4時をまわると 陽の光が黄色くなり
黄泉の祓いの時がきたことを告げる
今日一日の悲しみ苦しみ小さな罪事を
沈む太陽に託そう
西の空で夕陽が赤く燃えて
すべてを焼き尽くしてくれるから
遠くのビルが
切り絵のように浮かびあがる
その日の最後の光芒のひとすじが
一瞬強く光り やがて消えていった
4時をまわると 陽の光が黄色くなり
黄泉の祓いの時がきたことを告げる
今日一日の悲しみ苦しみ小さな罪事を
沈む太陽に託そう
西の空で夕陽が赤く燃えて
すべてを焼き尽くしてくれるから
遠くのビルが
切り絵のように浮かびあがる
その日の最後の光芒のひとすじが
一瞬強く光り やがて消えていった
夜を徹して蝉が鳴いている 残された命を知っているのか
雲間に見え隠れする三日月 再生の夜が静かに横たわる
霊気をはらんで浮かび上がる山の黒いシルエット
闇には魑魅魍魎が息づく
人の営みと かたわらで綿々と続いてきた
生きるものの思念
光も闇もこの世のすべてを 終末はどう変えていくのだろう
どのような境遇に生きようとも どのような家族を抱えようとも
心安らげる家庭をつくること 本当の自分でいられる場所をつくることが
私の魂が望んだことだった
それを思い出して私は
今回の旅もそろそろ 終わりに近づいてきたと感じている
この揺るぎない安心感の中で 残された課題はあとひとつ
己の感謝と平安を 人類を生かす為に傷だらけになった地球に捧げきること
これは永い転生の果ての 私の人としての最後のtrialになる
未来は決まっていない
神に最も近い波動の感謝の思いが 私達を神に近づけ 神を助け
来るべき試練をこえた新しい世界へと導いてくれるのだ
人が祈る姿は美しい
その人が得た富も栄誉も虚栄もすべて引き剝がして
一心不乱に神に語り掛ける姿からは
魂の真髄が透けて見えてくる
本来人は神と等しき者
神に祈る時
祈りという架け橋を通じて神性がその人に流れ込み
人は・・・
神としての本質をその面(おもて)にあらわす