コージーのさんぽ

『コージーのさんぽ(写真日記)』に訪問いただき、ありがとうございます。折々の感動に出会って撮った写真をアップしています。

神楽の鬼たち・比治山神社秋祭り 241026

2024-10-27 | 神楽
2024.10.26、比治山神社(広島市南区)秋祭りで上中調子神楽団により、神楽「紅葉狩り」と「悪狐伝」が舞われました。



紅葉狩り
「紅葉狩り」のあらすじ:
第63代冷泉帝(れいぜいのみかど)は平維茂(たいらのこれもち)を鎮守府将軍に任命し、悪名高い戸隠の鬼女退治を命じます、勅命を受けた維茂一行は、戸隠山へと向かいます。
時は秋、戸隠山のあまりの美しさに維茂は一日役目を離れ、紅葉狩りを楽しんでいました。しかし道に迷い一軒の館に差し掛かれば、美しい女性たちが紅葉狩りの宴を開いているのに出会う。
じつはこの女性たちは平維茂に恨みを抱き命を狙っていたのです。維茂一行は不審に思いながらも道を尋ね通り過ぎようとするが、女性たちは言葉巧みに宴に加わるように勧めます。
宴に加わった維茂一行は勧められるままに杯を重ねるうちに鬼女の妖術に掛かり倒れてしまいます、すると夢の中に八幡神が現れ「危ない、この者達こそ退治するよう命じられた鬼女である」と告げられ、驚いて目を覚ましたその時に、女性たちが鬼女に姿を変え襲いかかってきました。そして、入り乱れての戦いが続きますが、最後には鬼女を退治します。













(悪狐伝)
「悪狐伝」のあらすじ:
 インド、中国と飛び回って悪事をはたらいていた金毛白面九尾の悪狐が、中国から遣唐使の船で日本に上陸し、美女に化して鳥羽天皇に見出されて「玉藻前」となります。
 しかし、加茂明神の御加護を受けた安倍清明安親に正体を見破られて、下野国の那須野ヶ原に飛び去っていきます。
   そこで悪狐は、再び「玉藻前」に化け、十念寺の和尚「珍斉」を騙して取り喰らいますが、弓引きの名人「三浦介・上総介」の両名によって討ち取られるという物語です。


















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神楽・比治山神社秋祭り 231022

2023-10-24 | 神楽

2023.10.22、比治山神社秋祭りで舞われた神楽(原田神楽団・安芸高田市)を楽しみました。

 

演目「塵倫」のあらすじ

第十四代仲哀天皇が従者高麻呂と、新羅国から日本征伐を企て攻めてきた、塵倫という神通自在の大将軍(大悪鬼)に、天照大神の御神徳と弓矢の威徳をもって立ち向かい、退散させるという物語です。

 

 

 

 

 

 

 

演目「悪狐傳」のあらすじ

 インド、中国と飛び回って悪事をはたらいていた金毛白面九尾の悪狐が、中国から遣唐使の船で日本に上陸し、美女に化して鳥羽天皇に見出されて「玉藻前」となります。

 しかし、加茂明神の御加護を受けた安倍清明安親に正体を見破られて、下野国の那須野ヶ原に飛び去っていきます。

   そこで悪狐は、再び「玉藻前」に化け、十念寺の和尚「珍斉」を騙して取り喰らいますが、弓引きの名人「三浦介・上総介」の両名によって討ち取られるという物語です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演目「土蜘蛛」のあらすじ

 大和は葛城山に古くから住んでいたという土蜘蛛の精魂が、朝廷に従わず世を乱して抵抗を続けていたが、時の朝廷の武士である源頼光が重い病になったと聞き、頼光の侍女・胡蝶にと化身する。

 頼光が侍女・胡蝶に典薬の守から薬をもらい受けるように申し付けたのを幸いに、その薬を毒薬にすり替え、頼光に飲ませ殺めようとするが、頼光の枕元にあった源家の宝刀「膝丸」の威徳によって土蜘蛛の精魂は手傷を追い、葛城山へと逃げ帰える。

 頼光はその太刀を「蜘蛛丸」と改めて四天王に授け、葛城山の土蜘蛛征伐を命じる。四天王は土蜘蛛の流血のあとを追って、ついに葛城山にたどり着き、激闘の末、めでたく土蜘蛛を退治する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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神楽・比治山神社秋祭り 191026

