~TALKING IN YASU'S SLEEP~

3ヶ月に一回くらい見ると更新されているかもしれません。。。

トルコエジプト旅行日記7、8

2007年04月09日 | 日記
7日目

この辺りからは淡々と進みます。

コンヤという町に向かう。
メブラーナ博物館ではマホメットのヒゲなるものを見たりしましたね。
この博物館に来ているアラブ系の人はみなさん立派なヒゲをお持ちでね。
全員モスみたいなものです。
同じに見えてしょうがない。。

インジュミレーナ神学校の横のMacでトルコ限定メニューをミティンにおごってもらう。
むしろおごらせてれるという表現が正しいかもしれないが…。
そんなこんなでテンションが高くなった僕らは壁なるものをひとっ飛びして神学校に乗り込む。
中にはドラクエ7に出てくるような石盤がずらり…。
よく歴史の事が分からないのですぐに飽きて出てくると、出口付近にいる人がみんなこっちを見てる。。。
なんでだろう、と思ったら…
ここ、入場有料だってさ。
俺ら飛び越えちゃったらしいw
ま、ま、ま、いいっしょ、ということでバスに避難して出発。

コンヤのホテルは豪華でした。
入り口をくぐると、トルコの民族衣装なるものをまとったお方がwelcomeの意を込めてお菓子の配布。
このお菓子が甘いものでは一番おいしかったかもね。
7点なり。

ここ、旧ヒルトンらしい。
ロビーではピアノの生演奏、dinnerの時も3人で生演奏。
中にはスポーツジムやらプールやらサウナやらトルコ式風呂やら…、設備充実。
当然そこは遊んでおくって事でしょう。
ボートマシンみたいなやつが一番強烈だったw
あれ、うちの大学のジムに欲しいわw

夜飯は豪華でしたね、やはりホテルのランクの高さがにじみでてた。
地球の歩き方にも、最高級でランク付けされてましたからね。

8日目

朝から移動です。
カッパドキアがトルコの真ん中ら辺にあって、西に向かっているのね、最終的にはイスタンブールに戻ります。

途中色々な地に寄ったりしながら、お昼ご飯。
まあ、あんまり食事のことはあまり書いていませんが、概して5とか6くらいです。
しかも味覚もだんだん狂ってきているので冷静な絶対評価なんて不可能です。
このころになると食事にうんざりしていたな…、バスの中で老夫婦にもらったあられとかがめちゃめちゃおいしくて10点付けたくなるほど、日本の食事に飢えていたのでしょうね。

本日のメインイベントになった出来事が昼食後に起きる。
お昼のレストランの横にサッカーコートがあって、小学低学年くらいの子達が練習していたのね。
やはり相方の血が騒いだのでしょうね、試合開始。
2対3で。
しかも僕のチームが2人。
確実にチーム分け間違っているでしょうとつっこみたくなる。
しかもチームメイトはキーパーらしくて、こちらの攻撃は独り相撲。
試合は白熱した。。。
そして事件は起きた。
4対2とリードした場面で、5点目のチャンスがキーパーから来る。
トラップしようとした瞬間…
相方、本気タックル…。
あのガタイに簡単に吹っ飛ばされてしまう自分。。。
ビリリ…!
僕のお気に入りの黄色いラルフのシャツが破壊されてしまった…。
ま、直ったからいーけど、あの時は相当憤慨したね。
しかもその後4対5で負けたし。

15分くらいの試合だったかなあ。
言葉は通じないけれど、サッカーを通じて心が通った気がしたね。
スポーツはいい。
めっちゃ汗かいた後の冷え方が尋常じゃないね。

この後、世界遺産、パムッカレの石灰棚です。
とにかく美しかったね。
これは世界遺産になるわな。
石灰棚に温泉が流れていて、そこを足湯しつつずんずん先に進む。
川みたいに勢いよく温泉が流れている溝にきれいに納まっている美女が恥ずかしそうにしていたけど、明らかに矛盾している行為でしょう。
あとはとにかく現地のトルコ人に絡まれまくったね…。
写真撮ったり、メールアドレス渡されたりね、その辺は適当に乗り切ってね。

