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** 千葉ロッテマリンズ **

2005年11月14日 | Sport
いつからこんなに強いのだろう。いつからこんなに・・・
去年は4位。その前は5位・・・最下位・・・とまぁ本当に低迷していたロッテ。
こんな話をしていたらロッテのファンには怒られると思うが・・・。
が、今年は違った。
一番の違いはやはり監督だろうか。

ボビー・バレンタイン監督。
95年に初来日しロッテの監督に就任。
いきなりロッテをAクラスに導いた監督だ。
が、球団と対立し1年でロッテを退団しメジャーリーグのメッツという球団の監督に就任。
2000年にはナ・リーグ優勝。ワールドシリーズに導いた実績もある名監督だ。
その監督が今年からまたロッテの監督に就任したのだ。
バレンタイン監督の事をもっと知りたい人は・・・
↓(こちらです。)
ボビー・バレンタイン監督

その1年目。
その采配は本当に驚くものがあった。
まず1つ目は打順だ。
どの球団も怪我がない限りは1番から9番まで打順というのは固定されている。
が、彼は調子がいい選手をすぐに使っていく。
すなわち毎日毎試合打順やスタメンの選手が変わるというなんとも驚くことをしている。
よく”日替わり打線”なんていわれていました。
でも、この采配が本当に当たっていい結果が生まれたと思う。

2つ目には選手の守備だ。
普通1選手1試合に1つの守備をするのだが、ロッテは1選手1試合に2つの守備をする選手が他の球団に比べて多いことだ。
これにより、代打を出しやすいというメリットがあるのだが・・・
そう簡単にできることではないのだが・・・選手はそれに見事に応えた。
特にすごいのは西岡選手。
ゴールデングラブ賞は2塁守で、ベストナインがショートで受賞。
これは本当にすごいことだと思う。
彼らの活躍は今年本当にすごかった。
彼らはみなまだ若い。20代の選手が多い。
この強さはもしかしたら一時続くかもしれない・・・。

最後にファンの存在だ。
どのチームにもファンはいるが、ロッテのファンは本当に異様な雰囲気だ。
応援が、なんだかサッカーの応援に似ている感じがする。
外野席にいる選手は、ロッテの攻撃の時によく飛び跳ねる応援をする。
これが本当にすごい。声援もすごいのにその振動がなんだか球場全体が
揺れている感じがするということを聞いた事がある。
そんなのを背に守っているロッテの対戦相手の外野を守っている選手は
本当につらいであろう。
バレンタイン監督がまたロッテの選手がよくこういうことを言う。
「26人目の選手」
この意味がわかるでしょうか。
今の日本プロ野球機構が定めたルールでは登録選手は25人まで可能。
で、ファンも選手の1員として扱い、そこで26人目の選手と呼んでいる。
ベンチにはいつも背番号”26”のユニホームが掲げてある。
こんな事をしているのはロッテだけだ。
だが、これが本当に力になっているのだと思う。
「26人目の選手」
本当にいい言葉だと思う。

今日、今年から始まったアジアシリーズの決勝戦が行われた。
アジアシリーズとはアジアの野球の発展を目的に今年から行われるようになった大会。
日本・中国・韓国・台湾から代表チームが集まりリーグ戦を行い、そこで上位2位までになったチームが決勝に進む事ができ、優勝を争うというシステム。
ロッテはいつもの強さを遺憾なく発揮し見事勝利。アジアチャンピオンとなった。
それも無敗での勝利。
日本シリーズからあわせると9連勝。
本当に強い・・・そう思った。
これでロッテが得たタイトルは・・・
・交流戦総合優勝
・リーグ優勝
・日本シリーズ優勝
・アジアチャンピオン
と、4冠達成。
すべてのタイトルを得たわけである。
本当にすばらしい結果である。
来シーズンもロッテに、バレンタイン監督の采配に注目である。

ソフトバンク!!
ロッテに負けずに来年こそは・・・ソフトバンクが4冠だ~

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