大人の背中

今日は父親の命日です。
もう2年が過ぎました。
あっという間でした。

父親の大きな背中を見て育ちました。
大人の背中でした。

年齢を重ねれば重ねるほど背中に重みを感じられる
ようになりたいものです。
若い頃、冗談で「ボクの自慢は大人の背中だよ」
言っていました。

大人たちの権威が徐々に薄れている最近ですが
もっと大人の背中に自信を持つことも大切な気がします。

軽薄短小が横行している社会ですがもの事を深く
みることも必要なのではないでしょう。

今日のボクらの時代に出演されていた舞台演出家の
蜷川幸雄さんが「大人の背中ばかりの観客のいる舞台」
という話を聞いていてふと感じました。
そんな見方もあるのですね

演劇だけでなく、あらゆる場面で大人の背中が小さくなって
しまったのでしょう。

頑張ろう！