2019-10-27 | 神楽

神楽・比治山神社秋祭り 191026

2019.10.26、比治山神社(広島市南区)秋祭りで、神楽が上中調子神楽団によって舞われ奉納されました。


演目は、神降ろし:
神様に五穀豊穣を感謝して神楽を奉納するため、神様に、天より降りていただき舞殿にお招きする。
土蜘蛛:
大和は葛城山に古くから住んでいたという土蜘蛛の精魂が、
朝廷に従わず世を乱して抵抗を続けていたが、
時の朝廷の武士である源頼光が重い病になったと聞き、
頼光の侍女・胡蝶にと化身する。
 頼光が侍女・胡蝶に典薬の守から薬をもらい受けるように
申し付けたのを幸いに、その薬を毒薬にすり替え、頼光に飲ませ
殺めようとするが、頼光の枕元にあった源家の宝刀「膝丸」の威徳によって土蜘蛛の精魂は手傷を追い、葛城山へと逃げ帰る。
頼光はその太刀を「蜘蛛丸」と改めて四天王に授け、葛城山の土蜘蛛征伐を命じる。
 四天王は土蜘蛛の流血のあとを追って、ついに葛城山にたどり着き、激闘の末、めでたく土蜘蛛を退治する。
悪狐伝:
インド、中国と飛び回って悪事をはたらいていた金毛白面九尾の悪狐が、中国から遣唐使の船で日本に上陸し、美女に化して鳥羽天皇に見出されて「玉藻前」となります。
 しかし、加茂明神の御加護を受けた安倍清明安親に正体を見破られて、下野国の那須野ヶ原に飛び去っていきます。そこで悪狐は、再び「玉藻前」に化け、十念寺の和尚「珍斉」を騙して取り喰らいますが、弓引きの名人「三浦介・上総介」の両名によって討ち取られるという物語です。
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広島神楽 171010

2017-10-14 | 神楽

広島神楽 171010

10月10日19時、広島県県民文化センターでの広島神楽定期公演(毎週水曜日)で、「一条戻り橋」と「滝夜叉姫」が、
宮乃木神楽団によって舞われました。
 
演目の「一条戻り橋」は、
大江山・酒呑童子の手下、茨木童子が夜ごと戻り橋あたりで都人に災いをかけます。頼光の家人・渡辺綱が主命を受け征伐に向かいます。
茨木童子は老女に化相し、傘を買うからと傘売り善兵衛に近寄ると、
いきなり鬼女の正体を現します。
折しも渡辺綱が通りかかると、女に化相して五条まで連れて行って欲しいと頼みます。道すがら川面に映った女は、鬼の姿でした。そこに坂田金時が加勢し、鬼の左腕を切り落としたものの、鬼は逃げ去って行きます。
この物語は、鬼が腕を取り戻しにくる「羅生門」、そして丹波・大江山の鬼退治「大江山」へと続きます。
 
演目の「滝夜叉姫」は、
一人生き残った平将門の娘・五月姫は、天慶の乱で敗れ去った父の怨念を果たすため、貴舟の神に願をかけ妖術を授かります。五月姫は名を「滝夜叉姫」と改め、父の郷、下総の国・猿島で反乱を企てます。
そこで、陰陽師・大宅中将光圀らは朝命を奉じて下総の国へ向かい、陰陽の術で邪心の妖術との戦い末、滝夜叉姫は、朝廷への復讐を果たせず敗れ去ります。
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比治山桜咲け祭りー2 神楽「滝夜叉姫」 170326

2017-03-27 | 神楽

比治山桜咲け祭りー2 神楽「滝夜叉姫」 170326

 3月26日午後、「比治山桜咲け祭り」に出掛け特設ステージ、で東山神楽団に
よっり舞われた、「土蜘蛛」「滝夜叉姫」を鑑賞しました。
帰途、道すがら桜をよく見ますと、二輪三輪と咲いていました。

ちなみに、広島のさくら開花宣言は3月27日でした。

演目「滝夜叉姫」のあらすじ
一人生き残った平将門の娘・五月姫は、天慶の乱で敗れ去った父の
怨念を果たすため、貴舟の神に願をかけ妖術を授かります。
五月姫は名を「滝夜叉姫」と改め、父の郷、下総の国・猿島で
反乱を企てます。そこで、陰陽師・大宅中将光圀らは朝命を奉じて
下総の国へ向かい、陰陽の術で邪心の妖術との戦い末、滝夜叉姫は、
朝廷への復讐を果たせず敗れ去ります。

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