テレビとうさん

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「感染性」 と 「病原性」

2023年05月04日 | ニュース
 一般に、感染症の「感染性」と「病原性」が「相反関係」にある事は、政府系の医療専門家以外には、常識だと思いますww

 「病原性」が、極めて強ければ感染した人はその場で死ぬので感染は拡大し難く、極めて弱ければ感染者が「無症状感染者?」として動き回るので病原体を撒き散らす可能性が高くなります。

 ここで注意しなくてはならないのは、「感染性と感染力」「感染と付着」「感染と検査陽性」とは其々(人によって?)定義が違うと云う事です。

①付着 ;病原体が宿主細胞に侵入(感染)する直前の状態。
②感染 ;病原体が宿主細胞に侵入、或いは取り込まれる事。
③感染性;注目する環境下で、宿主に対して病原体が拡散する度合い。
④感染力;宿主に付着した病原体が、細胞内部に侵入する能力。
⑤病原性;感染した病原体が増殖した時の、生体に対する影響度。

 上記は私の定義ですが、これらを客観的に評価するのにも、

㋐検査陽性;病原体の全部、或いはその一部が一定確率で確認される事。
㋑診断陽性;注目する生体反応が、感染によるものと判断された状態。

等があり、特に「㋐検査陽性」の場合は、例え死因が別にあっても特定の病原体に濡れ衣を着せることが可能になります。

 病原体の「①付着」に関しては、厚労省・医療関係者・報道機関などが「感染」と嘯いているので、多くの人が恐怖に慄いたようです。今でも一部の人は、この誤解を利用しているようです。

 一般に「①付着」の段階で、唾液や鼻水を含む「体液性免疫(自然免疫)」が働き、かなりの確率で病原体を排除できるのですが、ワクチン接種者の場合は「自然免疫」が働いても「獲得免疫」が優先され、病原体を殺処分する為に自ら細胞内に取り込みます。その後の生体反応は御想像に任せますww

 「②感染」は、通常は病原体自ら宿主細胞に入り込むのですが、「感染対策禍」もあって「第五列」の協力が有るようです。近々「第六列」も本格稼働するかも知れません。

 尾身クロン会長が「5類指定とは言っても、高い感染力を保持しているので、まだ完全に普通の病気にはなっていない」と指摘したそうです。これは「③感染性」の間違いだと思いますが、もしも「④感染力」が正しいとしたら、「第五列」の所為だと思います。

 と言うよりも、氏の言う「普通の病気」の定義が判らないのですが、通常は多くの人が感染し殆どが軽い症状で済む病気を「普通の感染症」と解釈すると思います。つまり、コロナ陽性でも殆どが無症状ならば、最初から「新型コロナは普通の病気」だったと云う事なります。そのデータは「
コロナの死亡割合 と 例年の死亡割合」に示した通りです

 「⑤病原性」については、「㋐検査陽性」を基準にしても感染したかどうかが判断できないので分かりません。交通事故を起こして死んだ人が「PCR陽性」と判断された時に、感染症の影響が事故を誘発したのか、単なる不注意によるものかは「仏のみぞ知る」です。但し、殺された人は「神のみぞ知る」かも知れません。

 一方、症状が出た人を対象にする「㋑診断陽性」の場合は、感染した人(㋐検査陽性も含む)に対する「⑤病原性」として判定可能と言えます。




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