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いじめ問題 石原都知事また暴言

2006年11月11日 00:07 FNNニュース
いじめ自殺を予告する手紙が文部科学省に届いた問題で、触発されたとみられる手紙が10日、さらに5通届いた。11日のいじめ自殺を予告する手紙については、手紙が投かんされた可能性が高い東京・豊島区の学校周辺などで、警備が強化されている。手紙には「私も自殺を決しんしました」、「私は死をもってイジメを理解してもらいたい」などと書かれていた。 10日、文科相あてに新たに5通の手紙が届き、文部科学省はこのうち、自殺を予告し、差出人を特定できない3通を公開した。文科省は、会見で「連絡先が書いてあれば連絡も取れるでしょうし、身近なところであれば、もっと具体的な相談ができるのではないか」と述べた。また、伊吹文明文科相は「われわれも救いの手をさしのべるけれど、本人も強く生きてもらわないと困る」と述べた。さらに、東京都の石原 慎太郎知事は「親はなんで関与してこないのかね、まず親が関与すべきじゃないでしょうかね」と苦言を呈した。新たに届いた手紙の消印は、「尼崎北」、「町田」、「成城」で、1通ははがきだった。これでいじめ直訴の手紙は、合計7通となった。最初の手紙には「11日に学校で自殺する」と記されていて、投かん場所とみられる東京・豊島区では、すでに警戒が続けられている。区内にある各警察署は学校を巡回し、各学校も1階に夜通し明かりをつけている。


>「親はなんで関与してこないのかね、まず親が関与すべきじゃないでしょうかね」
コイツには二度と教育を語らせまい。

毎日新聞 2006年11月11日
東京都の石原慎太郎知事は10日の定例会見で、いじめ自殺を予告する手紙について、文章能力から「あんなものは大人の文章だ。理路整然としていて、私は違うと思う」と述べ、大人によるいたずらの可能性が高いとの見方を示した。
また、「自分で戦ったらいい。ファイティングスピリットがなければ、一生どこへ行ってもいじめられるのではないか」と語った。


甘い。
だって子どもは社会を映す鏡。
自分達と同じ位ワルくて知恵もある。
子供に自らテレビやインターネットなどの情報とそれを吟味する時間と能力を与えながら、未だ子供ダマシが通用すると思っているおめでたいオトナ。
それにいたずらであろうと何であろうといじめの存在が否定できるわけではない。
本日は件の自殺予告手紙での予告日なわけだが、幸いにも自殺がなかった場合には「やっぱりでっちあげ」等の意見が予想される。
こういうあたかも子供の自殺をあおりそれを望むかのような発言に対しては「お前が死ね」と予防線を張っておこう。
「私は死をもってイジメを理解してもらいたい」と言う方がよっぽどオトナにみえる。

>「自分で戦ったらいい。」
いじめの仕組みが分かってなきゃ解決も絶~対に無理。
加えてこの想像力の欠如はどうしたことか。
最近の子供は人の痛みがわからないなんて言われる。
そりゃまさにこの人なわけで。
このイカれっぷりは愛国心を教えるくらいじゃどうにもならなそうです。

(余談だがこの想像力の欠如は北朝鮮問題にも表れている。北朝鮮の感じている恐怖感を想像できていればもっとマシな発言ができているはずだし、それこそ日本の安全保障へつながる鍵だ。)

ま、でも都知事がこんなこと言うと子供は死ねなくなるでしょうな。
だって「あ、都知事も自殺しろって書いとけばヨカッタ」って悔いが残るでしょうから。
もしかしてそれが狙い??
も~素直じゃないんだからッ
そうですよね
本気で言ってたら東京都民はバカを知事に選出した1200万人のバカ集団の汚名を着せられちゃうんですから。
もし子供が勘違いして「都知事も自殺しろ」ってな手紙を書いたら、勇猛果敢な知事のこと。持ち前のファイティングスピリットで自分の首をキューとやられるのでしょうな。
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教育基本法改正賛成の発言依頼

教基法改正賛成の発言依頼 青森のタウンミーティング(共同通信) - goo ニュース2006年11月1日(水)13:16
今年9月に青森県八戸市で開かれた政府主催の「教育改革タウンミーティング」で、内閣府が事前に青森県教育庁に発言者の確保を依頼し、教育基本法改正賛成の発言例を示していたことが1日、分かった。
同庁教育政策課によると、内閣府の担当者から「(タウンミーティングで)発言者がいないと困る」と発言者確保の要請を受けた。その上で発言する際の参考として文部科学省が作成した「発言例」を渡された。
それを受けて、県教育庁は県内の学校関係者を選び、発言例の中から「教育基本法改正を一つのきっかけとして、もう一度教育のあり方を見直すべきだ」などの発言をするよう依頼したが、この関係者は当日、欠席した。


こりゃひどい。

インチキ出来レースでもって「ほら。皆さん教育基本法改正には賛成ですよ。まさかあなた反対なんてしませんよね?」的なムードを作りたかったのか。

ま、こういうやり方を許せないと思うのは当然として、これに理論的に反駁するとこうなる。

一つの方向性をめざす集会で、意見が錯綜すると主催者としては主催の趣旨に反して困るということはわかる。
でもそれは個人や政党政治結社等が主催する場合の話。
このタウンミーティングは政府主催。
行政の政治的中立性の要請って言葉ご存じない?
政府主催で集会を開く場合に許される方向性というのは「有権者・国民の深い理解を促しもって公正な判断に資する」ことくらいだろう。

