交番のお巡りさんにお世話になってしまった

　１か月前、信用金庫から、定期預金が満期になり、今のままでは普通預金の利率に自動的に継続りなりますので、書き換え手続きに来てください、とお知らせが届いていた。
優良利息といっても、１０円１００円、せいぜい１０００円単位の差だけど、こつこつ貯めた、定期預金証書。眺める時は、よく頑張って働いたなぁ～と、自分をほめてあげる。
毎日々、忙しく後回しにしていた。
別に急ぐことはなかった。

　７月３０日（木）
　前日、満期になった定期証書と総合口座の通帳を大切な引出しから出して、そして、また、しげしげと眺め、カバンの中に入れた。
その日。アシスト自転車を玄関から出し、通路に置きスタンバイ。
洗濯機を回し、後片付けをしたり、
おっとー、洗濯物を干してないやん、２階に上がった。
おっとー、昨日の洗濯物がタコの足についたまま、洗濯ばさみのピンチを外し、ガバッーっと洗濯物を担ぎ、3階まで上がって、洗濯物かごにドサッーッと放りこんだ。
そうこうしているうちに、宅急便が届いた。印鑑を押し、中身を確認。
おっとーマスク
そうこうしているうちに、10時になってしまった。

さぁ～出発
ギェッ、カギが・・・
カバンがない

家の中をくまなく探した。畑から帰ってきた主人も一緒に探した。
そんなに広い家でもない、どんなに探してもない
ない、ない、ない
しかたがないので、信用金庫に証書と通帳がなぃことを言うと、
「朝まで、あったので紛失ではない、ままままままさか、自転車の前かごに乗せたカバンを誰かが、さっと持って行ったのでは・・・」と独り言の様に言った。
女店員は盗難届の手続きをするように言った。そして、交番に届ける様にいわれた。

それから、大変
盗難届と、紛失届とはえらい違い。
自転車の前かごに置いたカバンは誰かに盗まれたという確信は私にはなかった。
盗難届は犯人が捕まるまで警察が動くらしい。
お巡りさんが私の状況を聞いて書いた調書の文書を読み上げてくれた。
「私は犯人が許せません、ので盗難届を出します」と
（そんなこと、私、言わなかったけど・・・・）　

ひと騒動したあと、
３階の洗濯かごの洗濯物を畳もうとして、
（なんじゃ～こりゃ）
洗濯物の中に大騒ぎしたカバンがあるではあ～りませんか

主人はお巡りさんに
「奥さん、最近、物忘れがありませんか？」と言われたらしい。
どうも、認知を疑われたみたい。
翌日、お巡りさんに
「すみません、高齢者ですから」と詫びをいれました。