漫画家アシスタント物語 1~3章 22年改訂版 

ブログ「漫画家アシスタント物語」の第1章から第3章までをまとめました。 初めての方は、どうぞこちらから!

漫画家アシスタント第1章 その3(縮小版)

2005年04月30日 01時30分49秒 | 漫画家アシスタント
 ( この写真は、東京、目白にあるJ・Aプロの仕事場です。)  
 

【 はじめての方は、どうぞ 「漫画家アシスタント 第1章 その1(縮小版)」 よりご覧ください。】



                      その3.................................'04 12月4日 5時38分 (公開)


漫画家J・A 年齢は私より12歳上だから・・・ 現在、61歳。

白髪、そして老眼鏡、お世辞にも若くはない。「初老」と呼べる年輪がしっかりとその顔に刻まれて
いる・・・・・・

ズッシリと重たい存在感。 猛禽の様な鋭い目。

相手の心臓を貫く強力な言葉の威力。瑞々しい感性と洞察力・・・・・。

でも・・・ ただのスケベ親爺にも見える!


代表作 「Pマン・X」「○ゲバ」「○シュラ」そして・・・・・「H雲」・・・これ、もう30年もやってる・・・。

もっとも、そのおかげで我々アシスタントもメシの種には尽きないわけで・・・・・。


氏について語りだすと、本が一冊や二冊必要になるほど多くのエピソードがある。 それについて
は、いずれまた・・・。



                             「漫画家アシスタント 第1章 その4」 へつづく
 
 



【 各章案内 】  「第1章 その1」  「第2章 その1」  「第3章 その1」
          「第4章 その1」  「第5章 その1」  「第6章 その1」
          「第7章 その1」  「第8章 その1」  「第9章 その1」
          「諦めま章 その1」 「古い話で章 その1」
          ( 但し、第1~3章は『縮小版』になります )





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漫画家アシスタント第1章 その2(縮小版)

2005年04月29日 18時17分21秒 | 漫画家
  ( この写真は、東京、目白の某マンション、Aプロのドアである。)  



                    その2...............................'04 11月30日 2時53分 (公開)



ブザーの壊れたドアーの向こうに「J・Aプロ」がある。

最近・・・ いや、昔(26年前)から仕事がヒマで、誰言うとなくこの部屋は「常時空き家」など
と、噂されている・・・・・・。

J・Aといっても、若い方にはピンと来ないかもしれないので、私より、まず始めに、我が師
匠、漫画家J・Aについて語ります・・・・・。



                        「漫画家アシスタント 第1章 その3」 へつづく


 




【 各章案内 】  「第1章 その1」  「第2章 その1」  「第3章 その1」
          「第4章 その1」  「第5章 その1」  「第6章 その1」
          「第7章 その1」  「第8章 その1」  「第9章 その1」
          「諦めま章 その1」 「古い話で章 その1」
          ( 但し、第1~3章は『縮小版』になります )





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漫画家アシスタント第1章 その1(縮小版)

2005年04月28日 03時08分34秒 | 漫画家アシスタント
 ( この写真は、J・Aプロがある東京、目白の某マンションである。)  

 【 はじめての方は、「その1」の下にある「yesの履歴書」もあわせてお読み下さい。】



                 その1............................ '04年 11月25日 4時59分 (公開)


このマンションの一室に夢の架け橋・・・ というより・・・夢の廃材置き場がある・・・。 

「J・Aプロ」・・・・・。そこを始めて訪れたのは23歳のときだった・・・・・。

それから26年・・・26年! ベタ塗り、トーン貼り、ホワイト修正・・・苦節26年。もはや、笑うし
かないのか・・・ お笑い人生劇場・・・・・

・・・いや!笑い事ではない。

「来年こそは!」「来年こそは!」で、あっという間に49歳!頭には白髪がのぞきネームを
読むにも老眼鏡をかけ・・・。 

中古の肉体を引きずって、ただ今日を生きる・・・・・。そんな私が語れる、傷だらけの漫画
一本道・・・・・。



                         「漫画家アシスタント 第1章 その2」 へつづく






【 各章案内 】  「第1章 その1」  「第2章 その1」  「第3章 その1」
          「第4章 その1」  「第5章 その1」  「第6章 その1」
          「第7章 その1」  「第8章 その1」  「第9章 その1」
          「諦めま章 その1」 「古い話で章 その1」
          ( 但し、第1~3章は『縮小版』になります )




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                        私の履歴書
          
1955年昭和30年東京生まれ 世田谷区立駒沢小学校卒。 14歳より、映画館のキップ切
り、ビル清掃人、冷凍食品の袋づめ、等々、アルバイト(10数種)を体験。1974年昭和49年
19歳より、漫画家アシスタントを始める。 以降 漫画履歴

   1974年昭和49年 さがみゆき先生 主に(少女系)怪奇漫画。単行本1冊分、
           4,5ヶ月のお手伝いでした。(19歳)
     
   1976年昭和51年 かわぐちかいじ先生 この当時の氏は今ほど有名ではありま
           せんでした。背景技術をみっちり仕込まれました。(21歳)

   1977年昭和52年 村野守美先生 漫画界一の豪傑と言われ、エピソードには
           事欠きません。たった1週間しか、勤まりませんでした。(22歳)

   1978年昭和53年 ジョージ秋山先生 当時「浮浪雲」(ビックコミックオリジナル
           に連載)が、すごい人気で、渡哲也、桃井かおりの主演でTVドラ
           マ化されていました。(23歳)

   1984年昭和59年 あと1年で、30歳! 焦っていた。 漫画制作に没頭。出版社め
           ぐりの日々。(29歳)

   1986年昭和61年 ヤングジャンプ新人漫画賞、月例賞にて、奨励賞、努力賞、佳作
           賞、受賞。

   1987年昭和62年 「雨のドモ五郎」が、ヤングジャンプ第16回青年漫画大賞準入選。
           ヤングジャンプに2色指定で掲載。事実上のデビュー作。そして同誌
           へ最初で最後の作品となる。(32歳)    

   1991年平成3年 別冊(!)ヤングジャンプにて、100ページ読み切りの「覇王の船」
           (原作、小林多喜二作「蟹工船」)を発表。(36歳)   

   1992年平成4年  ある精神病院で起きた「暴行、殺人」事件を元にした、書き下ろ
           し単行本「サイコホスピダー」製作開始 (37歳)

   1995年平成7年  タイ王国チェンマイ郊外の山村にて結婚。(39歳)

   1996年平成8年  三一書房より「サイコホスピダー」初版出荷、初版で絶版。(41歳)

   2005年平成17年 現在なお、秋山プロにぶら下がり中。(50歳)

             
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      ( 注:不確かな記憶によって記されている個所があります事をご容赦下さい ) 


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