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蒼い地球で生きた最後の時LAST LIFE・LAST TRIAL

詩・音楽・絵・写真・山歩きと神様の日々の足跡

My poem「光芒」

2023年01月20日 | POEM

4時をまわると 陽の光が黄色くなり

黄泉の祓いの時がきたことを告げる

 

今日一日の悲しみ苦しみ小さな罪事を

沈む太陽に託そう

西の空で夕陽が赤く燃えて

すべてを焼き尽くしてくれるから

 

遠くのビルが

切り絵のように浮かびあがる

 

その日の最後の光芒のひとすじが

一瞬強く光り やがて消えていった

 


My Poem「夜蝉」

2022年09月15日 | POEM

夜を徹して蝉が鳴いている 残された命を知っているのか

雲間に見え隠れする三日月 再生の夜が静かに横たわる

霊気をはらんで浮かび上がる山の黒いシルエット

闇には魑魅魍魎が息づく

人の営みと かたわらで綿々と続いてきた

生きるものの思念

光も闇もこの世のすべてを 終末はどう変えていくのだろう


My Poem「Last Trial」

2022年08月28日 | POEM

どのような境遇に生きようとも どのような家族を抱えようとも

心安らげる家庭をつくること 本当の自分でいられる場所をつくることが

私の魂が望んだことだった

 

それを思い出して私は

今回の旅もそろそろ 終わりに近づいてきたと感じている

 

この揺るぎない安心感の中で 残された課題はあとひとつ

己の感謝と平安を 人類を生かす為に傷だらけになった地球に捧げきること

これは永い転生の果ての 私の人としての最後のtrialになる

 

未来は決まっていない

 

神に最も近い波動の感謝の思いが 私達を神に近づけ 神を助け

来るべき試練をこえた新しい世界へと導いてくれるのだ


My Poem「祈り」

2022年08月23日 | POEM

人が祈る姿は美しい

その人が得た富も栄誉も虚栄もすべて引き剝がして

一心不乱に神に語り掛ける姿からは

魂の真髄が透けて見えてくる

本来人は神と等しき者

神に祈る時 

祈りという架け橋を通じて神性がその人に流れ込み

人は・・・ 

神としての本質をその面(おもて)にあらわす

 


My Favorite Poem

2022年07月18日 | POEM

苦難のはての眠り

嵐のはての港

戦いのはての憩い

生のはての死こそ

大いなる喜びなれ