この日のホテルには露天の温泉があり、そこにつかりつつ、夕日が沈んでいくのを見たりしたね。
その美しさと来たら…、それはもう絶景でしたよ。
パムッカレといい、この日は景色に魅了されましたね…。
と、いいたいところだが、それ以上に魅了されたのが…夜に起きる。。。

夜ご飯、あんまおいしくない。
でもそんなことはもうどうでもよし。
いつものように食後に隣のガイドのトルコの酒「ラクー」一杯800円位を飲む。
この酒、めっちゃまずいんだけどね、ガイドのリアクションがおもしろいからついつい飲んでしまう毎日w
その時いつものようにこの後にディスコに来なさいと言われたのね。
じゃ行ってみるか、ってことで夜の9時くらいに行ったのです。
(その前に二人で色々なビールたくさん飲んだけど…)
ディスコといっても、ホテルのバーです。
この日はベリーダンスがあり、人が集まっていた。
ガイドさん達と4人で座って、奢りの酒(ラクー)とつまみをたべながらショーがスタート。
何て言うの、これ、びっくりしたね。
あまりの美女っぷりに。
そのあまりの美しさにこちらはとろーんとなったね。
最前席で見てた為に、ダンスの衣装をふわふわさせると香りがね、ふわふわ漂ってくるわけで。
それがまた、違うんだよね、普通じゃねーって、これ。
相方は一緒に踊っていましたが…、さすがです。
その相方も部屋に戻ってきて一言、
「とても美しかった…」
残念ながらカメラを忘れるというイージーミスを犯した為に写真は残っていませんが、目に焼き付いてるからいいのです。
別次元の世界を見た。

9日目へ

トルコエジプト旅行日記5、6

2007年04月07日 | 日記
2月28日 第五日目

飛行機を降りるなり、アンカラからカッパドキアに移動。
360度地平線が見えるような標高1300mの田舎道をひたすら突き進む。
これからの旅はほとんど移動の旅です。

カッパドキアに到着。
現地のガイド(以下ミティン)に案内されて、写真ポイントなるところに案内される。
世界遺産の洞窟住居に相方はずんずん突き進む。
砂がサラサラと風化…。
いーのか、と思いつつも遊ぶ、遊ぶ、遊ぶ。
このカッパドキア、ピラミッドに比べれば大したことない地だと思っていたけども…、
想像以上にアツかった。。。
何よりピラミッドと違って、360°見渡す限り美しい景色が広がるのである。。
激アツ注意報でしょう…。
やべ、使っちゃった。

ガイドの友達のカッパドキアの洞窟民家に案内される。
おばあちゃんがチャイ(紅茶)でもてなしてくれた。
想像していた生活とは違い、水道電気ガスは通っており、十分住める環境であったし、なによりも心地良さそうなあったかい家であった。

で、このおばあちゃんがこの前テレビに出ていたのね。
全く同じ人であったのに加え、来ている服まで一緒だったw

ホテルに戻り、地元のワインなどを飲みつつ、しばし休憩。
ホテルが洞窟を改造したものらしく、客室が洞窟風、それに加え、ベランダからはカッパドキアを一望出来たのが印象的。
素晴らしかった。
夜ご飯はホテルのバイキング。
6.5点。
概して、世界三大料理であるトルコ料理は舌に合わない。。。
その後はまったりとして睡眠。

6日目へ


3月1日 第六日目

朝、この日のメインイベンドがやってきた。
それは…

気球。

そう、カッパドキアといえば、ナスカの地上絵みたいに空から世界遺産を見渡すのが有名。
本来、ツアーでは禁止されていたらしいが、若さでねじ込んで別行動。
ちなみに禁止されていた理由、「落ちた人がいるから」。
気球から落ちたら死ぬでしょw

ちなみに、ディスカウントして一時間お一人195ドル。
しっかりと堪能してあげましょう。

16人乗りの気球に乗り込む。
隣にはスペインから来た陽気なジョークを飛ばすおじいちゃん。
ステキな老夫婦でしたね。

さあ、行きましょう。
この気球の感覚は…乗らなければ分からない!
正直、最高でした。
この旅で一番美しい景色を見た。
360°見渡す限りの地平線。
まぶしい朝日。
眼下にはカッパドキアの美しい世界遺産。
すんばらしかった。

