goo blog サービス終了のお知らせ 

やなしお通信

2015年3月、島根県美郷町別府の地域おこし協力隊員の3年の任期終了後も田舎の匂いを伝えていきます

地域おこし協力隊任期満了にともなう一言その2

2015-03-31 23:59:59 | 地域おこし協力隊
その1からの続き

《反省点》
『1年目のスタート』
 とにかく慣れてきた時点で自分としても、受け入れ側のNPOとしても、1~3年間のビジョン明確にしなければならなかった。

『2年目のぎくしゃく』
 「協力隊としてこういう人材がほしい」という明確なビジョンがないまま、またどういうことをしたいのか面談が不足したまま受け入れたことに問題があった。応募する側も、こういうノウハウを持っていて、こういうことをしたいという思いがあって就任したのであろうが、そこに応募してそれが発揮できるのか? あまりにも選ばなさすぎだったと思う。結果合わずにただかき回しただけに終わった。

『アンケート』
 実施自体はよかったが、普段耳で聞く生の声を書いてもらうようにもっと努力が必要。設問案を書いてもらった以外は作成や集計等1人でやっていたので、限界があった。普段の地域の配布物と同様に配っただけのところがあるので、そうではなく一軒ずつ配布して回収するか、聞き取って文字起こしするなど手間をかければもっと切実な声を届けることができた。また、NPOのアンケートとして行い、集計はまとめて配布したが、アンケートを実施して出た課題に対してNPOが特別何もしていないのが問題。


『3年目の田んぼのがっこう』
「生きる力を養う」「伝統文化を受け継ぐ」「生態系保全」「人の交流」「遊びの場」などいろんな意味のある取り組みができたと思うが、地域の取り組みになっていたかという点では不完全。地域で参加してくれた方もいるのでよかったが、地域の既存の組織的な動きとはまったく別に動いていた。ただ、そうでなくてはできなかったかも知れないが。

『新協力隊』
 3年目の秋に着任した協力隊が初めて地域内の諸問題を理解をもってお話できる相手だった。私の着任と同じころから来ていたら、もっと取り組みについて相談しながら、いろいろとできたかも知れない。

『全体』
 協力隊の受け入れ組織が協力隊にどうしてほしいか、それを話し合う機会が少な(ほとんどない)。役場に就職していて、実務は地域(うちの場合は地域のNPO)という特異性から、誰が責任をもって協力隊を受け入れるのかがあいまいになっているのかもしれない。NPOがうけいれてコーディネートするなら(委託費ももらっている)もっと、どういった人材を受け入れたいのか話し合って、積極的に募集に参加するのと、着任後どのように進めていくのかの話し合いを都度しなくてはならない。それが不足していた。


 また地域としても、共育ツーリズムや花街道などいくつかの事業は進んでいるものの、いざ蓋をあけてみると、本当にやる気があるのか? そもそも何故この地域でやることになったのか? という点で疑問、不明な点が多く、組織内でもぎくしゃくがあり、地域一丸としてやっていこうという意思を感じられないことが多く、うまく事業が展開していく見込みを感じられない。また、1人ひとりの声を聞いてこういう事業にしようという姿勢があまり感じられない。そんな状況でその地域に配属されても、どう携わったらいいのか非常に難しいと感じました。
 しかし一方では。地域でこれをやろう! ということになったら、地域のみなさんが割と積極的に賛同して動ける地域。1人ひとりはみなとってもいい人。そういった側面もあり、よく言えばまとまっている、悪く言えばワンマンが多少まかり通ってしまう。なので、組織的にちょっとうまくいけば、かなり可能性のある地域。そんな印象を持ちました。

組織的には難しい面もありますが、上述したように、地域の方々には助けられ、よくしてもらい、大変お世話になりました。

・・・あくまでも私の地域での感想なので、他の隊員は違った思いもあると思います。また、他地域や他の市町村では地域おこし協力隊の取り組み方は全く異なると思います(終わり)。

地域おこし協力隊任期満了にともなう一言その1

2015-03-31 23:59:58 | 地域おこし協力隊
3月末で、2年11ヶ月の任期が終了しました。
任期=島根くらしの年月でもあり、しかも、日々のくらしに密接に関連した地域おこし協力隊ということもあって、充実した日々を過ごすことができました。

