総合診療医からの健康アドバイス

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妊婦さん、運動しましょう!

2018-07-31 10:36:40 | 医療情報
 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 今日の沖縄は晴れ時々にわか雨。気温は32度と洗濯物を外に干しただけで大汗です。しかし、この台風12号はしつこいですね。まだ九州から四国にかけて大雨を降らして、明日には東シナ海に進み、更に勢力が復活して強くなるそうです。大陸の方々も注意したほうがいいでしょう。しかし、本土の猛暑は中々衰えませんね。まだ七月ですよ。では、本題へ。
 
 
 
 
 妊婦さんは運動を控えて安静にする方がよい、といったことをときどき聞くことがあります。
 
 
 運動で流産や早産のリスクが高くなるのではないか、という心配からということです。
 
 
 
 
 しかし、安静には弊害がある、ことが妊婦さんにもいえることがわかっています。
 
 
 一般の人やご老人でもいえます。
 
 
 
 
 軽度の運動では、流産や早産、または胎児への悪影響のリスクが高くなることはありません。
 
 
 
 
 エアロビクス、ダンス、サイクリングなどを、年齢に応じた最大心拍数の60%程度までの軽度の運動を週三回ほど約1時間、妊娠初期後半から分娩前の時期(8週以降)を行なっても流早産や低出生体重のリスクが増えないことが様々な研究からわかっています。

 

 

この日は天気が良かった

 

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