処置法研究室

SLRブログ

蓋を開けるとまた「金属箱」が

2005-01-08 20:58:21 | Weblog
 今回の10遺体は「古い時代遅れの話し合い通りの金属箱入り」でした。
この話し合いは「第1次世界大戦で死亡したアメリカ兵遺体をアメリカに送還
するためにアメリカ陸軍が決めた規則」です。
航空機の発達していない、「船と貨物機関車で遺体を運んでいた時の方法」ですが、
欧州を除いて未だに多くに国で「規則と信じています」。
しっかりしたエンバーミングを実施していれば「防腐効果も防疫効果もあるため、
金属箱に入れる理由が見つからない」のですが、何故か今でもアメリカ圏の国では
「金属溶接箱」に入れて来ます。

 これが、遺体の感慨搬送の「高騰化の1原因」ですが、逆に「儲け材料」でもあり
難しい問題です。
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