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「武漢ウイルス」 と 「オゾン」

2020年04月09日 | 医学・健康
 2015年にノーベル賞を受賞した大村智氏により発見された放線菌「ストレプトマイセス・アベルメクチニウス」が生産する物質を元に創薬された「イベルメクチン」や、富士フィルムの子会社である富山化学が販売している「アビガン」が「武漢ウイルス」の増殖を阻害するとされていて、有効な治療薬の候補に挙がっています。

 沖縄では「武漢ウイルス」の感染者が少ないようですが、これは暖かさのお陰ではないかと言われています。これが事実だとすると「アタタカサ・ノオカゲデス」が感染防止薬になりますが、「武漢ウイルス」は体温(36℃以上)で活性な事から、それは間違いだと思います。若しかすると、ガン細胞と同様に43℃以上で「不活性化」するかも知れませんが、その体温では人体の細胞も生死の境目を行き来する事になります。

 沖縄は年中暖かく外出する事が多いため、日光に当たりビタミンDが体内で製造され、また果物から摂取するビタミンCも豊富なので、インフルエンザやコロナウイルスに強いのだと思います。

 それはさておき、日本では1923年に小川正彦氏により医療用オゾンガス発生器が発明され、その除菌(ウイルスの不活性化)効果が病院などで利用されているようです。家電メーカーもこれにあやかり、名を変えて効能を宣伝していますが、実際の所「高圧放電時に発生する
オゾンの効果」によるものと思われます。

 地上での「オゾン」の発生源は、紫外線の強い場所や高圧電流の流れる場所、または電気火花の飛ぶところです。具体的には、昔のブラウン管テレビや整流子モーターで動く電動工具等です。交流誘導モーターや最近の電子誘導型のモーターでは発生しません。「オゾン」は「自動車等のタイヤを保管する際は、電気機器の近くを避けるように」と、タイヤメーカーが注意を促すほど、タイヤの主成分である合成ゴムを侵す「能力」を持っています。

 「オゾン」の殺菌効果と湿度は相性がよく、湿度の高い森林地帯ほど「オゾン」による「森林破壊」が進むそうです。しかし推測ですが、この「森林破壊」は「オゾン」が直接樹木を破壊するのではなく、植物の成長に欠かせない細菌などの共生系が破壊されるからだと思います。森林の奥の、滝のある場所は樹木が少なく開けた場所が多いのも、これが原因ではないでしょうか?

 海の近くは「オゾン」の発生源ですが、波しぶきと紫外線と酸素が「光化学反応」によって「オゾン」を発生します。沖縄県知事による「だらしないウイルス対策」でも、あまり感染者が出ないのは、この「オゾン」の力によるものではないでしょうか?。私は沖縄には行った事が無いのですが、イメージとしては「海の香り」がする場所のように思えます。この「海の(生臭い)香り」の正体が「オゾン」です。

 「オゾン」は活性酸素の代表的物質で、濃度が濃い(0.1PPM以上)と人体にも悪影響を及ぼしますが軽く匂いを感じる程度(0.02PPM程度)では人体には影響ないとされています。管理された濃度ではがん治療にも効果が有るとされていて、虫歯菌の殺菌にも効果は有りますが深部まで浸透しない為に治療には向いていないようです。

 適度の湿度と「オゾン」が、ウイルスに対する感染予防に効果がある事は、十分な根拠が有ると思います。湿気っぽい部屋でブラウン管式のテレビを見たり、真空管式のオーディオ装置で音楽を聴く事で安心感を憶えるのは、人間の「防衛本能」なのかもしれません。




2 コメント

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Unknown (camper)
2020-04-09 23:37:54
オゾン、結構毒性高いですよ。
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Unknown (yk-soft-85)
2020-04-10 07:55:36
細菌やエンベローブを持った(空気中の)ウイルスは強力な酸化作用で死滅すると思いますが、オゾンの人体に対する(基準以下の)害悪はビタミンC等の抗酸化作用で取り除けるのではないでしょうか?
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