大自然がキャンバス

自然の中で野鳥の生態を学び写真というキャンバスの中に表現する楽しみと間伐材を利用してインテリアを手づくりしております。

立山室堂のライチョウ

2012年05月10日 | 野鳥の写真

今日は今回は5/6~5/7日の横浜駅発クラブツーリズムのツアーに参加しました、このツアーはホテル立山泊の一泊ツアーで野鳥巡りのツアーでは有りません、一般の観光ツアーでした、でも2日目に午前11時までのフリータイムの時間がありましたので、試しに参加してみました。横浜7時に立ち町田により総勢35名の旅が始まりました、ゴールデンウィークの最後でしたので、順調に旅が始まり室堂に当日の午後3時に到着し各部屋割りが3時25分頃に完了し、部屋に入ったのは3時30分ごろでした、一服する間もなく吹雪きでしたが、ライチョウを求めて鳥撮に出発しました、これは間違いでした、いきなり2450メートの地点に着いてすぐ体が高地に馴染んで居ない内に出発してしまったので呼吸は上手く機能しなくて、高低差を移動するに息が続かず20歩歩いては5分程休んでまた20歩進むという状態の連続でした、ホテルから500メートル程進むのに可成りの時間を費やしそれから20メートリ程の下りを経て登りが始まりましたが、息が苦しくて何回か休みながらミクリガ山荘の下までたどり着き休んでいると突然7メートル程のところに真っ白なライチョウが現れました、慌ててシャッターを切りましたが後で確認したら、カメラを担いでいるうちにAVからMモードに移動していて真っ白な写真だけで何にも写っていませんでした、とても悔しかったので次からは必ず確認する事にしました、お陰様でそれからは失敗はしませんでした、これも酸素が少なくてもうろうとしていた性ではと感じています。当日は吹雪で5ミリ程のヒョウが横殴りに頬を叩かれとてもいたい思いをしながらの鳥撮でした、体感温度-25度位で手袋をはめていても痺れてしまい三脚を持つのには我慢出来ない程でした、でも3羽のライチョウを確認し証拠写真も撮る事が出来満足して午後6時ごろホテルに引き上げました。食事はとても豪華でユツタリした夕食を戴きました。食事が終わって部屋に戻りました、暫くして外が明るいのでカーテンを開けて外を見ますととても綺麗な夕日がみえましたので、酸素不足の状態で屋上まで行き夕日の光景が撮れました、大満足でした。翌日は快晴でした、朝4時30分に起床しましたが、体が機能しません、1メートル程に準備してある靴下に手が伸びません、一晩中酸素不足の状態であったのでしょうか、結局、出パツしたのは5時30分に頑張って何とか出発出来ました。でも、昨日はいきなりの登坂山歩きでしたが、一晩の慣れがあったのか、歩ってもそれほど苦しくはありませんでした、それも今日は三脚もなしで背中には荷物もなしで100~400のレンズと18~135ミリのレンズのみを肩のかけての鳥撮でしたので体には負担が掛からなかったのでしようか、ラクでした、室堂での鳥撮は短いレンズで十分です、500ミリ等では近すぎてピントが合いませんよ、今回の撮影で一番役に立ったレンズは18~135ミリのレンズでした。一番近くでは鳥が私達の方にどんどんと近づいて来る事です。最短距離1,5メーでレンズ焦点距離39ミリでした。鳥を見つけたらじっと動かず観察することです、すると向うから興味をしめして近づいて来ます。それまで我慢して待つことが撮影のコツではないでしようか。これからも毎週の様に横浜駅発クラブツーリズムのバスは発着しています、是トライされては如何ですか、私が撮った以上の写真がキット撮れるのではと思っております、私も夏に再トライで来たらと楽しみにしています。

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5/6日吹雪が止み夕日が綺麗に明日は天気でしようか。

ライチョウをクローズアップ、♂の様ですね

流石は3億年を耐えた生きた化石この足の逞しさ。

クローズアップ

自分の縄張りを巡回して異常がないか見渡しているのかな。

 

ライチョウの全体をご覧下さい。

這松の芽を食べているのでしょうか。

 

これは1.5ミートルの距離に近づいて来たライチョウ、じっとしていると向うから近づいて来ます焦らずに待つて居る事ですね、繁殖期が近づいているのでしょうか目の上が赤くなっています、♂ですね。