朝飯を食べずに、皆さんと合流。
今度は地下都市に。
隠れ場所としてここを使っていたらしいです。
迷路みたいな穴が至る所にあいていたり、隠し扉的なものがあったり。。
小学生に戻ったみたいに探検させていただきました。

有名なキノコ岩に行く。
地層がえぐれてキノコのように見える岩の事である。
かなり老け顔の19歳のオスマンに出会う。
このオスマン、はじめは適当な絡みから始まり、キノコ岩を案内され、最後は自分の店で何かを買ってもらおうという魂胆なのだ。
実際、彼の店には一分もいなかったけどw

ここでも相方が暴走。
洞窟の中の垂直な壁をよじ登って、キノコ岩のかなり高いところにある窓らしきところから外に登場。
これにはさすがのオスマンもびっくり。
ここでオスマンが一言、
「Why did you come with that crazy guy!? I've never seen such a crazy guy!」
つかありえねーよ、あの垂直の穴を登るのは、脱帽です。
そんなこんなでオスマンとは仲良くなった、いわく、世界中に彼女がいるらしい。

この後、ラクダ岩やら有名なポイントに行き、ホテルに戻り、睡眠。
朝早かったからね。

夜はご飯食べた後に、外をぶらぶらして現地のお菓子を1000円分くらい買って、味見したり。
ふつーのことしてました。
ここまで来ると、少し疲れがたまってきたのかもね。

それにしても気球はよかったなー、めっちゃ高かったけど…。

7日目へ続く。

エジプトトルコ旅行日記4

2007年04月05日 | 日記
2月27日 第4日目

朝、ピラミッド通り沿いにあるMacに行く事に。
なんでも限定メニューがあるそうなんでね。
Macに行くにはこの大通りを横断する必要がある。
前述の通り、横断歩道などという優れものは無い。
横断するのも一つのスリル体感ですね、タイミングはもちろん、道の途中で止まって車をやり過ごす勇気も必要。
異国は歩いているだけで心地よい、20分はあっという間に過ぎ、Macに到着。
はい、準備中。
11時からだそうで。
「エジプトのMacには限定メニューがあると聞いて日本から来たんだ」
という必死の説得も応じず。
残念。
又夜に来ましょう。

お昼ご飯コシャトゥーヤ。
4.5点。

この日はoldカイロを巡る。
メインイベントはエジプト考古学博物館。
ツタンカーメンの仮面をはじめとして、ミイラなどなど…、二時間もの間ガイドさんの説明を聞きながら巡るに巡る。
さすがはツタンカーメン、8つのお墓の中に入っていたそうな。
お墓の中にお墓があって、そのお墓の中にお墓があって…という繰り返し。
そのお墓も全て展示してありましたね。
過去の栄光を物語るように金色がピカピカ…。
この博物館、2時間では物足りないくらい魅力的であった。
出口を出ると、再びヨルダン大統領の登場で博物館周辺が厳戒態勢に。
ちなみにこの考古学博物館は世界遺産に登録されている。

写真はエジプト考古学博物館前です。異国の人でいっぱいでした。

この後は香水の店へ。
ツアーの料金が安い理由の一つに、客寄せ料があるのだろう。
こうして、日本人をたくさんお店に連れて来てもらう事にお金を払っているのであろう。
こちらとしては別に買わなければいいだけの事。
店員と絡んで、日本語を教えたり、買いもしないのに無理な値引き交渉をしたり、遊んでいれば良いのです。

夕食 シシケバブ
ビール込みで6点。
イスラムの国なのに、観光客にはビールを出すそうです。
エジプトで有名なビール、ステラビールだそうです。
概して、ご飯はそんなにおいしくない。。
変なレストランに連れてこられているだけなのか…。
26日に食べたコシャリはなかなかおいしかったけども。

ホテルに戻ると、再びMacを目指す。
昼に比べて、夜の方が車が多い。。。
つまり、通りの横断が難しい…
現地の人にくっついて渡ればそれほどでもない。
難なくクリア。
しかしそれではもの足りないという事で、再び元のサイドに戻り、横断し直し。
こんな調子で何度も何度も横断w
車と車の隙間は人一人が限界でしょう、その隙間をぬうようにして横断するのです。
このスリルがたまらんw
安全が保障されていないらへん、ジェットコースターとは違うスリル。
最初の方はかなり抵抗ありましたが、最後の方は現地のレベルに近づくことができたという自負が多少あり。