 特に生活面では、古民家に住み、里山環境で無農薬の田んぼや畑を耕作し、地域のみなさんにも
土地を貸してもらったり、道具を貸してもらったり、教えてもらったり、野菜をもらったりと、
(もらうばかりですが、)仕事だけでない人間関係ができてきて、とてもいい日々を送ることができ、
とても感謝しております。

 また、移住者を中心に横のつながりもできてきて、いろんなイベントで一緒に取り組んだり、
2014年度は、鎌倉に住んでいるころから自分でやりたいと思っていた「田んぼのがっこう」
をみんなで取り組みました。詳しくはコチラ



 ここで、約3年間の地域おこし協力隊での取り組みを振り返ります。

《1年目(2012年度)》
・自主避難中の福島県石川町から、知り合いもいないここ美郷町に4月末に引越し、5月に地域おこし協力隊に就任。NPO法人別府安心ネットでの就業をする。
・すぐに草刈りや農作業等の生活支援の依頼に対応する日々。
・移動支援の対応も空いた時間等に頻繁に取り組む。
・主に島根県内の、地域づくり関係や農業関係の研修や視察、イベント等けっこういろいろと参加する。
・夏に隊員1名増える。また、秋に別の隊員1名が着任する。
・当初から地域づくりへの提案をしてほしいとは言われいた。全く着手していないが6次産業化をNPOとして進めたいということもあり、口頭や文章で提案したり、試作の食べ物をNPO内で食べてもらうこともあったが、特に事業への進展は無し。
・地域にかつてから立ち上がり、地域の方々が運営している産直市「やなしおの里」があり、餅やお弁当等の加工と販売を行っているので、地域が6次産業化を進めるには絶好の切り口になると思っていたが、当初は業務としてはやなしおの里へは参画できず、イベントの手伝いを頼まれたら業務外で対応していた。
・冬には、地域のかたの昔話や困っていること、日常的なことをお聞きしようと、1人ぐらしのかたの見回りも兼ねて、お宅訪問をする。
・夏に着任した隊員が年度末で退職する。

《2年目(2013年度)》
・ずっと行われなかったNPO内でのミーティングをすることを以前から要望しており、やっと開催される。そこの中で、生活支援対応を責任を持って対応する係に任命される。
・生活支援の対応はますます忙しくなるが、移動支援は率先して手伝おうという地域の方のおかげて対応は減る。
・1人の隊員のスタンスと受け入れ側のNPOとのスタンスが合わず、もめた状態が続く。
・春に新隊員が入り、再び3人体制になるが、もめた隊員と合わず、ますますぎくしゃくする。
・納得した話し合いや役割分担もできずに、草刈り等に従事する時間数が隊員間で4倍くらいの差がでていた。
・地域づくりの何らかの取り組みをしたかったが、草刈り等の忙しさと、NPO内のもめた状況からして、進められなかった(がんばればできたかも知れないがやろうという気持ちにならなかった)。
・春に着任した隊員は諸事情により秋で退任。もめた原因とされる隊員も秋に美郷町内の別に地域に転属となり、再び協力隊1人体制となる。
・冬の空いた時間と1人になって動きやすくなったので、何ができるか考え直す。
・初心に帰り、NPOや地域が、一人ひとりの声を踏まえた取り組みができているのか疑問に思っており、1人ひとりの声を聞く手段として、また、NPOの取り組みや私自身が何をして何をしたいかを伝える手段として、12月からNPOの会報を発行。
・また会報に合わせて2月にはアンケートを実施した。日ごろ口頭で聞いている希望や不満を書いてもらいたくて行った。一部は期待通りに書いてもらえたが、力不足で思ったほど鋭い意見を書いてもらえなかった。

