過剰なサプリ内服による副作用

　皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

　今日の沖縄は晴れ時々曇り。予想最高気温は32度と真夏日が戻ってきました。熱中症指数も厳重警戒になっています。暑さに慣れたとはいえ、注意するに越したことはないと思います。昨日の真昼間に庭の小さな畑を耕していると、汗が滝のように流れ出てました。やはり、沖縄はまだまだ夏です。もうすぐ十月ですが、十月も真夏日はありますので、皆様ご自愛下さい。では、本題へ。

　ビタミンやミネラルのうち、サプリとして過剰に摂ると、特に副作用が出てくるの恐れがあるものには、ベータカロチン、葉酸、ビタミンＥ、そしてセレニウムなどがあります。

　これらのサプリを長期に過剰に飲んでいると、死亡リスクが高まります。

　葉酸は、妊婦さんやアルコール依存症の人、そして関節リウマチの薬でメトトレキセートを飲んでいる患者さんにはサプリとしての内服が勧められますが、一般の人には勧められません。

　Vitamin Dとカルシウム製剤は、骨粗しょう症の人には勧められますが、そうでない一般の人には勧められません。

　過剰に摂っていると、高カルシウム血症という副作用きたすことがあります。

　また、カルシウムサプリを摂りすぎると、尿路結石や動脈硬化症のリスクが高まる可能性があるといわれています。

 

従業員の満足度とお客様の満足度は、ほぼ一致する。

 

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