通りをまっすぐ歩いていると、ガキ共につけられる。
別に何をしてくるというわけではないが、不気味な存在なのだ。
Macは日本円価格に換算しても多少安い程度。
向こうの人にしてみれば、Macは高級料理なのかもしれない。
ガキ共はMacに入れないから、ここでまく事に成功。

Macアラビアを注文。
要するに…、羊の肉を使ったMacということですね。。笑
生野菜にビビるも、なんとか完食。
水、生野菜は危険なんです。

あまり言及していませんが、エジプティアンはどこでも何かのきっかけで片言の日本語、もしくは英語で話しかけてくる。
Macでも店員がいちいち話しかけてくる。
もちろん話しかけてくれるのはいいのだが、こちらがしゃべる事を理解出来ないため、キャッチボールにならない。
結局のところ、どこでも通じる言語というのは無く、仲良くやる為には、ボディーランゲージだったり、表情豊かになる事だったり、身振り手振りで出来るジョークなのだとw

Macを出ると新手の物乞いが登場。
この旅で一番心が揺らいだパターンでした。
まだ、4、5歳くらいだろうか、服はボロボロ、顔はどろで汚れている、貧しい家庭の子であることは言うまでもない。
これらの子は親にこれを金に換えて来い、と言われているのであろう。
その子がボロボロになったポケットティッシュを片手に、もう片手で目をこすりながら今にも消えてしまいそうな声で、

one dollar...

ですよ。
こちらとしては、たかがわんだらーでもあちらとしてはわんだらーでどれだけの事が出来るのであろう、と考えたり、ね。
でもあげてはいけない。
一人の子にあげると、それを見た他の群衆どもが集まってきてしまう。
それはそれで厄介である事は言うまでもない。
申し訳ないが、ここはこぎれいな大きなお店の中に避難。
そのお店は入り口に警備員がいて、中には様々な店がある。
この店に関しては他国と比較してもひけをとらないくらい素晴らしい。
そこにいる、現地の若者だと思われる14、5歳くらいの男達。
身なりは正直、オシャレと呼んでも良いくらいのレベル。
髪型も若者なりに決まっている。
おそらく、この店の中にいるだけで、一つのステイタスみたいになっているのであろう。
貧富の差が激しすぎる…。

店を出れば、再び先ほどのポケットティッシュの子が近づいてくる。
他の接客もまた然り。
必死で外国人を狙っているのである。

再び、大通りを渡るスリルを味わいながら、エジプトの社会について考えさせられるのである。

以前にk@8と飯を食べている時に、この世は生まれた時点で差がありすぎるのが不公平である事をアツく語っていた。
頭ではたしかに、と思う事も、実際に現地に行って見ないと分からないものなのだな。
ましてや、エジプト以上に最低レベルの生活が保障されていない国なんてもっとある。
自分に出来る事…、何も無い。
自分は無力であった。


ホテルに戻ると、高校の名◯君にそっくるのボーイさんと2時間くらい話す。
英語がかなり堪能。
エジプトの社会、国民性、歴史、将来について、あらゆる切り口から意見を頂きました。

結論、革命が必要でしょ。
自分は歴史も政治もあまり詳しくないから、ベストな方法は分からないが、国民性があまりにも自己中心的すぎる以上、ルールは意味ない。
警察もお金でなんとでもなるっていうんですから。
革新的にもっと改革していかないとよりよい社会になっていかないのではないかな。
素人の目線からだけど、変わって欲しいと願う。

この後部屋に戻り、僕は集合時間深夜12時半に2分遅刻するという醜態をさらしました。
バスに乗る時の空気が痛いね、これ。

さようなら、エジプト。
これからトルコ、イスタンブールに戻り、そこから首都アンカラに移動です。

50年後に又来ると、変わっているのかなあ。。
と思いつつ、エジプト空港へ。
空港の電光掲示板を見る。
行き先らしきところに…
THRKEY
...
これは英語で良いんだろうね…ならトルコはTURKEYでしょ笑
最後までいいかげんな国、エジプトでした。

