%になり、呼気に含まれるウイルスの半分以上は外部に放出されます。

 空中にいるウイルス単体の活性期間は短いとされ「空気感染」の可能性は小さく、多くは「飛沫感染」ではないかとされてきましたが、多くの人が感染者の飛沫が掛かるほど近い距離に居なければクラスターは発生しにくいと思います。その事から「接触感染」か「間接接触による感染」と考える方が合理的です。

 ウイルスを含んだ飛沫が10℃以下のモノに付着した場合は数時間~数日間の活性を保つそうです。例えば水道の蛇口のハンドルとか、冷えた床などは格好の居場所と言えます。

 自分が感染しない為にマスクをしたり、他人に感染させないようにマスクを装着するのは「マスクにウイルスが付着する事を前提にしている」と判断できます。そこで、「マスクにウイルスが付着している」ことを前提に「クラスターの機序」を考察します。

 手をアルコール消毒してからマスクを外したり外套を脱ぐと、手にウイルスが再付着したり周囲に飛散させることになります。衣服は外で脱ぎ、使用したマスクも室内に入れたら乾燥後にウイルスが飛散する事になります。

 マスクを外した顔にもウイルスは付着したままなので、再度アルコール消毒をした手で蛇口を捻り、石鹸で顔を洗えば申し分ないのですが、恐らくは、ここ迄する人はいないと思います。

⓪ 帰宅して「マスクを手で外す」。

① モノ(取っ手や蛇口)に手で触れる。
② 石鹸などで手等をを洗う。
③ 蛇口のハンドルを戻して水を止める。
④ タオルで濡れた手を拭き取る。
⑤ 他の誰かが蛇口に触れる。

 普通は、手を洗う前に蛇口のハンドルやタオルを消毒する人は居ないと思います。そこで、最初に蛇口を使う人の手にウイルスが付着していた場合は、①で蛇口に付着したウイルスを ③で自分に再付着させ、④でタオルに拡散させて ⑤でクラスターを発生させる。

 自分が未感染の場合で、「武漢ウイルス」に感染したくない人は、家に帰らず外で食事をとり路上で寝泊まりするのが最も「健康的な生活」と言えます。路上生活者やキャンプ等で感染したと云う話はあまり聞いた事は有りません。

経路不明感染 60%
家庭での感染 22%(福岡では60%?)
外食での感染  5%


 60%が経路不明なので何をしても意味は有りません。去年の夏ころに、一人暮らしの人が、感染するのが心配で家に閉じこもっていても感染したと云う報道が有りました。「外出の自粛」には意味がないことは早くから分かっていた筈です。




2 コメント

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Unknown (sekoisyougioyaji)
2021-01-23 11:01:24
感染拡大防止ではなくワクチン接種が目的の緊急事態宣言。

と仮定すると辻褄が合う。
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Unknown (yk-soft-85)
2021-01-23 15:46:41
多くの人がワクチン接種をすると、ワクチンに効果が無くても、マスク着用をうるさく言う人が居なくなるかも知れません。

それが最大の「ワクチン効果」だと思います。
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