《3年目(2014年度)》
・最後の年となる春に、再度文章で農ややなしおの里と連携した取り組み等の提案をするが、あまり「やろう!」という反応は得られなかった。最終年度も依頼作業をこなしていく取り組みとなっていく。
・さらに、協力隊がNPOをこうしたらどうかというような言動にも賛同的な反応は得られず、6月には退職を検討するが、次のことが決まるまではと開き直って退職はせずに依頼作業に従事し、夏以降はNPO通信の発行も休止する。
・ただし、かつてからやりたかった、「田んぼのがっこう」の取り組みは隣の地域の協力隊とともに実現。年間に25回以上にもわたる活動で、開墾や種まきから始まって、稲刈り、餅つきまで手作業中心で行うことができた。
・地域の田舎体験受け入れをしようという動きの中で地域のマップづくりをしていて、そのメンバーに選ばれ、春から参加する。
・秋に新隊員が着任。人柄や意欲もあって急速に地域づくりの一員として入り込み、マップづくりを進める主力メンバーとなる。地域のメンバーや美郷町観光協会の協力隊の力により年度末までにマップが完成する。
・さらに新隊員の地域をどうにか動かそうという姿勢で田舎体験受け入れの事業(共育ツーリズム事業)が進展。私はあまり関与せずに、溜まっていた依頼作業を極力終わらせて任期を終了する。

てなわけで、協力隊中いろいろありましたが、概して言えば草刈り自体は大変ですが地域の方々に喜ばれ環境と整え取り組みとしていいのですが、地域おこし協力隊の受け入れが「ちゃんとまわっていない」という感想です。

その2につづく

NPO法人別府安心ネットのブログを開設しました

2014-04-02 22:45:26 | 地域おこし協力隊
わたくし別府地域の地域おこし協力隊が所属する「NPO法人別府安心ネット」のブログがあたらしくできました。
と言っても当面はそちらもわたくしがアップすることとなるでしょう。

この「やなしお通信」に、協力隊の仕事を載せていた時期もありましたが、
今後は、協力隊の仕事時には「NPO法人別府安心ネットのブログ」に掲載することにしますので、よろしくお願いいたします。


NPO法人別府安心ネットのブログ:
http://beppuanshinnet.seesaa.net/

小豆セミナー

2014-02-04 10:33:33 | 地域おこし協力隊
2月2日、松江テルサにて、
島根大学農林水産業の六次産業化プロジェクトセンター・文部科学省COC事業が主催の
「第2回アズキに関するセミナー」に参加してきました。

アズキに関する研究の最前線、島根大学での試験栽培の報告、出雲ぜんざい学会の取り組み、島根生まれの新しいアズキをつくる構想などを聞くことができました。



印象的だったのは、国内のアズキの品種の多さ。
各地の在来の品種を集めたものを展示されていました。

大小さまざまありました。
わが家で毎年種取りして播いている小豆は元々福島で入手したもので、大納言の一種のようですが、
日本の小豆の中では大きい部類に入るようです。




これらさまざまな日本のアズキで島根の風土に合うものはないかと、島大の圃場で試験栽培されたそうです。
試験は始まったばかりで、品種の差よりも、環境の差が生育に影響が出ているようですね。
砂地か湿った休耕田かの違い、種まき日の違いによっても生育に差がでます。
これは、どんな作物にも言えることだし、百姓をやっていればごく当たり前のことですが、
背丈に比べ豆の収量がどうか等のデータをとっておられ、興味深かったです。



もう一点、
アズキには野生種が存在します。
うちでもヤブツルアズキを試しに播きましたが、
この日、これを煮たものを試食することができました。


塩だけで煮たそうですが、これは思った以上においしい。というか、味が深い!
これは一つは、粒が小さいので重さ当りの皮の比率が高くなります。なので、味に影響がでるのではとのこと。
もしそうだとすると、小豆って内部よりも表皮がおいしいのでしょうか?
なら、大粒のよりも小粒のほうがおいしい? ミネラル分は小粒の方が比率は高いのは確かでしょうね。

いずれにしても、この小豆はおいしかったので、
この地にある野生の小豆を地域おこしに活用できないかなと思いました。


除雪

2014-01-23 09:39:49 | 地域おこし協力隊
年明け1週間くらいは晴れ間の出ることが多かったですが、
最近はまた日がさすのはほんの一時で、くもりか雨かみぞれか雪の毎日です。
おととい~昨日は、25cmくらいの積雪があり、花の栽培のハウスに溜まった雪を掻く作業を頼まれました。



ハウスに降って、両側に滑り落ちて溜まった雪。
これがさらに積もるとハウスをつぶしてしまいます。

機械は入らないので、スコップで掻き上げ2時間半。
ハウスを救出できました。
中山間地はいろんな作業がありますね。

お宅訪問その1

2014-01-06 18:01:19 | 地域おこし協力隊
昨年の冬もやっていましたが、今年も地域の方々のいろんなお話を伺ってまいります。

今日は、とある老夫婦のお宅へ。
夕方伺うと、奥さんがお風呂に薪をくべていました。
ここのおじさんは、とにかく農林業を初めとしてさまざまな技術をたくさんお持ちの方で、
次から次へといろんなことを教えてくださいました。道具も次から次へとドンドン出てきます。