空港の中で、ビール75セントを飲み干し、出発です。

5日目へ続く。

トルコエジプト旅行日記3

2007年04月03日 | 日記
2月26日 第三日目

ホテルで朝食を終えるとホテル周りを探検。

一歩外に出ると…、夜のときはあまり感じなかった匂い…
独特の匂いである。
ホテルの出口のすぐ前にあるお土産屋には、
「価格破壊!あのさんまも来た!」
という看板が。
もちろん日本語で書いてありました。
明らかに日本人は恰好のかものようですね…。

こちらエジプトはアラビア語です。数字もです。
なので、数字の読み方を覚えないと商品の価格も分からない。
ほとんど値札がないので全て交渉制となっているようでしたが。

道を歩いているだけで怒濤の接客です。
日本語で話しかけられます。
大通りに出ると、クラクションの嵐。
人と車の距離が近すぎる!!
常に事故と隣り合わせ。
道にはドアの無い車(後でバスだと判明)、馬車、車(どれも薄汚い)、自転車、売り子、時にはラクダ…何でもありです。
後で聞いた話ですが、どうやら免許はお金があれば簡単に取れるそうです。
エジプトで車の運転は絶対に無理でしょう…。

大通り沿いにぶらぶらしていると、屋台を発見したので庶民料理ターメイヤを頂く事に。
コロッケエジプト版みたいなものです。
香辛料効きまくりでね…、おいしい方かな?(6点)

さて、本日のメインイベントに行きましょうか。
ピラミッドへ!
バスでピラミッド通りをズンズン進むと…遠くの方に山が見えるのです。
…!
あれがピラミッドか!、と、その大きさにただただ絶句…。
富士山みたいね、想像以上のでかさ。

ピラミッドの前に昼食。
ナンみたいなものにソースをつけて食べるのですが、、そのナンはエジプトの乾燥した風にさらされていたのか、若干シャリシャリ…。
魚料理はスズキでしたが…、もしかしてナイル川から??
まあそんなバックグラウンドはどうでもよいとして、味で評価しなくてはね。
4点。
昼食を食べ終え、店の外に出ると、音楽の演奏が!
そこはさすがの相方、その音楽に合わせて踊り出す。
みんな笑顔でノリノリです。
エジプトも陽気な民族だ、と思い、一枚写真に収めた瞬間の事でした。
演奏ストップ、そしてみなさんの笑顔も消える。
そして…「わんだらーわんだらー」ですよ。
この民族は基本的にお金のことしか頭に無いみたいね。
もちろん払いませんが。
撮る前に契約を結んでいない以上、払う必要はありませんからね。

ここで特撮してピラミッドを飛び越えましたね、早くも重力の拡散が始まりました。
写真はいつかアップしましょうかね。

ピラミッド前に到着。
ガイドさんからアドバイス
一、物乞いは相手にしない
一、現地の人と写真は一緒に撮らない
一、ラクダに乗らない
一、警官もグルなので気をつける
警官はラクダに乗っていて、格好よいですが、もし写真撮ったら警官すらもわんだらーわんだらーです。
気をつけましょう。

さあ、れっつごー。
ピラミッドを少し登ります。
カイロ市内を一望出来てしまった…。
あまりに興奮しすぎて、禁止区域に入って笛吹かれたりもしましたが。
何せ警察は銃を持っているのでそこはびびっておきましょう。
クフ王のピラミッドを走りながら一周。
その間、物乞いやらラクダの勧誘のしつこいことなんの…。
シカトしたり、適度にいじったりしていれば問題無し。

ギザの三大ピラミッドはすぐ横にカフラーのピラミッドもあります。
カフラーのピラミッドは中に入れるのです。
クフ王も一日100人入れるそうですが、どちらも大した差異はない、と地球の歩き方に書いてあったのでカフラーだけで良いでしょう。
狭い入り口、アンモニア臭のする狭い通路を、腰を屈めながら100m以上進むと、お墓のあったところへ…
来るか、ピラミッドパワー…、思いっきりジャンプしてみた!
普通に着地。
拡散しませんでしたね。
残念でしたわ。

次は三つのピラミッドが一望出来る所に。
クフ王、カフラー、メンカウラーが見えるところに。
お土産では値下げ交渉。
とにかく感服するのは日本語の上手さ。
接客を生業としている人はすごいです、子供も含め。

