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総合診療医からの健康アドバイス

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妊婦さんでの運動のコツ

2023-05-29 10:32:33 | 医療情報
 皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。
 
 今日の沖縄は曇り時々晴れ、午後から時々雨。予想最高気温は30度の真夏日です。やったね!Bリーグの琉球ゴールデンキングスは横浜での千葉戦に勝利し、悲願のBリーグ優勝をもぎ取りました。ブースターのみなさん、良かったですね。凱旋パレードが楽しみです。しかし、気になるのは台風2号。予報通りに進むと直撃しそうです。心配です。では、本題へ。
 
 

 運動ではその体勢も重要だ。

 

 妊娠中期以降では、仰臥位、すなわち仰向けでの運動はなるべく避けること。

 

 妊娠で大きくなった子宮が下大静脈を圧迫することにより、心臓に戻る血流が少なくなる結果、心臓から出てくる血液量が減ってしまうから。

 

 血圧が下がって失神することもある。 

 

 妊娠中の運動を避けるべき、つまり運動は避けた方が良い場合は、重篤な病気があるとき。

 

 心不全、呼吸不全、子宮頚管無力症、26週以降の前置胎盤、破水の高リスク群、妊娠中毒症、重度の貧血、などだ。

 

 

 ただし、これらの病気がある場合でも通常の歩行は制限する必要はありません。

 

 絶対安静では静脈血栓症のリスクが高まります。

 

 特に妊娠ではそのリスクが高くなることがわかっています。

 

 

 

 お気に入りから、南城市の風景です。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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