まずは石切りのお仕事のお話し。
小学校を卒業してからすぐ、おやじさんがやっていた石切りの仕事を始められます。
かつて使っていた道具を見せてもらいました。


のみは荒彫りと底彫り(写真右下3つ)。
これらで穴をあけて、そこへ矢(写真左3つ)を差し込み、これを打って石を割ります。
10ヶ所くらい打って割るそうです。
で、この職人の命とも言える道具は自分で整備されていました。
のみが丸まってくると、自ら鍛治もこなして打ち直します。これができないと一人前ではないそうです。
一人前になるには2,3年はかかり、その間は賃金も限られるので、仕事場まで家から徒歩で1時間かけて通ったそうです。
ちなみに、一人前になったらバスで通ったとか。

職人は一人ひとつ道具箱を持っていました。


そんな彼ですが、戦時中、召集令状が届き、九州の炭鉱に赴任。そのころ使ったつるはしがこれ。


一度は帰宅したものの、再度の令状で今度は八幡製鉄へ。
終戦となりすぐに帰ってきました。
そこから、石の仕事や、農林業を多岐にわたりこなしてこられました。

木の伐採(かやし)や枝打ちの道具も見せてもらいました。

これは、伐倒方向を定めるための道具。杉は斜面下方向に倒してはいけない理由を教わりました。


これは木に登るときの道具。これが3つあるとうまく登れるらしい。


木に登る道具の木製版。かつては鉄でなくてこれだったそうです。鉄では重くてやれんときにはこれが重宝。
細い丸太2本をひっかけて使うそうです。

とにかく、さまざまな道具と技術。どこから何を聞けばわからない状態ですが、
目についたものからお聞きしました。農作業の道具です。

まずは、これ。

昨年私も初めて使った代かきをする「おおあし」
深い田んぼが多くて、35歳くらいまでは使ったそうです(今は92歳)。



浅いところは牛にやってもらうこともできたそうです。



これはブランコかと思いましたが、何だと思います?


これはその状況にならないと分からないと思いますが、
実は、高さのあるはで干しの際、上段のほうの稲のかけおろしをする際の踏み台だそうです。
世の中にはこんな道具まであったんですね。



果てしなくモノとコトがあるので、いつまででも話をお聞きできるのですが、
今日は1時間半くらいで終了。

このおじさんは、戦中のまだ機械化もたいしてされていないころから、農林業をされていて、
そして現代文明の農林業まで今でも実践されている。
昔ながらのこともできるし、この世の中のめまぐるしい変化にも対応してこられました。
昔と現代の両方経験でき、今でも両方できる方って少ないのでは?
とても貴重な存在だと思います。

ぜひまたお話しお伺いしたいと思います。
どうもありがとうございました。

初仕事

2014-01-06 17:55:03 | 地域おこし協力隊
今日から地域おこし協力隊の仕事がスタートです。
気が続くうちは、また投稿しようと思います。

会報作成のため事務作業が多くなっていますが、頼まれていた仕事も。

一人ぐらしのお宅で、冬の間は都会の親族の方の所へ身を寄せられているお宅。
留守中、積雪で家が危なくなっていないか点検に行きました。
屋根から落ちた雪が1mくらいの山になっていました。

ただ、家の前の池の水をオーバーフローさせて家の前に流しているので、
家側からソコソコ溶けています。
今日は、山になった部分を除雪し、池の水源・川の取水口の点検をしました。
家から池の取水口までの道のりは雪による倒木が多くなっていました。



仕事納め

2013-12-27 16:49:08 | 地域おこし協力隊
2013年の地域おこし協力隊とNPO法人別府安心ネットの仕事納めでした。
お二人の送迎をそれぞれ、往路・復路と4回出動しました。
昼から大雪で、一気にあたりは真っ白になりました。



今年も無事故で送迎することができました。
草刈りや農作業もケガなどなく終えることができました。
依頼作業がまだいくつも残っているのが気がかりですが・・・。

来年もよろしくお願いいたします(お仕事の分)。



NPOの事務員さんお手製の生け花と鏡餅

本日の依頼作業 草刈り

2013-10-30 21:50:13 | 地域おこし協力隊
今日は昨日の続き。
今日は場所がよかった。
休耕地を刈っていくのですが、境目が藪になっています。
で、その藪にやまいものつるが絡まっていて、むかごがたくさんなっていました。
葉が黄色くなっているので、よく見分けがつきます。
草刈りしていれば、この時期よく見かけるものだと思いますが、なんだか今年はやたらと多いような気がします。大豊作?