お次はスフィンクス。
ガイドも「こんなの初めての事」と言った理由は…
顔面ハトだらけ。
顔ももうボロボロになってきていました。
行くなら早めにどうぞ。
トリビアの泉に出てきたケンタッキーとピザハットも確認しましたよ。

ここでも商売は盛ん。
スフィンクスを見終わって、出口のところにうさんくさいおっさん。
「ゼンブデセンエン!」
大きめのツタンカーメンの像(ブロンズ製)約30体、1000円らしいです。
価格破壊ですね。

この後、パピルスの店に行き、パピルスの作り方を見せてもらい、ツアーは終了。
ここから夕食をパスして別行動です。

ホテルに戻った後、タクシーの運ちゃんと値段交渉してすぐに出発。
まずは再びピラミッドへ。
音と光のショー(英語)というものを見るため。
タクシーに乗って気づいた事、窓から少し手を出せば隣の車に触れるし、隣の車とのサイドミラーの感覚5cmくらい、通行人をひきそうで乗っているこっちが恐ろしい…というか実際、人と接触事故発生したの目撃したけど何事もなかったかのように歩いて行ってしまったし、車同士の接触事故は逃走してたし…、とにかくひどいです。
その混雑の中、うちの運ちゃんはどの車よりも速かった。
このスリルは最高でした。

先ほどのケンタッキーの横の横の店の三階の店をお勧めされる。
隠れスポットと言いましょうかね、素晴らしいポイントからの眺め。
別のツアーで来た家族と一緒に夕食を食べながら、ショーを見ましたね、英語よく分からんかったけど。
ヨルダンの大統領が緊急訪問したらしく、スタートの時間が若干遅れたり、いきなり野良馬が道を暴走したり…、予測不可能な自体の連続に興奮。


次は大衆食堂に。
こっちでいう吉野家みたいな食事で、コシャリと呼ばれる料理がある。
マカロニ、スパゲティー等のパスタの上に焦がしニンニクをのせ、その上からトマトソースをぶっかけて食べるというもの。
大盛りが日本円にして約100円。
結構上手かったね、頑張った。
7.5点。

最後にハンハリーリです。
超巨大商店街です。
全てのものが置いてあると言っても過言ではないくらい、多種多様な店がそろっていた。
夜の9時から11時まで回ったのだけど、観光客なんて僕ら以外いない。
当然、声かけられまくるし、腕を掴まれたりもする。
正直怖かったですw
狭い道を後ろから10歳くらいのガキがバイクで暴走してるし、
暗い路地を覗くと、水タバコを吸いながら、無表情のアラブ人20人くらいに無言で見られるのです。
これ以上不気味なことはありませんよ、正直。

それにしても日本人だとばれますねw
8割以上は日本語で声かけられる、あとは韓国やら中国やらよくわからない言語だったり。
接客の方法は
コンニチワ!、ゆーふろむじゃぽね、huh?
から
チョット!チョットチョット!、欧米か!
極めつけは…
ゼンブタダ!!
これが文化というものなのか…、強烈でした。

こんな調子で1000件以上は歩きながら見たかな。
11時まで歩いてたけど、それはそれは大変でした…、昼に行かんきゃいかんね。
結局買ったものは、相方がクリスチャンディオールのサングラスを200円で買ってました、それくらい。

ホテルに12時くらいに戻って就寝。
お疲れさまでした。

そういえば、ガソリンは1リットル30円くらいだそうですよ。
日本のにすれば渋滞も無くなり、もう少しこぎれいな町並みになるのではないかな…。

4日目へ。

トルコエジプト旅行日記2

2007年04月01日 | 日記
2月25日 第二日目

朝5時、イスタンブール空港に到着。
現地のガイドさんMETINと初対面。
このお方には長い事お世話になりましたね。

すぐにホテルBarcelo Hotels Istanbulに案内される。
五つ星だそうな。
一泊480トルコリラ相当。
ここで通貨単位に関して言及。
2年くらい前までは旧トルコリラが使用されていて、日本円で80円相当が100万トルコリラとか呼ばれていたそうです。
今は新トルコリラが使われていて、80円が1トルコリラと扱われています。
ですから、480トルコリラというと…、約4万円。
一泊四万円、なかなかやるね、このホテル。
ちなみにツアーは飯代、フライト代、ホテル代込みで15万円でした。
二日目にしてかなりお金消費してるみたいだけど平気なのかと不安に。
無駄に良いホテルなのはいいんだけど、水漏れという致命的な欠陥発見。
五つ星なんて大したことないんだって、きっと。

