学校の授業に出ていると、その科目は学部時代に2回や3回、講義を受けたっていう人やゼミを取ってましたっていう人がごろごろいる。そういう人ほどロースクールでもちゃんと勉強しようとしていて、最終授業での授業なんてよくそういう人たちがうろうろしていて、時々本当にいやになる。
こっちはぜんぜん知らない科目をえっちらおっちらやって、なんとか頑張ってるのに、知ってま~すっていう。もう、ぐわぁぁぁぁぁん…って気分、ほんと。どんなに頑張っても追いつけないんじゃないかとさえ思えてきて、いやになる。
学部の授業に出てると、ロースクールで身につく知識なんてそうそうたいしたもんじゃないですよって先生がいってたりすると、わかってるけど、はぁぁぁぁぁぁ。こういわれて、必死に勉強してきた人たちが後から後からロースクールに来て、どんどん同業者になってくるんだから、いやんなる。
先生はシビアに学生のレベルを把握してるし、なににつけてもできる・できないがついてまわるし。成績優秀者とか、なんたら賞とか、助手募集だとか、留学のための奨学金だとか、なんたからかんたら。はいはい、必要なのは成績ね。あ-、いやになる。
法曹倫理に行けば、倫理どころか現実の汚い面ばかり教えてくれてありがとう。そんな世界に入るためにこんな思いをしてるのかと思うと、ほんと、どんどんやんなってくる。来年の今頃には重大な分かれ目を越えていて、それがどんなものであろうと受け止めるのは自分しかいないんだと思うと、どんよりしてやんなる。
やんなることばっか。
勉強ばっかでいやになる。ゼミの発表ばっかりでいやになる。レポートもどうなってるのかわかんなくっていやになる。休みがなくていやになる。
なんでこんなにやなことばっかなのにちょっとも怠けないで、自分を追い込んで、色んなものを犠牲にしてやってるんだろう。こんなにうんざりしながら、いやになってばっかで、それなのにそれを続けるくらい、自分がそれを手に入れたがってるんだってわかって、ほんと、やんなる。