処置法研究室

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津波被災遺体の「特徴」

2005-01-09 01:23:55 | Weblog
 今回の邦人津波被災遺体には「国により遺体状況が異なりました」。
遺体の損傷は「タイでの被災の方が明らかに大きかった」と見られます。
タイでの被災遺体は「岩場の溺死遺体に近似」しており、スリランカでの
被災遺体は「川溺死遺体に近似」していました。
そのため、対応策も若干異なりました。

 震源地からの距離も影響したと思いますが、タイでは「物へぶつかる、物へ引っかかる等」
が多かったと思います。
阪神淡路大震災の時も「タイ型損傷を多く視ました」。
奥尻島津波被災遺体もこのタイプだったと思います。
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