朝食はバイキング(in PICASSO)。
朝食なのに15トルコリラ相当。
かなり豪華な朝食。
それなりにおいしいのは当然です。
しかしずばぬけるというほどでもない。(7点)
この朝食での思い出は、相席したアメリカ人夫婦との会話かね。
おじさんの方の英語かなりむずかった…。
とにかく、カリフォルニアは最高の地ってことらしいけど。

朝食を終えると、外を散策。
実はこのホテルのすぐ近くにイスタンブールの城壁 (テオドシウス城壁)があり、この城壁で遊んでいました。
登ってよかったのか定かではないが、勝手に登って…。

この城壁に関して。
城壁と城壁囲む地域を世界文化遺産に登録されているそうです。
早くも世界遺産に踏み込んでいるわけですね。
修復されているとはいえ、イスタンブールのような大都市の中に世界遺産が共存しているのは見事でしたね。

城壁の一部にはホームレスの家(?)のような所もあり、城壁は今でも活躍していました。
城壁の次は、屋台。
キョフテバーガー(名産?)とアイなんとかっていう所謂飲むヨーグルトとチャイを注文。
屋台のおっちゃん全く英語しゃべれないくせにめっちゃ陽気に話しかけてくる。
しかも、バイトの方々と朝飯作りながら食べてて、お前らもどうだ的なアクションで卵料理をパンに塗り付けて食べる謎の料理をごちそうになった。
ボディ-ランゲージって本当に存在するんですね、僕の相方は、店員がゲイだという事を暴いていました。
ちなみに僕もゲイにされてしまいました。
どの国でも笑いが取れるネタですね。

基本的にトルコ人は陽気だ、と高校一年生の時担任の吉◯先生が言ってたけど、本当でした。w
やっぱあの先生は偉大だw

そういえば、大阪のメルハバガールズ(二コ上)と初絡みもこの時でしたね。
朝だったという事もあってか、ホテル周りをフラフラした感じではトルコはそれほど日本と変わらないという印象。
道路をみんなササッと横断して行くくらい。
あと、野良犬がたくさんいたかな。

午後、世界遺産であるイスタンブール歴史地区を回りましょ、ということで、まずはトプカプ宮殿へ。
サクサクっと回って、ガイドを聞きながら歴史的な背景を理解し(たふりをし)、ただひたすら建造物の美しさに感動。
他にもステンドグラス、86カラットのダイヤ、剣など、オスマン時代の栄光を感じさせるものが展示されていた。
お昼ご飯はマルマラ海の横にあるホテルでドネルケバブ。
羊の肉は実に新鮮な感覚ですよ、この時はまだね…。
この国はイスラム99%なので豚肉はありません。
牛もあまりありません。
羊ばっか食べていると肉食べたくなくなるんですよ。
世界三大料理であるトルコ料理、記念すべき最初の食事です。
6点。
びみょ。

このトプカプ宮殿での一番の思い出は以下、相方YW氏の日記も交えつつ書きます。
やたら日本語が上手い3人組のトルコ人に話しかけられる。
どうやら、一人はトプカプ宮殿での警備員で、他の二人が遊びにきたから案内しにきたらしい。
ん?二人を置いて行ってしまう警備員。
ノリでその二人と話してみる。
一人の容姿は背が低く、ヒゲの濃い平井堅。
もう一人は大きめのドラえもん。
日本語、かなりうまし。
話を聞いてみると…
背が低い方は現在トルコリーグで活躍しているジーコのプロチームのユースの代表らしい。
しかもガラタサライ稲本のベストフレンド。
当然我々は爆笑。
すると傍ら”Really.”とシリアスな表情でフォロー。

