感謝の日々

日々の出会いとエアデールテリア空(くう)の成長を記録します。

季のうた

2007-06-30 | 日々の出会い

   釣竿に

    鮎のあはれや

     水はなれ

        (立花 北枝)句

 古事記。日本書紀にも鮎の記述あるとか

 水無月・長良川にも友釣りの姿賑う。

             合掌

今日もありがとう。

             恵眞

 

種田山頭火

2007-06-29 | 日々の出会い
    山あれば山を観る
  
    雨の日は雨を聴く

    春夏秋冬

    あしたもよろし
 
    ゆふべもよろし

          山頭火:山行水行より

  梅雨には激しき雨。しとしと雨。

   草木成長早し。

  山のみどりは何を教えん。

                合掌

  今日もありがとう

             恵眞

伊呂波歌

2007-06-27 | 日々の出会い
  色は匂へど散りぬるを『諸行無常』

  わが世誰ぞ常ならむ 『是生滅法』

  有為の奥山今日越えて『生滅々已』

  浅き夢みし酔ひもせず『寂滅為楽』


  伊呂波歌は涅槃経の無常偈を七五調の四区47文字

  に巧に翻訳されている。

  無常という奥深き言葉に何を学ばんや。

                合掌

  今日もありがとう

                   恵眞

               
  
  

  

涅槃経

2007-06-26 | 日々の出会い

  そなわりて

   目鼻耳口ある顔を

    われも持つことに思いいたりぬ


              (筏井嘉一)

自分の顔に目鼻耳口具わっている嚴かな事実

この事実に気がつくこともなく暮らす日々。

目鼻耳口が具わっているその姿::

これこそ::ありのままの真理なりか


        合掌

今日もありがとう

             恵眞

戦後62年・沖縄(慰霊の日)

2007-06-25 | 日々の出会い

  2007・6月23日

   戦後62年を迎えた沖縄

  米軍は1945年3月26日に慶良間諸島

  4月1日には沖縄本島に上陸。

  日米両軍による地上戦に住民も巻き込まれた。

  日本軍による住民殺害事件。

  集団自決。

  私の知らない事実は多い。

  この闘いで両軍と住民合わせて

  20万人以上が亡くなった。

  世界の人が安心して暮らせる時代を

  築くために私達は何をすべきか?

  いのちの貴さ、重さを感じて

               合掌

 今日もありがとう

                   恵眞

桜会

2007-06-24 | 日々の出会い

  久しぶりに会う友。

  元気な笑顔に出会い

  楽しく遊んだ日。懐かしく;;昨日の様。

  時間を忘れ話し込む。

  ほっと出来る時をありがとう。

  みんな元気で**今日に感謝

             合掌

                恵眞

  

2007・夏至

2007-06-23 | 日々の出会い
 

 一年でもっとも昼が長い夏至。

   100万人のキャンドルナイト***

 想いを胸に::蝋燭の灯りで静かな夜を過ごすのも

        亦。貴重なり。

               合掌

今日もありがとう

                 恵眞

てるてるぼうず

2007-06-22 | 日々の出会い
 天が下
  
   てるてるぼうず

     黴坊主

        ( 三橋句 )

 梅の実熟す、梅雨。

 今日は雨。

 明日は晴れてと祈るこころ。

 てるてるぼうずてる坊主

  明日天気にしておくれ。

             恵眞

今日もありがとう

           合掌

 

詩人・村上昭夫氏の祈り

2007-06-21 | 日々の出会い
     病い

病んで光りよりも早いものを知った。
病んで金剛石よりも固いものを知った

病んで
花よりも美しいものを知った
病んで海よりも遠い過去を知った

病んでまた
その海よりも遠い未来を知った

病は
金剛石よりも十倍も固い金剛石なのだ

病は
花よりも百倍も華麗な花なのだ
病は
光りよりも千倍も早い光なのだ

病はおそらく
一千億光年以上の
一つの宇宙なのだ

            村上昭夫(動物詩集)

村上昭夫氏は、1927年生まれ。
34歳の時に、右肺葉切除。余命5年と宣告される。
41歳で詩の登竜門H賞受賞。その7ヶ月後に逝去。

死と向き合いし中から生まれた澄んだ言葉。

動物哀歌の詩に出会い
新たな生きる力を頂戴せん。
この眼は::おそらく佛の眼なり。

               合掌

今日もありがとう

             恵眞