昨日は病院に行くというでっかい仕事があったので
午後から夜がぽこっと空いて、
いつもなら日曜の午後にやる作り置きを
結構済ませてしまった。
出し巻き2回焼いて、春菊ごま和えて、きんぴら作って、
そして今日はポティトサラダ。
パンにはさむとまたうまいのな。
材料的には、ひじきも作れるけど
あんまりがんばるとしんどいので、
また週の後半にしようかな。
で今週の本。
>チョッちゃんは、もうじき100歳(黒柳朝 聞き手・徹子)★★★★★
「千住家の教育白書」でもいいんだけど、
こういう本を読んで、もともとが名家なり旧家なり専門職で金のある家だから
庶民は真似できないと結論づけることは簡単だと思うけども、
それでも学ぶところは大きいと思うの。
振り返るとたぶんあたし小学生低学年くらいで
母親の数少ない蔵書からトットちゃんは読んでいて、
ここ最近は、徹子の舞台を見に行こうかと思っていてね。
なんで舞台かっつーと、
パルコからのお知らせメールと、あと徹子と言えども70代、
女優としての徹子を目撃しないままは惜しい、と。(同じ理由で森光子も)
今年はきっと行こうと思っていて。
しかし95の母の話がまたしっかりしてるんだわ。
編集が入っているとは言え。
まあ徹子自体も年齢不詳だけど、読んでると二人の年齢を忘れてしまう。
あとなかなか今まで知る機会はなかったけども、
徹子の兄弟姉妹のこととか(弟妹弟)、
バイオリニストのお父さんのこととかも出てくる。
お父さんはトットちゃんでももちろん出てくるけど、
妻から見た夫としては、また違う側面が。
なんとなく徹子一人っ子のような気さえしていたけど、
実は違ったんだね。
これくらいの人の話を読むと、戦争のこととか、本当についこないだの
ことのようで、生々しさにぐっとくる。
悲惨な場面はないけど、でも一つの家族から何を奪い何を押し付けたか、
そこから彼らはどう生きて今に至るのか、の一例が見える。
戦争メインの本ではなく、チョッちゃんの人生を振り返ったら
当然戦争も出てきたわけで、世代的に出てこないほうが変だわな。
おすすめです。
次は星新一の本。ってもともとこれを探してたんだけど、なかったので。
惜しむらくは、「徹子」「朝」どっちの言葉かわかりにくい。
発言者名のフォントぐらい変えてくれよ。
まあどっちがどっちがわからんぐらい、若々しいっちゃしい。
>官僚たちの志と死(佐高信)★★★★☆
佐野眞一とごっちゃになるとこもあるんだけど(全然ちがうだろう)、
わたしゃルポもすきです。
そして一時期官吏官僚の皆様と仕事していたこともあり、
その中で死を選んだ人に出会ったこともあり、
官僚のシステムに下世話な興味があり、
自殺にも引き寄せられるところあり、読んだ。
いつも思うけど、昭和について知らないことが多すぎる。
でもそんなもんなのかもしれない、
ある程度時間に洗われないと評価も定着しないし。
今の世を憂い厭うのは簡単だけど、
自分の責任みたいなのも考えないとなあと
いつも思う昭和もの。
>あの女性がいた東京の街(川口明子)
目次を見た感じ明治~昭和の、文芸・演劇等における女の人が
暮らした町を追いかけてる本。未読。
昔田辺聖子の吉屋信子の本(「夢はるか吉屋信子」)を読んで、
こんな人いたんだ、って。軽い衝撃を。
大正あたりの女流文学なんて、文学史からごそっと落ちてたわけですよ。
90年代前半の私大文系向け受験知識では。
でもいろんな人がいたんだと。長谷川時雨とか田村俊子とか。
いずれ寂聴さんとかもね。
あとは「智恵子抄」もすきで。
高校で「樹下の二人」を習ったもののそれっきりで、
大学生のとき帰省の折にふらっと入った本屋で
もう一度読みたくて文庫買ったら、何やら引き込まれ。
けるるんくっく草野心平の解説もあり。
その辺の人たちが出てくる。
軽く入門的復習的に読めそう。
>涙は女の武器じゃない(川口順子)
元の外務大臣の。
てかもうこの書名のセンスはどうかと。
でもこれで手に取る人>読むことさえあきらめる人(私)
なんだろうな。
それでも、大事なのは中身、と思い直して若干嫌々カウンターへ。
タフな人の話はすきだ。そばにいたら?わからないけど。