名は、ジャビン。
日本でのあだ名は…
シャブスケ。
傍らの日本でのあだ名は…
アキハバラ。
中田のプレースタイルはこのシャブスケに似ているらしい。
シャブスケが中田に似ているのではなく、あくまでも中田がシャブスケに似ているらしい。
完全にふざけていやがる。。。
そしてそろそろボロが出始める。
実は俺たちブルーモスクの裏に住んでいるんだ、今からうちに来いよ、と。
傍らシリアスな表情で再び”Really.”とフォロー。
てめーらさっき、イスタンブールに遊びに来たって言ったばっかだろっつの。
丁重にお断りするとシャブスケはあきらめない。
俺らがブルーモスコを案内するよ、と。
俺ら矛盾だらけの展開に爆笑。
傍ら、すかさず”No Joke.”、と、ふぉろー。
ま、いつか一緒に飲もうね、と笑顔でお別れ。

結局詐欺かどうかはわかりませんでしたが、こういうのには関わらない方がよさそうと判断。

さてお次はブルーモスクです。
このモスクでは、高さ、美しいステンドグラス、秩序よく並べられた絨毯に圧倒されます。
前の方ではイスラム教徒の方達がお祈りしてましたね。
宗教の事はよくわかりませんが、お祈りとか冗談でもしてはいけないものと判断し、すぐに外に出た。
この日のイスタンブールはとても寒かった。
あり得ません。
風が吹かないポイントを探していましたね。
この辺りから、カメラの特性を逆に着くネタ的な写真を撮り始める。
特撮で巨大なオベリスク持ち上げたりね。

夜ご飯、ステキな老夫婦と相席になり、談笑しながら素敵なディナーを頂く。
4点。
味はキャスだった。
店を出ると何やら小物を販売している売り子がいた。
全く買う気はないが、値引き交渉だけしていると、他の日本人の方々も集まってきて、大阪魂に火がついたのか、みんなで値引き交渉が始まる。
フェラーリの馬、40リラを300円に。
90%オフですね。

この寒い中、トルコ風アイスの販売ショーをしていた。
コンビニで売っている「トルコ風アイス」とは違いかなりカチカチのアイス。
びよーんと伸びる気配が全くありませんでしたね。
これには驚きましたな。

そのまま空港に行き、エジプトを目指します。
空港で寝ていて、飛行機を乗り過ごしそうになるところをガイドさんに助けられる、二度も。
いやいや、エジプトへのフライトで一番ビックリしたのが、エジプトの入国カードですよ。
機内で書くわけでありますが、そこにはこんな欄があった。
Arriving Form→_
真剣になんの事か考える。
隣の猫ひろし激似のおっちゃんにも聞くが、空欄にしている様子。
これは困りましたね。
かなり考えました。
まさか…
Arriving From→_
のミス??
待て待て、一国の入国カードだぞ、ミスプリとかあり得ないだろ…、と思いつつも、前後関係からはそれしか推測出来ない。
結局 Istanbulと記入して、なんとか入国出来ました。
入国審査終了後、免税店発見。
この国いい加減さが早くも垣間見える。
トイレに行くと、当然のように使用量1ドル取られたようです。
荷物をゴロゴロ転がして、バスまであと10mという距離まで行くと、変なおじさんが荷物を勝手に運び出す。
おいおい…と思いつつ、バスまで運び終ると、「わんだらーわんだらー」ですよ。
もちろん払いませんが、この国の洗礼をここで受ける人がいるのでしょうね…。
ぬるい国で生活していた僕にとってはかなり強烈な国、エジプト。
最高ですね、この文化の違いが。

エジプトのガイドさん、モスタファ(通称モス)と初対面。
全く表情がないおじさんでしたけどね…。

すぐにホテルAMARANTE PYRAMIDSに行き、お休みです。
ピラミッド通りにある、なんちゃって5つ星のホテルです。
便器はパタンと倒れてしまうし、天井の一部は持ち上がるし、水圧強すぎてお尻の穴洗浄するやつから出る水は天井に突き刺さる勢いで出るし、テレビつかないし、つか電源ボタン押したら奥の方にいっちゃったし。
そのくせ無線LANはあったみたい。
中途半端なこと極まりないw

この日はこんな感じで就寝です。
就寝前の歯ブラシはもちろんミネラル水でやっていましたよ。
水が一番危ないですからね。

それでは3日目へ。。
長いよこれ…。