ところで別府のとなりの地域で乳牛の自然放牧をしているシックスプロデュースさんという牧場があるのですが、えさにする刈り草を求めているとのことで、最近うちらが刈った草を集めに来てくれます。

日々草刈りはしていますが、草がまとまっているとか、集めやすいとか、いい条件のところは多くはありませんが、「こんな草でましたよ!」と声をかけると、たまに集めに来てくれます。きのう今日は連日で来られました。

草刈りを頼むくらいなので、力仕事ができなかったり、忙しくて手が回らない家ばかりですし、草を利用する家はほとんどありません。家主が集めて焼くこともあれば、そのまま放置のところも。なので、持って帰ると言えばすごく喜ばれます。
うちらに依頼された草刈り作業自体は変わりませんが、集めて地域の人が喜ばれ、なおかつ自然な形で有効利用されればとてもありがたい。なので、近頃は綿密に草情報を提供するようにしています。冬になれば草は集められないし、もうそろそろ硬くなったり枯れたりしているので限界が近づいていますが、割と食べる幅は広いようなので、ぜひじゃんじゃん食べてもらえると助かります。
またどしどし集めに来てくださいね!


本日の依頼作業 草刈り

2013-10-29 18:21:45 | 地域おこし協力隊
今日も草刈り。





とにかく、密度の高いチガヤが続く。多少硬くなってきていますが、まだまだ牛さんにはもってこいでは?

家の前ではこんなものを干していました。


通称まだら豆? 小豆の仲間で色がまだらになっています。

青梅をらっきょう酢に漬けたものを干していました。
味見させてもらったら、らっきょうの味でした(笑)。


きれいに選別された小豆を干していました。
あ~、うちも早く進めないと。。。

本日の依頼作業 草刈り

2013-10-29 00:45:30 | 地域おこし協力隊
お寺の敷地の草刈り。



昔はこうだったという話は、作業に行く先々でよく聞きますが、
ここもそう。
以前は数多くの庭木が植わっていていたのが、代が変わり、身体の不調もあり、
自分で剪定するのが難しくなってきた。草刈りももともとは自分でやっていたができなくなってきた。そんな流れでわれわれに作業依頼がくる。

昔はやっていた裏の田んぼも今は荒れている。
しかし、せめてもと水をためてビオトープになっていて、そこにはモリアオガエルが産卵する。
草刈りの依頼主の中ではだいぶ年齢層が低いので、よく接するご高齢のかたとは感覚も違うかもしれないけれど、住職の何気ない思い出話や身の回りの話が、何故か身にしみて心が安らぐのが不思議。


ところで、今日は近くのおばさんが、敷地内の別の場所で、鎌で一人でせっせと草刈りしていました。朝8時40分に現場に着いたときにはもうやっていて、12時のお昼休みに帰るときもやっていて、13時半に現場に戻ってもまだやっている「お昼が気がつかなかった。」とのこと。あらら、声かければよかったですね。それから30分もしたらまた戻ってきて、16時半ころ私が帰るころにもまだやっていた。働きものですね。
このおばさんにサクラなどの植木の株元を刈っておいてもらったので、とても助かりました。




それともう一つ。
駐車場はこのように刈った草を集めました。
小盛りで10箇所くらいあります。
草をお求めのそこのあなた! 早い者勝ちですよ。


本日の依頼作業 草刈り

2013-10-23 17:13:46 | 地域おこし協力隊
今日はこのげし。


シルバー人材派遣のかたが刈り残した、げし(斜面)だけがたくさん。
まだまだ続きます。

食欲が増してしょうがない季節ですが、自分で選んで食べるにはしょっと怖い。







北向きで竹林がせまってきている日影のせいか、勢いのない野草が・・・。
人が適度に管理していかないと消えてしまいそうです。

アキノキリンソウ

シロヨメナ?