総合診療医からの健康アドバイス

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30才代の聴力を保ち音楽を楽しむ

2016-11-25 09:54:47 | 日野原先生の教え

 皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。大相撲九州場所は全勝がなくなり、優勝争いは混沌としてまいりましたが、皆さん、お気づきだと思いますが、白鵬ってあんなに弱かったですか。何か見た感じだだの普通の横綱に見えます。やはりけがの影響ですかね。では今回も日野原先生のお話です。

 

 

徳田:今回は、エビデンスに基づく健診についてアドバイスをお願いします。


日野原:私は数年に一度程度のみ健康診断を受けています。

 通常の健康診断に加え、体力測定や認知症の検査、生活状況についてのアンケートなども含めたもの程度です。

 数年おきに健診を受け、年を重ねるにつれての数値の変化を調べています。



徳田:自己管理の基本は「まずは己を知ること」ですね。

 血圧の測定などのように、「エビデンスの確立された健診項目」は重要ですよね。

 ご老人では、体重、握力、歩行速度、日常生活活動、そして気力などを評価することも大切ですね。


日野原:健診など、受身の自分を観察するのは新しい体験でおもしろいですね。

 例えば、問診を受けたときに、どう返答すれば自分の現状をよりよくわかってもらえるだろうかと、言葉を上手に探しながら対応しました。


徳田:医師は聞き上手、患者は話し上手になるべき、ですね。


日野原:体力を測るときには、負けず嫌いで実力以上の結果を出したいと全力をふり絞ります。

 医師というのは聴診器を使う仕事だから、やはり聴力も大切です。

 聴力検査では担当者が、「30才代と変わりませんね!」とほめてくれました。

 医師としてはもちろん、音楽が好きな自分としてもうれしいことでした。


徳田:イヤホンによる騒音性難聴が増えてきていますので若いひとは聴力にも注意して欲しいですね。

 私はイヤホンを使うときには音量を下げて利用しています。

 では、また次回もよろしくお願いします。

 

 

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