2006年の事です。
私は「歌謡物語山内一豊と妻千代」という曲を歌っておりまして、当時NHKの大河ドラマであった「功名が辻」の舞台である高知県にて開催されていた「高知二十四万石博」で毎週末歌わせて頂いておりました。
真夏から秋にかけての野外舞台で15分近い長編を歌うことはなかなかハードでありました。でも、毎週末お客様がいらして下さり貴重な時間だったなぁと今でも思い出します。
こんな感じ。(髪長かったね)
こんな感じです。
さて、この時毎週通ってくれていたカップルがいました。
ここではTちゃんとします😊
彼女は近隣の施設にいる女の子で、いつもいつも舞台を見に来てくれて彼と一緒にお話しをしてくれていました。
最後にここで歌った日は、涙がでるようなお別れをしたのです。
時々「Tちゃん・・どうしてるかなぁ」と思っては、明るい笑顔が脳裏をよぎる日々でした。
あれから16年。
突然お手紙が届いたのです。
Tちゃんの文字。一目でわかりました。
そして、懐かしい笑顔と歌を聞いてくれているときの恐ろしくも真剣なまなざし、舞台を降りて話をするときの少し高い声。
一気によみがえってきたのです。
私はこの事を今日のblogにしようと思って、普段は使わないハードディスクから写真を探しました。
この頃はいろいろあって、辛い事も多かった時代だけど、
今につながってる事を感じて、温かい気持ちが湧いてきました。
また再会できたら、
あの時と同じようにきっときっと。
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面白い写真があったので一つ。
26歳の私は無理だったこと。
高知でも白蛇館がありまして連れていってもらったけれど、失礼しちゃうほど硬直してます。怖い・・・。
爬虫類はもとより、虫さんすべて恐ろしかったころ。
そして、2020年。
白蛇さんと戯れを楽しめるほど平気になった私。
大人になりましたわ。
どうだこの笑顔。
16年前の瑠美ちゃん、
あなたは、
蛇さんと仲良くなれるくらいは
たくましくなるのだよ。