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コージーのさんぽ

『コージーのさんぽ(写真日記)』に訪問いただき、ありがとうございます。折々の感動に出会って撮った写真をアップしています。

比治山神社秋祭り奉納神楽 131027

2013-11-02 | 神楽

比治山神社秋祭り奉納神楽 131027

10月27日、比治山神社(広島市南区)秋祭りの奉納神楽は、原田神楽団により「塵倫」「日本武尊」「悪狐傳」「紅葉狩」「八岐大蛇」が舞われました。「八岐大蛇」は鑑賞せずに帰途につきました。

演目のあらすじ
塵倫:前述のため省略します。

日本武尊:
時は十二代景行天皇の御代でありました。
天皇の第二子倭男具那命(やまとおぐなのみこと)は、勅命を受けて九州熊襲の国で権勢をほこり民衆を苦しめる豪族の首領川上梟師(たける)一味の成敗に出かけます。
川上梟師の館では、ちょうど館の新築祝いの宴の最中で命は一計を案じ美しい姫に身を変えて酒宴に臨み、酔いつぶれた梟師を討ち取ろうとする。梟師は命と一騎討ちとなるがついに命の強さに倒れてしまう。そのいまわの際に「わが西国にあって我に勝るものはいないと思っていたが倭(やまと)の国に命のような勇者もいたのか、このうえはわが名を奉る」と言い残して斬られる。倭男具那命(やまとおぐなのみこと)は、以後名を日本武尊と改めます

悪狐傳:前述のため省略します。


紅葉狩:
第63代冷泉帝(れいぜいのみかど)は平維茂(たいらのこれもち)を鎮守府将軍に任命し、悪名高い戸隠の鬼女退治を命じます、勅命を受けた維茂一行は、戸隠山へと向かいます。
時は秋、戸隠山のあまりの美しさに維茂は一日役目を離れ、紅葉狩りを楽しんでいました。しかし道に迷い一軒の館に差し掛かれば、美しい女性たちが紅葉狩りの宴を開いているのに出会う。
じつはこの女性たちは平維茂に恨みを抱き命を狙っていたのです。維茂一行は不審に思いながらも道を尋ね通り過ぎようとするが、女性たちは言葉巧みに宴に加わるように勧めます。
宴に加わった維茂一行は勧められるままに杯を重ねるうちに鬼女の妖術に掛かり倒れてしまいます、すると夢の中に八幡神が現れ「危ない、この者達こそ退治するよう命じられた鬼女である」と告げられ、驚いて目を覚ましたその時に、女性たちが鬼女に姿を変え襲いかかってきました。そして、入り乱れての戦いが続きますが、最後には鬼女を退治します。

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広島護国神社 奉納神楽「大江山」 130907

2013-09-10 | 神楽

広島護国神社奉納神楽 大江山 130907

9月7日(土)、広島護国神社で重陽祭があり、祭事後、菊酒が振るまわれ奉納神楽「悪狐伝」「大江山(80分バージョン)」が、鈴張神楽団と旭ヶ丘神楽団共演によって舞われました。

演目大江山のあらすじ
 平安中期、一条天皇の御代、丹波大江山に酒呑童子が多くの手下を従え立てこもり、悪事の限りを尽くして庶民を苦しめていました。帝は武勇の誉れ高い源頼光に大江山鬼神征伐の勅命を下されました。源頼光たちは、石清水八幡、熊野神社、住吉神社に参拝、大江山へ向かう途中、三世ケ託の神から御神酒を授かります。都からさらわれてきた紅葉姫に、酒呑童子が住む岩屋へと案内させ、童子との激しい問答の末、宿を許されます。一行は、携えてきた御神酒を童子たちに振る舞い、酔い伏したところに一気に切り込み、見事討ち取るという物語です。

 

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広島護国神社 奉納神楽「悪狐伝」 130907

2013-09-10 | 神楽

広島護国神社 奉納神楽「悪狐伝」 130907

9月7日(土)、広島護国神社で重陽祭があり、祭事後、菊酒が振るまわれ奉納神楽「悪狐伝」「大江山(80分バージョン)」が、鈴張神楽団と旭ヶ丘神楽団共演によって舞われました。

