良心的行動はアルツハイマー病の予防となるか

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。最近の沖縄の天気。昼間はピーカン、真夏の日差し。夜は雷ゴロゴロ、通り雨。昨日の夜も急に大雨になりましたが、いつもより風が強い。調べてみると、ミニ台風。熱帯低気圧の影響でした。そういう時期なのですね。では、本題へ。

 

 

 

 

　アルツハイマー病の予防はどうでしょうか。

 

 

　この病気の予防について確立した方法はこれまで不明でした。

 

 

　しかし、最近になってある方法が、アルツハイマー病の予防に効果があることが確認されてきています。

 

 

 

 

　それは「大脳レジリエンス力」を保つ方法です。

 

 

　大脳レジリエンス力は認知レジリエンス力とも呼ばれ、認知症の原因となる病的攻撃に対する大脳自身の防御力です。

 

 

 

 

　大脳レジリエンス力を向上させる方法にはどのようなものがあるでしょうか。

 

 

　以外に思われるかもしれませんが、地域住民や自然保護のためのボランティアなどの社会的にためになる活動を積極的に行うことなどです。

 

 

 

 

　高齢者を対象とする研究で、社会貢献やボランティアなどの社会的活動を活発に行っている人では、脳神経栄養因子という大脳レジリエンス力を高める重要な物質の量が増えていることが示されました。

 

 

　良心的な行動を行うと、認知症の予防になることが分子レベルで示されているのです。

 

 

北谷のアート海岸

 

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