やっぱ読書椅子買おうね。LEDの明かりと。
午後から夜がぽこっと空いて、
いつもなら日曜の午後にやる作り置きを
結構済ませてしまった。
出し巻き2回焼いて、春菊ごま和えて、きんぴら作って、
そして今日はポティトサラダ。
パンにはさむとまたうまいのな。
材料的には、ひじきも作れるけど
あんまりがんばるとしんどいので、
また週の後半にしようかな。
で今週の本。
>チョッちゃんは、もうじき100歳(黒柳朝 聞き手・徹子)★★★★★
「千住家の教育白書」でもいいんだけど、
こういう本を読んで、もともとが名家なり旧家なり専門職で金のある家だから
庶民は真似できないと結論づけることは簡単だと思うけども、
それでも学ぶところは大きいと思うの。
振り返るとたぶんあたし小学生低学年くらいで
母親の数少ない蔵書からトットちゃんは読んでいて、
ここ最近は、徹子の舞台を見に行こうかと思っていてね。
なんで舞台かっつーと、
パルコからのお知らせメールと、あと徹子と言えども70代、
女優としての徹子を目撃しないままは惜しい、と。(同じ理由で森光子も)
今年はきっと行こうと思っていて。
しかし95の母の話がまたしっかりしてるんだわ。
編集が入っているとは言え。
まあ徹子自体も年齢不詳だけど、読んでると二人の年齢を忘れてしまう。
あとなかなか今まで知る機会はなかったけども、
徹子の兄弟姉妹のこととか(弟妹弟)、
バイオリニストのお父さんのこととかも出てくる。
お父さんはトットちゃんでももちろん出てくるけど、
妻から見た夫としては、また違う側面が。
なんとなく徹子一人っ子のような気さえしていたけど、
実は違ったんだね。
これくらいの人の話を読むと、戦争のこととか、本当についこないだの
ことのようで、生々しさにぐっとくる。
悲惨な場面はないけど、でも一つの家族から何を奪い何を押し付けたか、
そこから彼らはどう生きて今に至るのか、の一例が見える。
戦争メインの本ではなく、チョッちゃんの人生を振り返ったら
当然戦争も出てきたわけで、世代的に出てこないほうが変だわな。
おすすめです。
次は星新一の本。ってもともとこれを探してたんだけど、なかったので。
惜しむらくは、「徹子」「朝」どっちの言葉かわかりにくい。
発言者名のフォントぐらい変えてくれよ。
まあどっちがどっちがわからんぐらい、若々しいっちゃしい。
>官僚たちの志と死(佐高信)★★★★☆
佐野眞一とごっちゃになるとこもあるんだけど(全然ちがうだろう)、
わたしゃルポもすきです。
そして一時期官吏官僚の皆様と仕事していたこともあり、
その中で死を選んだ人に出会ったこともあり、
官僚のシステムに下世話な興味があり、
自殺にも引き寄せられるところあり、読んだ。
いつも思うけど、昭和について知らないことが多すぎる。
でもそんなもんなのかもしれない、
ある程度時間に洗われないと評価も定着しないし。
今の世を憂い厭うのは簡単だけど、
自分の責任みたいなのも考えないとなあと
いつも思う昭和もの。
>あの女性がいた東京の街(川口明子)
目次を見た感じ明治~昭和の、文芸・演劇等における女の人が
暮らした町を追いかけてる本。未読。
昔田辺聖子の吉屋信子の本(「夢はるか吉屋信子」)を読んで、
こんな人いたんだ、って。軽い衝撃を。
大正あたりの女流文学なんて、文学史からごそっと落ちてたわけですよ。
90年代前半の私大文系向け受験知識では。
でもいろんな人がいたんだと。長谷川時雨とか田村俊子とか。
いずれ寂聴さんとかもね。
あとは「智恵子抄」もすきで。
高校で「樹下の二人」を習ったもののそれっきりで、
大学生のとき帰省の折にふらっと入った本屋で
もう一度読みたくて文庫買ったら、何やら引き込まれ。
けるるんくっく草野心平の解説もあり。
その辺の人たちが出てくる。
軽く入門的復習的に読めそう。
>涙は女の武器じゃない(川口順子)
元の外務大臣の。
てかもうこの書名のセンスはどうかと。
でもこれで手に取る人>読むことさえあきらめる人(私)
なんだろうな。
それでも、大事なのは中身、と思い直して若干嫌々カウンターへ。
タフな人の話はすきだ。そばにいたら?わからないけど。
やっぱ読書椅子買おうね。LEDの明かりと。