演目悪狐伝のあらすじ
 インド、中国と飛び回って悪事をはたらいていた金毛白面九尾の悪狐が、中国から遣唐使の船で日本に上陸し、美女に化して鳥羽天皇に見出されて「玉藻前」となります。
 しかし、加茂明神の御加護を受けた安倍清明安親に正体を見破られて、下野国の那須野ヶ原に飛び去っていきます。そこで悪狐は、再び「玉藻前」に化け、十念寺の和尚「珍斉」を騙して取り喰らいますが、弓引きの名人「三浦介・上総介」の両名によって討ち取られるという物語です。

 

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万灯みたま祭 奉納神楽大会 130526

2013-05-28 | 神楽

万灯みたま祭 奉納神楽大会 130526

広島護国神社・万灯みたま祭祭典の奉納神楽大会が5月26日開かれ、夜神楽に焚くかがり火の「火起こし神事」に参列することができました。奉納神楽の演目は、『天の岩戸(郷之神楽団)』『土蜘蛛(広森神楽団)』『三上山(石見神楽佐野神楽社中)』で、撮るのも忘れる程の熱演に感動しました。

演目天の岩戸のあらすじ:
弟の素戔鳴命(すさのおのみこと)の悪行に嘆いた、天照大神(あまてらすおおみかみ)は天の岩戸を閉じてこもられてしまった。そこで再び御出戸(ごしゅっと)いただくよう、天津兒屋根命(あまつこやねのみこと)と太玉命(ふとだまのみこと)が、岩戸の御宝前(ごほうぜん)で謀事(はかりごと)を催す。鈿女命(うすめのみこと)が千代の御神楽(ちよのみかぐら)を奏し、天照大神が何事かと岩戸を少し開けられたその時、手力男命(たちかろおのみこと)が岩戸を開いた。こうして再びこの世界に平和が戻ったという物語です。  

演目土蜘蛛のあらすじ:
大和の国は葛城山に古くより住む土蜘蛛の精魂が、胡蝶という侍女に化して、典薬の守の使いと偽り源頼光に毒薬を飲ませ命を狙おうとしたが、正体を見破られ伝家の宝刀『膝丸』で一太刀あびせられ、土蜘蛛の精魂は葛城山へ飛び去ります。源頼光はこの宝刀を『蜘蛛切丸』と改め、四天王に授け、土蜘蛛を退治するように命じます。四天王は葛城山に向かい土蜘蛛の妖術に悩まされながらも激闘の末、これを退治するという物語です。

演目三上山のあらすじ:
俵藤太(藤原秀郷)は、「天慶の乱」に赴く途路、近江の国にさしかかると、大百足(おおむかで)のために里人、旅人らが難渋していることを知る。この大百足は三上山を七回り半として、付した身を琵琶湖に沈め、瀬田の唐橋に頭をもたげる途轍もない怪物という。義憤を感じた主従は山中に分け入り、その妖怪らに毒酒を盛られ危機に遭遇しながらも勇を奪い、見事に退治し近江の国に平和を取り戻すという物語です。

ハプニング:                                                                                 神前の舞台で妖怪・大百足(おおむかで)が暴れている頃、舞台と呼応するかのように、玉砂利の観客席の足元(私の席近く)にも、1匹の百足(むかで)が出現、大騒ぎとなりましたが大事に至らず退治されました。

 

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ひろしまの神楽 大江山 130102

2013-01-04 | 神楽

ひろしまの神楽 大江山 130102

ひろしまの神楽は、しめで囲った舞台で太鼓や笛の奏楽に合わせ、舞い手がきらびやかな衣装で舞うと、思わず魅せられてしまいます。新春神楽(平成25年1月2日)で迎えた新年、感動の余韻覚めやらぬうちにアップしました。

平安中期、一条天皇の御代、丹波大江山に酒呑童子が多くの手下を従え立てこもり、悪事の限りを尽くして庶民を苦しめていました。帝は武勇の誉れ高い源頼光に大江山鬼神征伐の勅命を下されました。源頼光たちは、石清水八幡、熊野神社、住吉神社に参拝、大江山へ向かう途中、三世ケ託の神から御神酒を授かります。都からさらわれてきた紅葉姫に、酒呑童子が住む岩屋へと案内させ、童子との激しい問答の末、宿を許されます。一行は、携えてきた御神酒を童子たちに振る舞い、酔い伏したところに一気に切り込み、見事討ち取るという物語です。

 

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