賛成派の意見のみ奨励したとすればそれを逸脱していることは明らか。
ま、おわってますな。

仮に反対派の意見の雛形も作っていたとしても、賛成派でも反対派でも教育のどこが問題で教育基本法のどこが問題でどこが問題でないかなどはそれぞれ論者によって異なる。
したがって政府主催の集会で主催者に許されるのは論点整理と議事進行司会くらいなわけである。(これだけだって主催者によって方向性が変わる)
それを逸脱し賛成であろうと反対であろうと意見の雛形をつくるがごときはやはり不当である。

インチキ出来レースなんかでムダ使いしてんじゃねーよ
ということ。

ホントにもう。
あれです。
この国は。
早く「北朝鮮は悪い国。日本はいい国。だって民主主義だもん。」なんていう幻想から逃れましょうや。


参考記事↓
教育基本法の賛成質問依頼か タウンミーティングで(朝日新聞) - goo ニュース2006年11月1日(水)06:04
9月に開かれた政府主催のタウンミーティングで、青森県教育委員会が内閣府の指示を受け、教育基本法改正案に賛成の立場の質問を地元の学校関係者に依頼した可能性があると、31日の衆院教育基本法特別委員会で高橋千鶴子議員(共産)が指摘した。高橋氏は、同県教委が作成したという文書を示して質問したが、事前に理事会に提出していなかったなどの理由から政府側は答弁しなかった。文書などの扱いは11月1日の理事会で協議する。
高橋氏が問題としたのは、9月2日に青森県八戸市で開かれた「教育改革タウンミーティング イン 八戸」。小坂憲次文科相(当時)らが出席した。
高橋氏は質問で二つの文書を読み上げた。いずれも青森県内の中学校校長にあてられた8月30日付と9月1日付のもので、それぞれ地元の教育事務所と教育政策課の作成という。「タウンミーティングの質問のお願い」と題した8月30日付の文書は「当日に(2)の質問をお願いします」などと書かれ、質問案として「時代に対応すべく、教育の根本となる教育基本法は見直すべきだと思います」などが挙げられていたという。
また、9月1日付の文書では「発言者を選んでいただき、誠にありがとうございます」としたうえで、内閣府から「お願いされてというのは言わないでください」などの注意がある、と書いてあったという。
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中川政調会長 糖尿病だから核攻撃

日本の核保有、中川政調会長「議論すべきと確信」
 自民党の中川政調会長は20日、静岡県浜松市で講演し、日本の核保有の是非を巡る議論は必要だとの考えを改めて表明した。
 北朝鮮の金正日総書記について、「あの国のあの指導者は、ごちそうを食べ過ぎて糖尿病だから、(日本攻撃を)考えてしまうかもしれない。(日本には)憲法、平和主義、非核三原則を含めたいくつかのルールあるが、相手はルールも何もない。『おいしいものが食べられなくなった。日本からウニやマグロが入らなくなった。頭に来た。やってしまおう』と思いかねない人だ」と発言した。
 そのうえで、「そういうことが起こらないようにするために、制裁もいいけども、(核保有の)議論をすべきだと確信している」と訴えた。(2006年10月20日21時56分 読売新聞)

自分だって「北朝鮮が核実験。頭にきた。やってしまおう。」って同じじゃんか
あ、今回は日本核武装論がアホ丸出しであるということをリピートしたいんじゃなかった…

この人は
「糖尿病『だから』考えてしまうかもしれない。」
すなわち
金正日=糖尿病
糖尿病の方=怒りっぽいor短絡的
ゆえに「やってしまうかもしれない」
といってるわけで
なんというか…
あれですか?やっぱり
自民党の政調会(公約した政策や立法の立案する部会)長
だから「やってしまった」のでしょうか
それとも
あの中川昭一
だから「やってしまった」のかな?

ま、誤解を恐れずに言えばこういうトンデモ発言は「喜ぶ」べきことなのかも知れませんが、実際ひきあいに出され「日本の敵」と同列に扱われた糖尿病の方の気持ちを考えるとねぇ

一応…
これが個人の社会的評価や心情・幸福を無視して国家や全体の利益を追求するタカ派の本質だ。
ついうっかり口を滑らせただけと言うかも知れないが、仮にうっかりであっても、そもそもこういう言葉がでると言うこと自体、普段から国民ひとりひとりの幸せを第一に考えているのではないということの証左であり国会議員の資格がない。
…とお決まりの批判は考えつくのだが、いまいちのらない
私も糖尿病の方の気持ちを利用しているような気がしてくる

ところでなんで読売は「糖尿病」はスルーなんでしょ
御用新聞だけに自民党政調会長の発言「だから」ってことなんでしょうか
また発言の一部を取り出して批判するのは適切ではないとか言うの?

ちなみに

「糖尿病だから」核攻撃も 中川政調会長
共同通信2006年10月20日(金)23:41
 自民党の中川昭一政調会長は20日夜、静岡県浜松市内で講演し、北朝鮮による日本への核攻撃の可能性に関し「普通はやらないが、あの国の指導者はごちそうを食べ過ぎて糖尿病ですから考えてしまうかもしれない。広島、長崎に続く第3のどこか(が被爆地)とならないようにしなければならない」と述べた。
これに対し民主党幹部は「与党の政策責任者として不適格」と指摘、糖尿病患者団体も「糖尿病を“ぜいたく病”“金持ち病”というのは偏っている」と批判している。
中川氏は日本の核保有に関しても論議の必要性をあらためて主張。安倍晋三首相は論議の是非について幕引きに努めてきたが、麻生太郎外相も議論を容認する考えを示すなど政府、与党内で足並みの乱れが続いており、首相の統率力も問われそうだ。

なるほど
安倍内閣「だから」
というわけですか



…って結局言っちゃったよ
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