乳がんって、言われた

告知されて、治療も、何もかもがどうなるか分からない時期に、
苦しくて怖くて、誰かに聞いて欲しくて、始めたブログです。

癌保険

2015-06-26 23:13:22 | 日記

自分が、乳癌の宣告を受けたとき癌保険に入っていませんでした。普通の医療保険にははいっていたのですけども。父方が癌体質なので、いずれは特約をつけるとか、別口ではいるとか考えなきゃとおもいつつ。。。

医療保険から、お金が降りたので、手術とか、入院費の補助は受けられましたが、外来での抗がん剤治療に関しては、健康保険3割負担。。。仕事を続けていられてので、何とかやれていましたが、子どもの学費などもあるしどうなるかが怖くて、また、免疫療法とかそういうお高そうな治療に関しては、検討の対象外だなと思っていました。

癌経験者のための保険。高いんですよね。でも、今回申し込みました。再発だけじゃなくって、他の癌になる可能性があるから。


主治医の転勤

2015-06-26 22:46:51 | 手術後

主治医の転勤は、開業している先生にお世話になっているのでは無い限り、誰しも直面する問題。

手術を受けて三年目。主治医が転勤することになりました。通院にかかる時間が片道15分ほど増えること。外来の曜日がこれまでとは変わるので、仕事のスケジュール調節が必要になる以外は、問題はないと思ったのでついて行くことにして、外来を初診してきました。

片道15分の距離。往復で30分。職場からも、自宅からも、通院の時間が増えます。通えないような遠いところへ転勤になったわけではないのだから、幸運とも思います。

マイナスなことが起きた場合のこと。ついつい、いろいろ考えてしまいますが。。。どんな場合でも、安心できる選択ってないからしょうがない。


健康診断

2015-04-26 17:31:34 | ぼやき

同じ職場で、乳がんが私よりも半年前に見つかって、抗がん剤、手術、ホルモン療法をしている人がいる。最近、休みを取ることが多いなと思っていたら、再発したらしいと言う噂が流れてきた。はっきりしたことではないのに、そんな噂 聞きたくなかった。

そんな影響もあって。2週間前に、職場の健康診断の結果がまたぞろ怖くなっている。

何か異常があれば、早めに個人宛に書類がくるので。。。もしかしたら、明日行ったら個人のポストに書類が入っているのではないかと緊張。

 

手術後3年と3ヶ月

2015-04-22 16:18:42 | 初期治療後の体調

11月にブログを書いてから6ヶ月がたってしまった。ご心配いただいてすみません。無事に過ごしています。

自分は再発が不安になると、何かというと、元気にすごしている乳癌患者さんのブログを探すのに、自分自身の様子を報告しないとだめですね。

術後3年目の検査 本来は今年の1月に受ける予定だったけれど、諸事情あって前倒しにして去年の11月に受け、結果 再発の兆候は認められなかったです。

諸事情というのは、子どもの大学受験で、今年大学に無事入学させていただいた。東京を離れて、地方の大学に行ったので、引っ越しやら何やらあって、やっと、落ち着いたところです。ゴールデンウィークには帰ってくるので、楽しみ。

そして、今の調子。

手先のしびれ 足先のしびれは感じるけれども、日常生活に差し障りはない程度。髪の毛は微妙にくせが残ってしまいました。前髪は、ちゃんとは伸びないです。事情をしっている美容師さんに工夫して切ってもらっています。まつげと眉毛は生えそろいました。腕のつぶれた血管は戻ってきません採血の度に苦労します。私も、検査技師さんも。

手術した胸は、時々浮腫んだり、痛みが来たり。痛みが来るというのは、神経が回復しているのかしらと思います。右腕は、やはり軽いものでももって運べば、ぴりぴりした違和感が出てきます。つまんだ感じは、やや右の方がぶよぶよした感じ。手術後、手術側を下にして寝ると浮腫んでくる感じがあって、一生右を向いて横になれいかと思ったけど、それはいつの間にか短時間なら出来るようになりました。うつぶせに寝転んで本を読むことも、こちらも短時間なら出来るように。

治療は、ノルバデックスを続けています。低代謝型だったので、現在は一日40mgの最高量を飲んでいます。今のところ、これがノルバデックスのせいと感じるような、はっきりした副作用の自覚はありません。

気持ちは、よくわからない。。。安定していると言ってもいいと思います。落ち込んでもいないし、やる気が無い訳じゃないし。テレビを見たり、人と話して笑ったりしている。結局、癌のことは頭を離れないけど。。。離れないというのは、些細な体調の変化にどきどきしやすいって感じです。仕事や家事に集中していて、ふと何かで痛みが出たり、それから、仕事上、数年先の予定を考えたときに、きゅっと息がつまるような感覚がよぎります。その頃は、どうなっているのだろうと思ってしまう。

何事も、起こってくることに、対処するしかないのだけれども。


11月

2014-11-04 18:35:00 | 独り言

今まで50年以上も生きてきたのだから、各季節にいろいろな思い出がある。季節が巡ってくると、楽しかった思い出とか、嫌な思い出とかそのときの気候で思い出されて気持ちが揺れる。

10月は乳がんを発見した月で、11月は手術出来るんだろうかと思いながらいろいろな検査をしていた時期。この季節はその後、2年続けて身体の調子が悪くなって、ばたばたした。術後1年目の冬には、放射線療法の放射線が肝臓に当たって炎症が起こっていて、突然の痛みに七転八倒した。2年目もお腹が痛くなって、大腸の検査までした。

どうしても、そのときの事が頭をよぎるし、今月に入れている3年目の検査の事を考えると気分が暗い。とはいうものの、去年の今頃と比べると違う。どう表現していいのかわからないけれども、あの頃は崖っぷちにたって下を覗いているような不安感がいつもつきまとっていた。癌なんだ、肺マック病なんだと四六時中考えていた。今も四六時中考えているけれども、「それでも、50年もいきてきたのだから」「3年前に乳がんとわかったときにはすぐに死ぬかなと思ったけれども 何とか今まで生き延びて来れた」とそういうことに感謝する気持ちにもなれている。